ヤビツ峠〜塔ノ岳〜大倉（初めての三点確保実践編）
神奈川県
Nicolas
- GPS
- 08:05
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,055m
- 下り
- 1,529m
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二ノ塔9：35〜三ノ塔〜烏尾山10：39〜行者岳11：06〜
新大日12：28〜塔ノ岳13：37〜大倉16：40
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
大倉〜（バス）〜渋沢駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
積雪： 雪はすっかり消えていました。雪の上を歩いたのは10〜20mほど アイゼンは使用しませんでした。 危険箇所： 表尾根を歩くこのコースは、痩せ尾根を歩くようなところ がかなりでてきます。高所恐怖症の方にはあまりお勧めしません。 鎖場： 本格的な鎖場が三箇所あります。 一つ目、二つ目に通る鎖場は体を進行方向に向けた状態で 慎重に降りることは可能でしたが 三つ目の鎖場は5〜6mほどではありますが、 かなりの斜度で足場も少ないので三点確保で足場を探しながら 下りて行くところです。 三点確保による岩登り（実際には下り）の基礎ができないと 大変に危険な個所です。 |
写真
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塔ノ岳直下でとうとう足が吊る。あと20〜30mの登り何だけど、足を上げると吊るを繰り返しながら頂上へ。いや〜これが私の限界か体重減らさないとね。（うそ）
ちなみに目標は13：00でした
山頂直下では今日は尊仏山荘に泊まっちゃえ〜なんて思ってましたが、足が吊っただけで体力はまだあるのでノンビリ下山することに。大倉尾根は山小屋が途中にたくさんあるしね。オヤツは別腹のように、下りは使う筋肉が違うのよね。
感想
今回はヤビツ峠から塔ノ岳につながる表尾根を歩いてきました。
塔ノ岳へは今まで4回登っていますが、いずれも大倉尾根のみ。
スタートであるヤビツ峠はすでに標高761mもあるので、
もしかしたら塔ノ岳まで大倉尾根よりももしかしたら
楽に行けるのでは？なんて考えていました。
子供たちはお友達と上野の科学博物館に行くとのことなので、
父ひとりで出動です。
ヤビツ峠から二ノ塔、三ノ塔までは危険箇所もなく道も歩きやすい
登山道ですが、烏尾山、行者ヶ岳、新大日の区間は表尾根の本領発揮。
いや正直ここまで細い尾根歩きだとは思っていませんでした。
塔ノ岳の金冷し周辺にでてくるような細〜い尾根を歩くところが
結構でてきます。
まあ慣れた方、高いところが気にならない方は
【お〜すげ〜気持ちい〜】となるのでしょうが、
高度感のあるところは正直苦手は私としては
橋を渡るにしても痩せ尾根を歩くにしても
�‖�元だけ見る、周りは見ない。
��怖いもの見たさでも谷を見ない。とにかく足元だけ見て慎重に進む
のでありました。いや〜怖かった。
あと地図上に危険箇所（鎖場）のマークが二箇所あったのですが、
いや〜舐めてました。ほんとにこりゃ危険だ。
いままで鎖場といっても【なんだ 鎖場とはこんなもんか！】と
ストックは持った状態で、体は進行方向を向いたまま進めましたが、
危険箇所二箇所のうちの一箇所は”本気（マジ）鎖場”でした。
●岩登りの一番基本的な技術で、右手・左手、右足・左足と
必ず一点ずつを動かして登り下りする。
●岩場に対して身体を離し、つま先で立つ。
そうです三点確保の実践編が突然にして訪れたのでした。
いままでの登山ではせいぜい1〜1.5mくらいの岩場を登る
くらいで三点確保実践はあまりなかったのですが、本番は突然やってきた。
とにかく慎重に、落ちないように、滑らないように慎重に降りてきました。
当日は後ろに2名（下り）、前方に3名ほど待ちでしたので
渋滞もなく、後ろからせっつかれる事もなく時間をかけて下りてきました。
時期によっては1時間以上の大渋滞にもなるとの記事を見つけましたが、
解るような気がします。
新大日までくると危険箇所も無くなり、尾根道の風景を楽しみながら
歩く事ができました。
さて表尾根のルートですが、
当初の【ヤビツ峠から登れば塔ノ岳楽ちん計画】は逆でした。
大倉尾根登った方が断然楽です。
細かい計算はしていませんが、いくらヤビツ峠の標高が高くとも
登って降りてが何回もあり体力を消耗します。
正直最後の塔ノ岳山頂直下はきつかった。
両足の筋肉つりました。
あと大倉尾根と異なり登山道の幅も狭く危険箇所も多いので
距離は短くとも時間はかかります。
あらためて大倉尾根は安全で歩きやすい登山道なんだな〜と
認識した歩きとなりました。
塔ノ岳直下では両足吊って満身創痍でしたが、体重がヘビー級な
私にとって登りと比べれば下りはかなり楽なので、下りはいつもと
おんなじ時間をかけて大倉まで無事に帰ってこれました。
表尾根コースはかなりメジャーな登山ルートですが、
私の中では中級者向けのルートだと感じました。
間違ってもうちの子供たちは連れてこれないルートですね。
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さてさて余談ではありますが、鎖場の登り方、降り方など
知識としては、（わたしは形から入る人間なのでこの手のウンチクは好き。）
�ヾ躙渦媾蠅楼貎佑鼎陳眠�
�∈燭鵬拿鼎鬚�けすぎない。
あくまで鎖は予備で…
と記憶にあったのですが最初の鎖場を下りた時に、
後ろから歩いてきた方が初心者で知識も無い（しかも単独）方
だったようで、
こちらが鎖こそつかまずにですが、慎重に降りていた所
続いて降りてくるんです。�．�イオイ！すこしは待てよ。
しかもその降り方というのが両手で鎖を持って全体重を鎖に掛けて
レスキュー隊員のように下りてくるではありませんか�▲�イオイ！
こいつが落ちてきたら巻きぞえ間違いない状態です。
いや〜これもある意味怖かった。
私もなんせ初級者なもので気も小さいですから、
文句の一つも言えませんでしたが、あれは絶対違うと思う。
鎖場（下り）でこいつの前にいるのは危険だ。と思い
さっさと抜いてもらって次の鎖場では先行してもらったのですが、
あまり周りも見ていないようで、ちょっと迂回すれば難なくクリア
できるところを、やっぱり鎖を両手で持ちながら今度は
ズリズリと尻をつけて鎖場をズリズリと降りていきました。
降りるというか、ズリ落ちる？
やっぱ先行してもらって正解でした。
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