本谷川水系 三角沢
神奈川県
kamog
その他2人 - GPS
- 06:00
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 838m
- 下り
- 827m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
21:30横浜駅東口集合＝（車）＝23:00宮ケ瀬湖／虹の大橋手前駐車スペース
4/29（金）
5:30起床6:15発＝（車）＝6:40塩水橋／本谷川林道入口路駐6:50−7:50本谷林道終点
（遡行準備）8:00−8:10三角沢出合−9:30５段４０ｍ滝−10:50終了（1040ｍ地点）
11:00左岸（右側）三角尾根に向かい登り始め−三角尾根−11:50本谷林道／キュウハ
沢出合12:30−13:20塩水橋＝秦野市／湯花楽（入浴）
| 天候 | 晴れ（日中暑い！） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2005年04月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況／ 危険箇所等 |
遡行グレード：２級 |
写真
拍手
感想
外部からは沢ＭＬを立ち上げるとは勇気があるなぁという風評を得つつも
このＭＬでの記念すべき第１回目遡行は、東丹沢の三角沢という、どちらかと
いえばややマイナーな沢に決まった。
SYさんは県連リーダー学校で同行する機会が多いのだが
TさんはこのＭＬで初めて同行するメンバーなので
前週、秋葉原の喫茶店で相互の山歴などを確認しあう。
沢登り専門山岳会「Ｗの仲間」のベテランに沢登りの師事を仰いだとのこと。
性格もおおらかで信頼できそうな方で今回の同行となった。
仕事が終わらず、ふさっちは風邪気味ということで
カモ、徒登高会、アルパインクラブ横浜各１名となる。
前夜、宮ケ瀬湖の虹の大橋手前右側の小さな無料の駐車スペースに車を停め
女性用ツエルトを張る。
僕以外女性二人はささやかながらビールで乾杯。
それぞれ所属する会の山行管理などの違い、文化の違いなどを披露した。
徒登高会の山行管理者は「地形図の読み方」で著名な平塚晶人さん。
登山計画は付１回の例会に出さなくてはいけないとなかなか厳しい。
今回の山行はレアケースらしい。
翌朝快晴の中、狭い県道を塩水橋まで移動し、本谷川林道をキュウハ沢出合に向かい
歩く。Tさんは足取りもなかなか速くよいペースだ。１時間もしないうちに林道終点
に着き遡行準備を開始。まずは本谷川本流（オバケ沢）のゴーロ帯をジャブジャブ。
今回僕の渓流シューズは、つい先日池袋の秀山荘で新発売された「忍者」。
フェルト底ではなく、5.10社のビブラム底だ。テストを兼ねて使ったみたが、
濡れた岩の歩きや登りもフェルトと変わらず、滝の細かいスタンスにも使えて
十分使える。おまけにフェルトほど摩耗が激しくなさそうだ。
三角沢の出合は林道終点から１０分少しで顕著なガレ沢が右手（左岸）より入る。
出合こそ伏流しているが途中から細いながら水流も出てくる。
前半は５〜８ｍ級の滝が６つほど出てくる。
一部少し水流を跨いでシャワーになったり、細かい滝登りや脆い高巻きがあったり
慣れていない人にはロープを出したい滝ばかりで、なかなか（僕には）おもろい。
大きな二俣を正面よりやや右に進路を取ると、涸れた滝群が続く。
これはもう５段４０ｍ滝らしいが判然としない。
そしてすぐ「おお、これか？」と思わせる１５ｍくらいの涸滝が現れた。
Tさんがロープを引っ張り先陣を切る。登攀グレードは�卦蕁福棔砲�らいか。
Tさんは気づかなかったようだが、途中ハーケンが３カ所あった。
最後の落ち口は少し出っ張った岩を右から越せば楽。
続いて同じようなサイズの涸滝。
kamogがそのままツルベで取り付く。
見た目�卦蕕�らいかと思いきや、どうしてなかなか。
脆そうなホールドの連続は緊張してしまうがオモロイ！
しっかりしたスタンスで結局２カ所ハーケンを打ち、精神的な支点とした。
後半１個だけ残置ハーケン（カラビナは入りにくい）があり、
最後はやや右側のブッシュ沿いに登り、左手落ち口に向かいトラバース。
ここは�元蕕箸靴討�きたい。
この滝を越ししばらくガレを汗かきかき登る。
正面にガレ場が現れた標高１０４０ｍあたりで下山路を探ってみた。
ガイド本やｗｅｂの記録だとどれもこれも左手の尾根を登り
1331ｍ三角ノ頭を通過して丹沢山まで登り、天王寺尾根を降りてくるのだが、
右手の三角尾根（寿尾根）と呼ばれる尾根を使えば、
キュウハ沢出合で林道に戻れそう。
ということで、下りは読図下山とした。
三角沢1040ｍ地点から右側の三角尾根に向かい
やや脆い斜面を木がかりで約５０ｍも登ると
何やら明らかに人の手による踏み跡とピンクのコースサインがある。
完全に尾根に上がりきらない斜面にしっかりした作業路がある。
これを忠実に下ると、１時間もかからないでドンピシャと
キュウハ沢出合の林道に戻ってこられた。
随分ショートカットできたことがうれしい。
今回の遡行は３人という沢登りにとっては理想的な人数ということ、
登るスピードがあったメンバーであったことで
予定よりかなり早く遡行することができた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
大棚沢の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する