岩岳・下十枚山・十枚山（真先峠駐車場よりピストン）

2020年12月06日(日) [日帰り]

• GPS: 06:10
• 距離: 10.8km
• 登り: 990m
• 下り: 972m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:16
• 休憩: 0:54
• 合計: 6:10

7:05 スタート地点
7:48 7:50 地蔵峠 安倍奥東山稜
7:56 7:56 旧地蔵峠
8:36 8:37 岩岳（南峰）
8:53 8:54 岩岳
9:18 9:26 下十枚山
9:47 9:52 十枚峠
10:15 10:44 十枚山
11:05 11:07 十枚峠
11:33 11:34 下十枚山
11:57 11:57 岩岳
12:08 12:08 岩岳（南峰）
12:36 12:36 旧地蔵峠
12:41 12:46 地蔵峠 安倍奥東山稜
13:15 ゴール地点

天候

曇ときどき晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

真先峠駐車場に停めさせてもらいました（無料・10台ぐらい？）

コース状況／危険箇所等

整備された歩きやすい登山道です。岩岳と下十枚山の間に1ヶ所岩場のギャップがありますが、岩や木の根をつかんで慎重に通過すれば特に難しくないです。

その他周辺情報

オクシズは安くていい温泉が多いんですが、新型コロナウイルスの感染が増えてきてしまったので今回は自粛。極力人との接触を避けました。

写真

12/6 7:04

7:00、真先峠（正木峠）の駐車場に到着。先着は3台でうちは4台目でした。満車じゃなくてよかった。

12/6 7:06

登山口は駐車スペースからすぐ。お地蔵様に登山の安全と新型コロナウイルスの収束を祈願。

12/6 7:44

2年前に青笹山へ登ったときの下山時にも通りましたが、この道すごく歩きやすいです。

12/6 7:48

登山口から40分ほどで地蔵峠に到着。ここからは安倍東山稜の尾根歩き。

12/6 7:54

馬酔木（あせび）のつぼみを発見。

12/6 8:07

日陰の地面に霜や霜柱が。でもここだけでしたし、そんなに滑る感じでもなく普通に歩けました。

12/6 8:38

8:38、岩岳山頂を通過。気付かずに通りすぎてしまいそうなぐらい頂上感のない山頂です（笑）。

12/6 8:43

木の間からチラチラ見えていた富士山ですが、ようやく綺麗に拝める絶景ポイントを発見！

12/6 9:02

奥には次のピークの下十枚山。十枚山よりも標高が高い、今回の大ボスです。

12/6 9:03

1ヶ所だけ岩場の下降ポイントがあります。ロープがいまいち信用できなかったので、木の根や岩を掴みながら後ろ向きになって下りました。

12/6 9:06

さっきよりも富士山が枝に隠れないポイント！でもちょっとガスってきちゃいましたね。

12/6 9:12

ちょうどあった三角の岩とさっき登った岩岳のツーショット。

12/6 9:18

9:18、下十枚山の山頂に到着。二等三角点「下十枚」はやけに立派な囲いに守られてましたが誰が作ったんでしょう？（十年前の記録には囲いがありませんでした）

12/6 9:29

下十枚山から北にちょっと下ったところに南アルプスと深南部の展望ポイントがありました。今回のルートで一番の眺望スポット！

12/6 9:32

右奥から北岳・間ノ岳・農鳥岳、そして今年8月に登った笹山（黒河内岳）！悪沢岳・赤石岳・聖岳…。

12/6 9:32

左奥には3週間前に登った大無限山！池口岳・光岳・イザルガ岳・仁田岳・茶臼岳…。

12/6 9:35

霜がついた落ち葉や苔って綺麗ですね。

12/6 9:44

結構下ってきましたが、だんだん緩やかに。

12/6 9:47

十枚峠。標識多すぎ…。お団子風標識は今年の8月に設置と書かれてましたが、追加で設置する必要あるんですかね？

12/6 9:48

中の段登山口へ下る十枚沢コースの入口は通行止めでロープが張られています。

12/6 9:56

いざ、ラスボスの十枚山へ。

12/6 10:06

十枚峠を越えたら登るだけかと思ったら下ったり上ったり。

12/6 10:14

山頂直前はちょっとだけ急登。

12/6 10:17

10:17、十枚山山頂に到着！静岡の百山72座目です。

12/6 10:17

南東を振り返るとさっき登った下十枚山。左奥には駿河湾や伊豆半島がうっすらと見えます！

12/6 10:18

十枚山は山梨百名山にも選ばれてました。こちらは24座目（今のところ完登は目指してはいません）。

12/6 10:24

5名ほどの先着のハイカーさんたちが食事の準備をしていました。

12/6 10:25

今回の昼食はカレーメシをアイラップに移し替えて、コッヘルを汚さないで食べる実験です。お湯は山専ボトルで持参。

12/6 10:32

結果は…食べれたけれどちょっとイマイチ。いくらかき混ぜてもルーが溶けきらずダマができてしまいました。自宅で実験したときよりもお湯の温度が低いことと、蓋を忘れたのでアイラップをしばっただけで湯煎したのが原因かも。うまくいけば高カロリーな縦走メニューになるので研究を重ねます…。

12/6 10:45

こっちへ行けば大光山（おおぴっかりやま）・奥大光山（おくおおぴっかりやま）・大笹の頭・ワサビ沢の頭・バラの段を経て安倍峠へ行けます。いつかこちらも歩きたい。

12/6 10:46

今日は来た道を帰ります。10:46、下山開始。

12/6 11:01

またあの大ボスに登らないと…。

12/6 11:13

霜がついた落ち葉や苔って綺麗ですね（2回目）。

12/6 11:31

11:31、下十枚山を通過。思ってたほどキツくなかった。

12/6 11:33

富士山の上にかっこいい雲が。

12/6 11:39

行きにも写真を撮った三角岩ポイント。岩岳の左奥にある盛り上がったピークは今年3月に登った高ドッキョウ。

12/6 11:46

ロープがかかった岩場まで戻ってきました。下りより上りの方が簡単ですね。

12/6 12:05

不思議なポーズの木がありました。どうやったらこんなに自由に育つの？

12/6 12:07

12:07、岩岳を通過。

12/6 12:42

12:42、地蔵峠まで戻ってきました。山梨側の下山道入口には立派な御堂とお地蔵様。

12/6 12:45

朝は気付きませんでしたが、昔の標識もありました。

12/6 13:01

歩きやすい道をサクサク下ります。

12/6 13:13

13:13、駐車場まで帰ってきました。そんなにキツくないし、危険箇所もほとんどないし、途中の眺望は最高だし…。さすが人気のルートですね。楽しめました！

撮影機器：

LUMIX DMC-GX8 ボディ パナソニック

iPhone 11 Pro 256GB au Apple

装備

個人装備

フリース 半袖シャツ 長袖シャツ ドライレイヤー（ミレー） ロングパンツ タイツ 靴下 グローブ レインウェア 帽子 トレランシューズ ザック 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ チェーンスパイク

感想

きたになおき

週末の気温が思っていたほど冷え込まなかったので、雪が降らないうちに行ってしまおうということで、安倍川の東側を南北に連なる安倍東山稜の中でも人気の十枚山（じゅうまいさん）に登ってきました。
ネットで十枚山に登った人の記録をいくつか見ると、距離もコースタイムも最短の中の段登山口（直登コース）からではなく、歩行距離がほぼ倍もある真先峠登山口から歩いている人が意外と多い…。なぜだろう？と地図を見ながら考えましたが、なるほど登山口の標高がかなり違います（中の段の駐車場は標高613m、真先峠の駐車場は標高1,143m）。全体的に緩やかで歩きやすいコースだから、距離があっても人気があるんですね。双耳峰の十枚山のもう1つの山頂「下十枚山」も通過できるのも魅力的。というわけで今回は真先峠からのピストンをチョイス！
下十枚山の南側には富士山の絶景、南側には南アルプスや深南部のビュースポット…今回一番の眺望ポイントは山頂ではなくルートの途中にあったので、今回のルート選択は大正解でした（十枚山山頂も昔は南アルプスが良く見えたそうなんですが、今はダケカンバが成長してしまい見えなくなってしまいました）。
「急がば回れ」を実体験できる、貴重な山行となりました。