阿弥陀岳 北稜 初めてのバリエーションルート(岩場は巻きましたけど・・・)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,574m
- 下り
- 1,337m
コースタイム
2日目 6:30赤岳鉱泉−7:15阿弥陀岳北稜−7:45阿弥陀岳北稜JP−8:20岩稜取り付き−9:08阿弥陀岳山頂9:15−10:20中岳−10:55行者小屋−11:25赤岳鉱泉14:15−美濃戸15:10
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩稜取り付き手前と岩稜東の雪面は、雪質が悪いとアイゼンが効かないので注意必要です。文三郎尾根の南の谷は落石が多いので、入らない事をお勧めします。 |
写真
感想
週末に八ヶ岳でテント泊をしよう!とは考えていたが、それ以外は全くノープラン木曜日まで過ごした。金曜日にM師匠から阿弥陀北稜のメールを頂く。聞き慣れないルート。すぐさま地図で確認。阿弥陀岳の北側には実線がない・・・?『阿弥陀岳・北稜』ヤマレコで検索・・・! どこで何をしようなんて、ぼーっとした考えは一気に吹き飛び、瞬間で心は八ヶ岳にワープ、パッキングにも念が入る。翌朝車で八ヶ岳山荘に乗り付け、赤岳鉱泉でテントを張って、中山から翌日の阿弥陀北稜を臨む。気分を高める為に持ってきた双眼鏡から見た景色は、倍率が大きすぎて、何がなんだか分からない始末。岩場はどう行くのか、妄想が先行する。鉱泉で夜のステーキを食べながら、胸膨らましながら就寝。天気予報では、曇りだったが、日曜日も快晴!風もほとんど無し。雪がしまっている朝から登り始める。北稜の稜線から見上げると、かなりの急斜。しまった雪に、アイゼンを蹴り込み、一歩一歩慎重に登る。まるで、壁を登っているような気分で進む。岩稜取り付きからは、確保を取って、岩場を東から巻く。岩稜からはコンテで、山頂まで。気分はいっぱしの山屋だ。(確保してもらっているだけだが・・)この日も天気に恵まれ、北から南まで眺望があった。帰りは、文三郎まで登り返すのが嫌だったので、中岳北の谷から下った。南の谷の方が安全だったと、下ってから分かった。赤岳鉱泉でお約束のカレーを食べて、初めてのアイスクライミング!つま先を信じる事ができず、手に力が入り、全然登れなかった(言い訳だが、きっと氷が悪かったからだと思っている)つららの中から見上げた空に浮かぶ虹は、感動した。そんなこんなで、今シーズン最後の冬八ヶ岳を満喫したのであった。八ヶ岳 懐深し!!!
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