錦秋の月山

2020年10月02日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.1km
• 登り: 984m
• 下り: 582m

コースタイム

姥ヶ沢駐車場7:30〜7:40リフト8:10〜休憩所8:23〜9:21牛首〜10:26山頂神社〜10:34月山山頂〜10:45神社付近12:26〜13:30牛首〜14:28姥ヶ岳14:48〜15:08リフト15:28〜15:32姥ヶ沢駐車場

天候

曇のち晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

姥沢バス停

写真

月山山頂を望む姥が岳の紅葉。

平日にもかかわらず、車は結構停まってます。

リフト開始は8時で片道600円

リフト上の休憩所にもなっている神社でお参り

芭蕉の句に浸る。

さあ出発、振り返るとリフト周辺の紅葉も綺麗だ

木道脇には林道が沢山咲いている。

稜線はまだガスがかかっているので、山復トラバースの道で牛首を目指す。

牛首で稜線からの道に合流する。牛首までもう少し。

牛首を過ぎると、周囲は紅葉だ

ガスに巻かれているが鮮やか。

帰りの晴を期待して行く。

紅葉

紅葉。

奥宮到着、宮司さんがいなかったので拝観料無し。

神社が山頂だと思っている人も多いそうですが、三角点の山頂は奥宮の少し先だが尾根伝いには行けないので、一旦戻り右側に回り込んで行く。

天気予報だと昼頃から晴れるので、山頂東側の風の無い斜面でのんびり時間をつぶす。

東側に広がるオモワシ原の広大な台地が広がって素晴らしい。派手な色はないが心和む風景だ

時折陽射しが差してのんびり休む事が出来た。

2時間ほど時間をつぶして下山開始。

下るにつれて視界が出てきたが、もう少しで晴れそう。

ガスが晴れると足が止まる。

牛首が見えて来た。

稜線は右手の斜面の紅葉が見頃。

下も

右も

相棒のじいさんは手作りの笠と白いジャンパーでまるで修験者のようだ。

左も

下ってきた斜面を見上げると、青空が。

牛首に着く頃にはもうガスも完全に晴れて青空が広がった。

2時間待った甲斐があったようだ。

時間を気にせずゆっくり下る。

牛首からは稜線の登山道を行く。

眼下には朝通った山復のトラバース道が。
晴れたら稜線でしょう。

遙か向こうに目指す姥ヶ岳が。

湯殿神社への分岐で振り返ると山頂がもう遙か彼方に霞んで見えた。

素敵な天上の縦走路

もうすぐ姥ヶ岳

姥ヶ岳到着。

周辺の紅葉が今が見頃の素晴らしさ。

西側の斜面も、

湯殿山を望む

風景を楽しみながら下山

下るとすぐにリフト乗り場が見えた。

リフト乗り場から登山道を下る予定で片道切符を買ったのだが、登山道は30分上の分岐だそうで、通りすぎてしまった。仕方なくリフトでくだる。

感想

masaoyamamoto

月山はスキーで行く山であったが、月山の魅力はスキーだけではない。昨年は夏に弥陀ヶ原から山頂へ、高山植物が咲き乱れる風景に圧倒された。今年は是非紅葉の月山へ。紅葉真っ盛りの時と好天が重なる日はそうおおくはない、昨年まではこれに休日の3つが重ならなければならなかったが今年は天気を見極めて木曜日の出発となった。中秋の名月とも重なった。天気は予想に反して回復が遅く、山頂まではガスの中、天気の回復を信じて山頂で2時間も待機、幸い東側はガスが晴れていてオモワシ原やスキーでの思い出が詰まった月見ヶ原、念仏ヶ原の風景を見ながらのんびりとした時間を過ごすことが出来た。まだガスが流れるなか下山を開始したがみるみるガスが晴れて姥ヶ岳への稜線を歩く頃には青空が広がった。目を奪われる錦の山肌。スキー、花、紅葉の月山を体に感じて、やっと月山を語ることが出来るのではないかと思う。