男岩・女岩☆登攀!懸垂下降!きっとそこでしか見えない景色が待ってるから(↑↓高麗駅)



- GPS
- 01:44
- 距離
- 3.0km
- 登り
- 127m
- 下り
- 246m
コースタイム
- 山行
- 1:03
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 1:45
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
初心者向けの練習用岩場とのこと。 今日はアイゼントレの方々で大混雑でした。 難しいことはよく分からないけれど、5.1とかの初心者ルートを登りました。 一応、男岩・女岩両方の初心者ルートはどちらも登攀成功。 でも女岩のすごいハングしてたルートはマイティーチャーも「登ってみたいな、昔はあんなルートなかったな、でも今日はビレイがな……」って、熱い視線を送っていたのできっと上級者でも楽しめるのだと思います。 |
写真
むずかしいなーって思ったけど、やってるうちになんとなくコツもつかめたよ。
でもこの後おひるにしてティーチャーがリードに行くときビレイしようとしたら、すっかり頭がからっぽになってた……
あやうくティーチャーをビレイなしで登らせるとこだったよ・:*+.\(( °ω° ))/.:+
わたし、ほんとうに、とてもしあわせだな。
きっといろんな山に、クライマーにしか見えない景色が待ってるんだ。
そんな景色を追いかける日がくるのかな。
おひるごはん食べて、次はいよいよ登攀。
女岩に移動してティーチャーがトップロープを垂らしてくれた。
わたしのルートは青いザイル。
わたしがあんまり、わーきゃー騒ぐもんだからティーチャーのビレイも緊張したんだろうね、写真は1枚もありません。
感想
今、自分の山歩きに自信を無くしてて。
もちろん、山に入れば、楽しくて、うれしくて、しあわせで。
半月板損傷で下山後に味わったあの痛み。
そして、山へ行けなくて泣きながら過ごしたひと月。
わたしはどこへ向かうんだろう。
ずっとずっと、もんもんとしていて。
そんなとき、高校時代からクライミングを続けているという山友が声をかけてくれた。
男岩女岩で、懸垂下降と登攀をやってみないか、と。
悩んだ。
だけど。
やってみたい!
その気持ちが勝った。
女岩を登攀しきって、下りなくちゃいけないのに突然恐怖に襲われて足が止まった。
それまでビレイに全体重をかけて、両手を離して「タイタニックー!」とかあほなこと、叫んでたのに。
頭が真っ白になった。
そのとき、となりのルートでビレイをしていたおねえさんが「タイタニック!大丈夫!!タイタニックだよー!!!」と叫んでくれた。
あほなわたしに合わせて、あほなわたしの言葉で励ましてくれた。
男岩ではもう夕暮れで気持ちが急いた。
今度は登りでルートがまるで見えなくなった。
ティーチャーは「岩と会話してごらん。ぜんぶ、岩が教えてくれるから」と叫んでくれた。
目をつぶって、深呼吸して、岩の声を聞いた。
見えたよ、見えたんだ。
ほんとに岩がぜんぶ、教えてくれた。
でも、それもみんな、ソロじゃできないことだった。
タイタニックのおねえさん。
岩の声を聞かせてくれたティーチャー。
いきがって、ひとりでがむしゃらに歩いてきたけれど、やっぱりひとりじゃできないこともたくさんあるんだ。
わたしがこの先、登攀に足を突っ込むのかは、実際のところ、まだわからない。
けれども、攀じ登った先にしか見えない景色があることは、今日、確信した。
それが、風景であれ、人との結びつきであれ。
コメント
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魔界の扉を開いてしまった貴女にアドバイス。
セルフレスキューを覚えて下さい。
宙づりなどの事故時の脱出です。
yahiro1621さん、おはようございます。
魔界……
ほんと、魔界ですね、クライミングの道は。
この先、この魔界の住人になるのかはまだ不明ですが、住人となった暁にはきちんとセルフレスキュー含め、覚えることはてんこ盛りですね。
遠い昔を思い出しました。キット景色が変わりますよ
masa-comさん、コメントありがとうございます。
やはりmasa-comさんもハードな山行をしていた大先輩なのですね。
いつもすてきな花レコを拝見していましたが、うすうすそう思っておりました。
登攀はほんとうに軽い気持ちで踏み込んではいけない世界なんだと思っています。
だけど、わたしの住む世界を広げてくれることに間違いはないって思いました。
今後、どんな山を歩くことになるのか自分でもまだ分からないけれど、わたしの道を模索しようと思います。
いきなり、タイトルが、「懸垂下降」なんて見えたから😱
びっくり〜❗️
あはは〜
楽しいでしょ❓❗️クライミング😍
懸垂下降は、手足でクライムダウンするより遥かに楽💕
いや、楽しいよね〜。
手っ取り早く、安全に降りられる〜。
さらに、空中懸垂は、楽しいよ〜😎
うひゃひゃ〜、こっちの世界にも、いらっしゃぁ〜い😇
お疲れ様でしたっ
りんごやさん、こんばんは。
ほんと、自分でもびっくり!
クライミングも懸垂下降も、気絶しちゃうって思うくらい楽しかった*\(^o^)/*
山歩きを始めたときから、雪も岩も沢も、やりたくてやりたくて仕方がなくて。
だからなんだか、夢の中を歩いているようなすばらしい時間でした。
でもこの世界にのめり込んだら、必ず苦しい思いをするだろうな。
ま、いつもの山歩きも苦しくって、でも楽しくって我ながらどうかしてるなって思います。笑。*/
今日、何となくヤマレコを巡っていたらあなたに出会いました(^^)
前に私の記録に拍手をして頂きました。
ありがとうございました(^^)(^^)
半月板損傷ということで・・残念でした。。。
慎重に山を続けてください。
でも、ま、それなりに長く山をやってると皆何かマイナス要因を抱えているものでしょう。フィジカル的なものだけではなくメンタル的のものを含めて!
山登りだけを考えると、私の人工肛門よりあなたの半月板損傷の方が痛いかなぁ(^o^)
でも、墜落による足首粉砕骨折や半身不随に比べれば、ただのかすり傷です!!
・・なぐさめになってない??・・ゴメン(^^)
でも、私自身が大きな病気をしてみるとほんとうにそう思うのです。
私は、生きてるし、自力呼吸できてるし、しかもまだ山に登れてる(^^)(^^)
でも、生きてないし、自力呼吸できてないし、もう山に登れてない仲間もけっこういるのです。
あなたには高いモチベーションを感じます。
それを大切にしてください。
その高いモチベーションは永久ではないでしょう。
変わったり、なくなったりするでしょう。
今登りたいのなら「登りたい!」という気持ちに素直になって登ってください!!
そして、登攀をするなら良いパートナーを大切にしてください。
良いパートナーは良い登攀を約束します。
たいてい、より良いパートナーを見つけることは、壁を登ることよりずっとむずかしいことです。
なんか偉そうなこと書き並べましたが、じじぃのぼやきと思って聞き流してください(^^)(^^)
これからのご活躍を期待します。
では・・(^_^)/~~~
Norokenさん、コメントありがとうございます。
ありがたいコメントに、涙が出ちゃいました。
本音を言えば、登攀、やりたいです。
登りたいです。
故障待ちとなってしまった今、ほんとうに、自分の山ってなんだろうって、ずっとずっと考えているんです。
自分の限界ってどこなんだろうって。
今も涙が止まらない。
だから、必死で模索しています。
まだ止まりたくない。前進したい。
つらいけど、もがいて、苦しんで、限界を越えたい。
ありがとうございます。
人付き合いが苦手なわたしにパートナーなんてできるのか、その壁も越えなくちゃいけないのだけれど、今回、ビレイをして思いました。
お互いの命を預け合うほどの信頼関係がなければ、ほんとうの山とは出会えないのかもしれないって。
あの一本のザイルで相手の運命をどうにでもしてしまうだなんて。
家に戻って、冷静にこのいちにちを振り返って震えました。
とんでもない世界の入口を垣間見てしまいました。
これまでの人生をひっくり返しちゃうほどに。
カスティーナさん、こんにちは(^o^)
け、懸垂下降!!?
ものすごい前進ですね!!かっこいい!
一歩進むか、とどまるかを決めるのは自分だけど、背中を押してもらえるかもらえないかだと結果も変るのかもですね。
いつか膝のこととか含めて良かったと振り返るカスティーナさんがわたしには見える気がします(*^ω^*)
私もネガティブ思考とめんどくさがりの塊を変えてもうちょっとチャレンジしてみなくてはo(`ω´ )o
まこちゃん、こんばんは。
かっこいいって、わたしにとって最高の褒め言葉♡
天にも上る気持ちです。
でも、ほんと、今回、ティーチャーやってくれた山友が背中を押してくれなかったらきっと、まだぐずぐずしていたんだと思う。
最初の一歩って、懸垂下降もそうだったけど、ほんとにこわい。
この世界に飛び込むのか、つま先を差し込んで終わるのかまだ決心が付かないから、まだもんもんと悩む日々は続きそうだけど、ひとつの自信にはなったかな。
まこちゃんもいつもいい山歩きしてるから、応援してます(о´∀`о)
三ツ峠の絶壁を見たばかりだったので、なんとタイミングの良いレコでした。
こう見ると思ってる以上に楽しそうですね(^^)
まっすーさん、こんばんは。
そうなの!
昨夜、家に戻ってまっすーさんのレコ見て、思った!すごいタイミングって!
てか、三ツ峠にもあんな壁、あったんだー。
三ツ峠はいつも、花レコしかチェックしてなかったから知らなかったです笑。
まっすーさんも運動神経抜群だから岩やったらめきめき登れそう!
どう?
新しい扉、開いてみちゃう?
ぶっ飛びましたね
良い気分転換、山の違う世界垣間見たんじゃないですか?
クライミングは反復しないと覚えません、私も未だにリードは不安です。
5〜6回やんないと懸垂でロープに体重掛けるって出来ないもんだと思います。
私は去年の暮れに北岳登るので晩秋から山岳会の方と心中するつもりでザイル使うような山行ご一緒することにしました。
この一年、縦走は控えて沢やら岩稜やら重点的にやりましたが間違いなく山の楽しめる幅は拡がります。
今すぐやるか、いろんな山域歩いてザイル使う必要性感じて始めるか…正直今の段階じゃ分からないでしょう。
歩ける、担げることは必要最低限、結構厳しいですよ
あ、ちなみに私がこの一年やったようなザイル使うようなルートは山岳会なんかのベタな初心者向けのルートですから、腰据えてやりさえすればすぐ行けます
トムさん!
実はもう、クライミングに誘われた日からトムさんになんて言われるか、ひやひやどきどきしてました。
レコアップするのも実はかなり悩みました。
わたしみたいなよちよち歩きが登攀だなんて、身の程知らずだと……
それでも、懸垂下降はひどい有様だったけど、いちばんやさしいルートとは言え、岩らしい岩なんて、伊豆ヶ岳の鎖場しか知らないわたしがあの男岩女岩の壁を自分の手と足だけで登れたなんて、夢のようでした。
一応、何度か見学に行って震えた現場でしたので。
ひとりだったら号泣してたと思う。
恐怖と感動と感激と、とにかくいろんな感情で。
ほんとに山の楽しみ方の可能性が一気に開けた感じです。
今、わたしが歩いてる山でもザイル使って遊べるとこはいくつかピックアップしてあるのですが、そうなると同行者も必要になるので、わたしの場合、そのパートナー探しの方が高い壁で。笑。
今後、どんな山をやるのかほんとにほんとに悩んでます。
また厚かましいこと言い出すときがあるかもしれませんが、どうか、その菩薩の笑顔で見守っててください。
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