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記録ID: 278362
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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

阿弥陀岳 北稜  春の陽射し 

2013年03月17日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.3km
登り
1,476m
下り
616m

コースタイム

美濃戸口5:40 - 美濃戸6:30 - 8:30行者小屋9:00 - 9:40第1岩峰取付き
第2岩峰取付き10:00 - 10:30 阿弥陀岳山頂10:50 - 11:20中岳 - 11:50 文三郎分岐
12:30行者小屋13:00 - 15:15美濃戸口  
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口駐車場 2段目
午前1:30 1段目満車 2段目8割 3段目2割 程度でした
コース状況/
危険箇所等
美濃戸口−美濃戸 朝も帰りも 軽アイゼンが程よい
         チェーンスパイク付けた人が歩き易そうでした。
         朝  日向部分 地面凍結 日陰部分 凍結した轍
         午後 日向部分 泥混じり 日陰部分 一部凍結 轍が川状態

美濃戸−行者小屋 南沢 下部の沢筋、森の中 凍結 アイゼン必要
            上部 締まった雪 アイゼンなくても

行者小屋−北稜  複数トレース有り、一番左は 中岳沢からの下山のもの
 
第1岩峰付近    締まって前爪で立てる部分とザクザクで崩れる部分が混じる

第2岩峰付近   ほぼザクザクでした

阿弥陀岳下り   ザクザクの一歩手前

中岳のコル−文三郎分岐 地面露出多い、雪は締まり良い

文三郎分岐から下  階段はまだ隠れています                   
雪がずいぶん減り、横岳も白い部分が少ない。
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雪がずいぶん減り、横岳も白い部分が少ない。
行者小屋前から 樹の雪は落ちてます。
阿弥陀岳 中岳は雪をまとっています。
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行者小屋前から 樹の雪は落ちてます。
阿弥陀岳 中岳は雪をまとっています。
行者小屋前から 赤岳
行者小屋前から 赤岳
行者小屋前から 横岳
行者小屋前から 横岳
北稜への枝尾根のトレースをたどります。
北稜への枝尾根のトレースをたどります。
樹林帯を抜け潅木部分。地味にきつい部分です。
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樹林帯を抜け潅木部分。地味にきつい部分です。
中岳沢 今日は下山に多くの人が行ってました。
これからは、やはり雪崩要注意だと思います。
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中岳沢 今日は下山に多くの人が行ってました。
これからは、やはり雪崩要注意だと思います。
小雪庇を越え北稜
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小雪庇を越え北稜
第1岩峰へここは雪が締まってました。
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第1岩峰へここは雪が締まってました。
先行者2名、潅木の間で休憩中。
先行者2名、潅木の間で休憩中。
先行者が抜けるのを待っている間、カメラを雪に
埋めてしまいました。
先行者が抜けるのを待っている間、カメラを雪に
埋めてしまいました。
今日は自然乾燥するくらい良い天気
しばらく、ぼかしが入った絵になります。
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今日は自然乾燥するくらい良い天気
しばらく、ぼかしが入った絵になります。
第2岩峰取付き前 沢山のパーティーで渋滞中です。時間かかりそうなので巻くことにしました。
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第2岩峰取付き前 沢山のパーティーで渋滞中です。時間かかりそうなので巻くことにしました。
横の雪壁ザクザク部分が多く、足元が時々崩れるので、締まった部分を探りながらになりました。
2本持ってきて良かった。と思えた状態でした。
横の雪壁ザクザク部分が多く、足元が時々崩れるので、締まった部分を探りながらになりました。
2本持ってきて良かった。と思えた状態でした。
2ピッチ目も待ちの組が。
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2ピッチ目も待ちの組が。
核心部抜け、先行パーティーの通過を待ってます。
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核心部抜け、先行パーティーの通過を待ってます。
雪が締まっていれば、1本でも十分行けますが。
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雪が締まっていれば、1本でも十分行けますが。
ナイフリッジは雪が無くなっているようでした。
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ナイフリッジは雪が無くなっているようでした。
赤岳方面。雪がずいぶん減りました。
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赤岳方面。雪がずいぶん減りました。
阿弥陀岳山頂。岩稜上がってくる方達の到着まで、しばし貸切でした。
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阿弥陀岳山頂。岩稜上がってくる方達の到着まで、しばし貸切でした。
本当は西穂へ行くはずでした。
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本当は西穂へ行くはずでした。
今シーズン最後の南八ヶ岳と、赤岳もと思っていました。
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今シーズン最後の南八ヶ岳と、赤岳もと思っていました。
阿弥陀岳東面のルートも一部露出してます。
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阿弥陀岳東面のルートも一部露出してます。
下りのやっかいな部分。ロープでクライムダウンされているパーティーが半分くらいの感じでした。
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下りのやっかいな部分。ロープでクライムダウンされているパーティーが半分くらいの感じでした。
中岳への綺麗な稜線
中岳への綺麗な稜線
赤岳への登り返し。この辺りできつくなりました。
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赤岳への登り返し。この辺りできつくなりました。
文三郎分岐。足にきてます。下りることに即断。
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文三郎分岐。足にきてます。下りることに即断。
すっかり春山の陽気。
今シーズンありがとうございました。次の冬もよろしく。という気分でした。
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すっかり春山の陽気。
今シーズンありがとうございました。次の冬もよろしく。という気分でした。

感想

3/16-17と西穂へ行く予定でした。3/16(土)仕事になり、動けるのは日曜日だけ。
西穂だったらテン泊して、夕か朝焼けが見たいと思っていました。
ここは、この冬の南八ヶ岳の絞めとして、阿弥陀北稜へと変更。

美濃戸口の駐車場は思ったよりも空いていました。
1月の連休、午前4時駐車場なく美濃戸口敗退→杣添尾根転進という経験から深夜到着にしています。

美濃戸口から美濃戸まで道路が凍結しています。傾斜したスケートリンクのようです。轍も深く、早朝は車高のある四駆でチェーン必須。
午後は、解けた雪が川のように流れています。日陰では一部凍結しているので、軽アイゼンくらいが程良い感じ。帰り道、素で歩いていたら、チェーンスパイク履いたご夫婦に軽くパスされました。

美濃戸から行者小屋、朝は沢筋と森の中が凍結しています。ここからアイゼン着けました。ここでアイゼン着けるのは12月以来です。ここは、厳冬期の方が歩き易いです。

阿弥陀北稜、やはり多かったです。北稜へ向かうトレース何本かありました。先行のみなさんに感謝しながら上がります。
第2岩峰前では、待ちが数組、2ピッチ目も待っています。何時空くかわからないので巻きます。一人なのですぐ変心します。
しかし、今日は横の雪壁の状態が悪くステップが崩れます。絞まった部分探り、横移動繰り返しでした。2本持ってきて良かったと思いました。

比較的軽装備のカップル、大変苦労していました。というか大変危なそうでしたので、間違って来たのかと思っていました。が、山頂で話たら、男性の方は知って来ていたようです。

風も無く、手袋はずしても冷たくなく、すっかり春の陽気の山頂でしばし一人で貸切でした。行く予定だった方向、美しい白いラインを描いています。

岩稜上がってくるパーティーも到着し賑わい始めたので赤岳へ向かいましたが、
文三郎分岐まで上がって、足がけっこうきてるのを自覚して、下りることにしました。

雪を纏った阿弥陀岳を見ていたら、次の冬もよろしくという気分になるくらいの春の日差しでした。




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コメント

恐そうですけど・・・
こんばんわ!
遊びにきてみました。
随分雪が減りましたね。

北稜、写真拝見してもやっぱり難易度高そうに見えますけどね〜。
そもそも南稜も北稜も行ったことがないので
ルートが分かるのかが心配です
稜線沿いにいけばいいのかなぁ?

レコ拝見して、行きたくなってきました。
4月にでも南稜か北稜、トライすることにしようかな
2013/3/21 1:07
おはようございます。
tamao様、ご覧くださりありがとうございます。

北陵へは、行者小屋から阿弥陀山頂方向へ行くトレースあれば間違えません。赤岳へより過ぎないように、中岳沢上がり過ぎないように、森の中へはいります。
ジャン、一人で行く力のtamaoさんなら、この日の北陵、
鼻歌交じりでしょう。 ただ、岩稜では、ロープワークの講習される事多いので、一人で行くと、嫌がられているとおもいます。巻く時は、私は2本が心休まります。

南陵、第3Pのガリーの氷壁をどうするかです。4月末までは、
アイスクライミングの要素が多くなる思います。初めは、信頼できる方とザイル組んだ方良いと感じます。
余計なお世話みたいな事ですみません。
槍、北鎌から上がる方にいう事ではないです。
2013/3/21 8:00
ありがとうございます!
詳しくてとっても参考になります!
ありがとうございます!!!!

鼻歌まじり…笑
そんなのとはぜったいないですよね…
北陵は二本ですね。らじゃです。

アイスですか〜、うーん、やったことないですね…
P3って直登も巻くことも可能な箇所のことでしたっけね?
レコを真面目に調査してみます。

北鎌は連れてってもらってますから、
自分だけでいくのとはちょっと違いますよ〜
余計なお世話なんてとんでもない!
とっってもありがたいです
2013/3/22 17:41
P3
tamao様

P3、直登は真なMIX岩壁登はんになると思います。私の範囲では巻きが普通です。冬季ですが。

当初からいろいろと失礼な事書いてるような気がしてます。初回に”華奢な男性だと”と書いてます。

これからもよろしくお願いします。
2013/3/24 20:13
こんばんは♪
この日は朝から快晴だったようでとっても羨ましいです

第一岩稜までの地味にキツイ登り。。。
まったくその通りでした。
数日前から(STsnowさんの行かれたあたり)の晴天で
溶けた雪が氷になっていたので
アイゼンの前爪がなかなか刺さりにくく、不安な所もあり
ピッケルのブレードがこれ程ありがたいかっていうのが実感できました

また素敵な山行記録楽しみにしていますね♪
2013/3/27 2:29
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