日光白根山〜湯元よりピストン



- GPS
- 23:10
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,408m
- 下り
- 1,408m
コースタイム
10:20 湯元スキー場
11:09 登山口
12:24 外山分岐の尾根
13:45 前白根山
13:14 五色沼避難小屋
2013.03.24
05:09 五色沼避難小屋
06:03 日光白根山山頂
06:45 五色沼避難小屋
09:30 湯元スキー場
天候 | 2013.03.23 晴れ −4℃ 2013.03.24 晴れ時々ガス −4℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
湯元スキー場〜登山口:Aコースを進み、リフト終点から右に渡って少し行くとコース脇の木に日光登山道の四角い印が見える。白根沢方面に看板が出てるがノートレース。雪崩の可能性もあるし。 登山道〜尾根上:凍結個所多数の急登。軽アイゼンでは少きついと思う。 尾根〜天狗平:締まった雪で危険なし。 天狗平〜前白根山:危険個所なし。南風が強い。 前白根山〜五色沼避難小屋:前白根からの降りは雪がなく、アイゼンでの歩き方に注意。 五色沼避難小屋〜白根山:樹林帯を越えると完全な直登。雪は締まっていて硬く、滑ったら下まで止まらないかも。トラバースのトレースもあったが、使わず直登した。後ろを振り返って降りに不安を覚えるならその場で撤退しないと後で痛い目見るかもしれない。 |
写真
感想
以前より雪の日光白根山に行こうとwacklessと話しており、なんとか日程を合わせて行ってきた。
残雪期の様相だったが、2年ぶりの白根山はなかなか楽しめた。
2013.03.23
10:20 湯元スキー場出発。既に雪は少なくぐづついていた。早くもワカンが荷物と化しそうな予感。
10:46 Bコース終点にある登山口からアイゼンを装着する。wacklessが何度も踏み抜いて、その度に大笑いしてた。久々にあんな笑ったわ。
ところがDコース終点に着く前に股までの踏み抜きを連続でやらかし、右往左往してしまった。バチが当たったか(^^;)
11:09 いよいよ湯元から日光白根山への個人的な名物、心臓破りの急登が始まる。凍結箇所も多かったが、ノートレースの膝ラッセルよりは遥かにマシだ。
12:12 前白根山への標識が見えたらトラバース気味に登り、傾斜は緩やかになる。あと少しで尾根上だ。途中で軽アイゼン+ストックのおじさんを抜いたが、凍結個所で苦労してた。このおじさん、避難小屋で泊まって翌日白根山にも付いてきたけど、樹林帯越えて少しの所で戻ったようだ。
12:24 意外とあっさり外山分岐に辿り着く。軽く補給して中間着を足して進む。
ここから先は寒そうだからね。オーバーグローブも付けてフル装備だ。
巻き道は使わず天狗平を詰めて前白根を目指す。
途中でフレンドリーなオジサンとすれ違い、挨拶がてら軽く情報を貰う。何でも前白根の風が強すぎて引き返して来たとか。
ムムム、やはり強いのか。上下ソフトシェルだが、いい実験になりそうだ。
13:45 前白根到着。言うほど風は強くないが、時間的な問題か?さっさと避難小屋を目指す。やはりここから見る白根山と五色沼の共演は素晴らしいな。
14:14 五色沼避難小屋到着。正面の扉を開けると先客が一人おり、挨拶する。
暇なんで水用の雪を回収する。wacklessの持ってきた100均で買ってきたミニチュアノコギリを使ってみたが、あれは良いな。
スコップでは歯が立たない雪面でも労せず切り出せる。
スノーソー、やっぱ買わなきゃダメかなー?
ちなみに上から8cm位の深さに、2cm強の完全な『氷』の層があって笑えた。
雨降った後一気に冷え込んだんだろうね。雪の観察もなかなか面白いし、勉強になる。
水を作ろうとバーナーを準備したが、なぜかとろ火にしかならない。
同じバーナーなんで、試しにwacklessのを借りてみると勢いよく炎を吹き上げるではないか。内部が詰まってるのか?
ガス残量チェックだけでなく、バーナーチェックも必要なのね…
ってか、3年で詰まるバーナーってどうよ?とも思ったが。
先客はカメラ担いで前白根に行ったらしく、18:20頃戻ってきた。凄い根性だ。
ビール飲んでさっさと寝た。気温は氷点下5℃程度で寒くはなかった。
2013.03.24
05:09 避難小屋出発。分岐点を右折し、樹林帯の登りに入る。
今日はガスる予報なんで、念の為落ちてる枝をルート脇に置いて迷わないようにする。
05:35 樹林帯を突破して急登をひたすら登る。スイスマシーンの真似をして前爪で一気に上るが、やはりすぐに息が上がる。もっと鍛えなきゃだめだね。
ここは10本以上のアイゼンじゃないと登れないと思う。技術もそうだけど、傾斜に対する慣れも必要だな。
一番傾斜がきつい場所を少し越えた辺りでwacklessが撤退。その後一人で詰める。振り返れば朝陽が覗いており、美しい。
沼を巻いて祠を過ぎ、一気に山頂へ。走ったりしてみた。
06:03 日光白根山山頂。風は強いが良い景色だ。雲海も素晴らしい
一緒に見れないのが残念だが、仕方ない。技術を磨いてまた来ればいいさ。
山頂でホットカルピスを飲んで下山した。
山頂から避難小屋まで30分弱。こんなもんか。やはり下りは緊張した。
下まで丸見えな急斜面でだだっ広いんで、慣れてないと怖いかも。滑落したら止まらなさそうな硬い雪質だし。
八ヶ岳の次のステップだねと話した。
07:33 五色沼避難小屋出発。ゆっくりと前白根山へ向かって登る。やはり登りはきついわ。
天狗平から外山分岐までの間で8人とすれ違ったが、湯元からのルートってそんなにメジャーか?2年前に来た時はルート上ですれ違ったのは一人だったが、最近は違うのかね。
学生らしい集団ともすれ違ったが、元気なもんだ。
スキー場への降りは凍結個所が多く、神経使ったが09:30にはスキー場に降り立った。
10:00 時間あるし、wacklessが懸垂下降の練習したいというのでスキー場脇の斜面に向かう。簡易チェストハーネスで半マスト結びを使って試してた。俺もついでに教えてもらう。
なるほど、これは良いな。ビレイ取って半マストで後続を引き上げる方法も教えてもらい、ちょっと感激した。やっぱロープワークって大事だよなー。Wacklessと差を付けられた部分だ。俺も身につけなきゃな。
10:30 一通りロープワークに関する講義を受けてから下山。ほの香という温泉に入って帰路に着いた。なかなか楽しめる山行だった。
しかし、この時期でこの雪の量なら4月に入ると無くなりそうだな。涸沢に向けて友達を硫黄岳に連れて行こうかと思ってたけど、雪がないと意味ないし困ったもんだ。
そろそろダウン上下も必要ない時期だし、ダウンクリーナーで洗って休ませるとするか。
コメント
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オジサンです。
ってもうすぐ65のジイサンですよ(^^ゞ
あの後、風そんなに強くなかったんですね。
予報でも午後に向かって弱まってくる予想だったから。
登頂できて良かったですね、朝の景色はやっぱ最高だな♪
登山口、あんな目印あったんですね。
ウロウロしたけどわからなかった^^;
こんにちわ。
山によっては登山口を探すことが一番難しかったりしますね。
やはり景色ある方が楽しいです。
またどこかで☆
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