八ヶ峰



- GPS
- 05:08
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 911m
- 下り
- 912m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
八原(知見)登山口より徒歩5分下った墓地階段横の路肩に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈道の状況〉 ・登山口・尾根取付〜P524〜P652〜国境尾根合流点 この間は踏み跡は殆どありません。尾根に乗る迄は急坂、各ピークに地 図を合わせ確認しながら登る。P652は尾根が分岐しているので進路を右 側に一旦下り、再び登り返すと国境尾根に合流します。大変気持ちの良 い尾根です。 ・国境尾根合流点〜知井坂分岐 この間も踏み跡はなく尾根を外さないように歩けば問題なし。但しP772 を通過してから2番目のピークで尾根が分岐していますので知井坂分岐 に磁石を合わせ、直進しないで南東方向の尾根を下って行く。この尾根 道も気持ちの良い尾根で北側には若狭の山や日本海を展望できます。 ・知井坂分岐〜八ヶ峰〜八原登山口(下山口) 正規ルートですので問題ありません |
写真
感想
今日の山行の登りは新尾根ルートから国境尾根を歩き八ヶ峰山頂を目指します。
下山は知見峠から知井坂を下り知見登山口までの周遊コースです。
国境尾根合流点までの尾根道は踏み跡もない広い緩やかな道です
冬枯れの広葉樹林帯は明るく見通しが良い
積もった落ち葉は深く足に優しく、踏み締めながら歩くとカサカサ響き軽快で心地よい
その響きは何度も繰り返しながら、再び静寂な山に消えていくようだ
幾つかの小ピークを越えながら若狭と丹波の国境尾根に到着する
国境尾根を歩き知井坂の分岐、知見峠を目指す
この尾根道は展望が良く、北側に若狭や小浜の海を見ることができる
そして尾根道の北側には常緑針葉樹、南側にはブナ林などの広葉樹林帯が拡がる
その色彩のコントラストが面白い
知井坂分岐から八ヶ峰までの道は整備され距離も短く、あっという間に山頂に到達する
山頂からの眺望は素晴らしい
北西に双耳峰の若葉山、北には若狭湾や小浜湾、東に伸びるは国境尾根には三国岳や百里ケ岳が連なっている
知井坂分岐からは知見登山口までの道、知井坂を下山する
この道は小浜と丹波・京都を結ぶ丹波道の一つに挙げられ、峠名は知見へ越えたから知見峠と呼ばれたとのことです
知井坂の途中にある舟形光背をつけた石地蔵は、知見では南北朝期の武将新田義貞が建てたものと伝えられている
また「知見」の由来は昔、若丹国境付近で大きな戦いがあり、古くは「血見」と書いたといいます
美山にはこの戦に因む地名、血が流れた坂道が血坂(知坂)、血に染まった谷川が血見谷(知見谷)、弓矢の矢が集中した地の矢原(八原)等があります
そんな歴史に思いを馳せながらの最高に楽しい、気持ちの良い山行になりました。
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