八尺山―汗馬山―亀沢山


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,127m
- 下り
- 837m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
読んでいただくように、それなりの地図読みが必要なコースです。安全に登るには、ほかの方の記録をお探しください。 |
写真
感想
亀沢山付近は下條村にちなんで下條山脈というらしい。中央自動車道を北から飯田を過ぎると、正面方向の右には大川入山、左には今回歩いた下條山脈がなだらかな山容を見せているようだ。
旧浪合村中心街から和知野川沿いの道をおりていき、鍋割集落の小屋脇にママチャリをおろす。道は阿南町に入り、山合いの集落を通り抜けたところに車を置くことにした。今日は大寝坊したので9:44出発だ。出発点脇の農家にお年寄りがいるので声をかける。傾斜地の田んぼや墓地から尾根をたどっていく。アカマツ林で里山らしく道が続いているし、最近の国土調査の杭やピンクリボンが続いている。暖かい穏やかな日で、左後方には丸山―蛇峠山が大きく、やがてその右に大川入山も見えてくる。八尺山近くになると、右の樹間に南アルプス聖岳以南が見えるが、写真を撮れるような見え方にならない。頂上直下で林道に出る。そうそう、この八尺山のいくつかの記録は林道を利用していて数分で頂上に着いていたな。簡単な山を難しく登るというのが私の得意技である。やがて頂上。「はっちゃくやま」と読みます。11:35着、1.5時間のつもりだったが、21分オーバー。
ここから汗馬山までが長い。それと稜線がどうつながっているか地図上で追うのが難しいくらい小尾根があったり、やや複雑地形となっている。そこへまんまと引っ掛かってしまった。どこにいるか確信がもてないということは、どちらに行ったら良いかわからない。あれこれ動いてみれば何とかわかるのだが。・・・・GPSを持ってこんな思いをしたくないのか、あくまでも地図読みで意地をはるか、私はどうしても後者らしい。しばらく進んで地形図にもある林道を横切る所で、現在地が確認できた。ここからは、なぜかとても良い道が続いている。道標類は無く、どこまでこんな良い道が続くかわからないが、これを進む。やや笹がでたり、雪のトラバースがあったり、とうとう南アルプス方面が姿をあらわしたり、小さな上り下りを繰り返して汗馬山に到着。八尺山からは2.5時間のつもりが、3分だけ早かった。眺めがあるわけではなく2度目の休憩を少々とって前進する。
雪が続くことが多くなったが、幸いにも問題になる量ではない。亀沢山の分岐(前亀沢山)は北面が切り開かれていて南アルプス・中央アルプス・そして伊那谷の大展望だ。亀沢山への道は、笹が顔にあたりまくる。いわゆる登山道のみを歩く人からは大ブーイングがでそうだ。最後に融け残った氷が滑るのに注意が必要で、雪がある方が歩き良い。頂上には三角点とSK氏の赤テープがあり。帰ってから人の記録を見ると南信の山々で良く見る色鮮やかな標識があるようだが気づかなかった。
あとは下るだけだ。当初は北へ極楽峠を過ぎてから南西尾根を下る計画だったが、出発が遅かったので、極楽峠手前の南西尾根を選んだ。それなりに大きな尾根なので踏み跡があるとふんでいたのだが、いやいや入り口から結構な笹ヤブだ。この辺はあまりシカも住んでいないようだな。2mの笹だけど密度はやや低いようだ。本気モードで約20分、造林地にでて激ヤブが終了。笹が突如無くなったり、また出たりしたが、だんだん里山らしくなってくる。16:08広大な伐採跡=ヒノキの造林地に出る。残り高度差300mで里への見通しも良い。踏み跡や目印に導かれて下山し、自転車で40分かけて出発地に戻った。
春らしい里山歩きだったが、道迷い・笹ヤブが適度にあったのが楽しかった。下條村経由で天竜峡インターへ、家まで1.5時間弱と意外と近いので、またこの辺にも来ようと思う。下條山脈がどこからどこまでをいうのかわからないが、飯田方面から見た姿では、松沢山〜今回の亀沢山までをつながなくてはいけないだろうなと思う。
コメント
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お疲れさまでした!
うーん・・・(^_^;)すごいです
参考にしたくてもできません
亀沢山(私は亀ちゃん♪と呼んでます)へは二度登りましたが
yama-takeさんのは、登り・下り共に通常(?)登山コースの真逆ですもん
八尺山の登り、写真7のような森大好きです。いい雑木林ですね
簡単な山を難しく・・・同感です。
でも、あの辺り、僕も以前地形図と睨めっこしたけど、
簡単じゃないかも・・・
JPS・・やっぱり山には持ち込みたくないですね!
山は迷って何ぼ・・
動物的感性を忘れたくないです。
kokuzooさんにとっては、全然すごくないですよ。あのマイナーな山を亀ちゃんと呼んでしまう人の方が凄い。私⇔普通の人、が真逆とすると、kokuzooさんは私の方に近いでしょ。(かなり近い)
letsさんも失礼ながら、かなり近い方ですね。
地図を見ていて、登山道とか林道を無視して地形を読むとか、むしろそれらを避けてコースを考えるとか・・・・・
ヤブの中の目印を見てホッとしているようでは、私もまだ甘いなぁ。
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