深瀬大橋から大辻山 敗退
しんもん
route581
体力度について
- GPS
- 06:54
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 816m
- 下り
- 801m
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| 天候 | 雪 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
大橋で30cmほどの積雪。 トンネル横から取り付いて、しばらくは植林帯を進む。落下した雪で下は固め。 600mくらいで植林から離れると途端に藪が濃くなり歩行ルートが限定される。このあたりで膝ラッセル。 850mあたりでポコを巻こうとするが倒木に阻まれ断念。片斜面になると腿ラッセルほど。 954mを過ぎると急登になるが、腿~腰ラッセルとなる。時折ブロックで崩れるので注意して歩く。藪が薄くなり、帰りの滑走はここだけ大きく落としながら滑れる。他はだましだましの藪滑走。 1050mからやや斜度は緩むが終始藪は濃く、脛~膝ラッセル。 |
| その他周辺情報 | 比�廚療�500円。 |
写真
主稜線に乗り上げ、1200mあたりで終了とする。想定していたよりも藪はなく、順調にいけばピークまでは行けそうな積雪状況。快適に歩くにはもう一降り必要。
1
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋(ガイド 防寒テムレス）
インナー手袋
予備手袋(防寒テムレス インナー手袋）
防寒着(化繊ダウン）
バラクラバ(厚手 薄手）
毛帽子
ブーツ
ザック
ビーコン（電池確認）
スコップ
ゾンデ
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備ヘッドランプ
予備電池（スマホ用モバイルバッテリー 単3 単4） GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
細引き×２
ダクトテープ2巻
ビニールテープ
針金
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ウィペット
ナイフ
カメラ
スキー板
シール
シールワックス
スクレイパー
ストラクチャーブラシ
ヘルメット
ココヘリ
地獄ゴーグル
お湯500ml
水500ml
ホット紅茶500ml
ロールペーパー
スリング（120mm 60ｍｍ）
カラビナ2枚
安全環付き2枚
|
|---|
感想
ようやくシーズンイン。
歩きながら581さんと、いつ以来？、と話していたが、帰って調べてみたら2月の人形山以来の山スキーだった。
取り付きからしばらくの植林地は硬めの雪で、割とサクサク登れてしまったものだから、その後もがしがしラッセルしてしまい、急登の部分で足が止まり始めた。この時期のこの標高の北陸の雪はやっぱり重い。思い返せばペース配分も休憩の入れ方も滅茶苦茶だった。
騙し騙し主稜線までたどり着いたが足はそこまでで売り切れ。
結果、体調不良にも陥り、あと1kmを残して撤収をお願いしてしまった。
不甲斐ないがこれも現実、しっかり受け止めて次の準備をしよう。
滑走も、それらしいところは一つもなく、ひたすら藪を避けて右に左に…
581さん、ピーク取れず申し訳ありません。
また懲りずにお付き合いくださいませ。
冬型の気圧配置になり、寒気がしばらく居座っているおかげで日本海側はドカ雪となった。雪は降ったのはいいが行き先にいろいろ悩んだ。交通障害が起きて帰れなくなるのも困るので近場で考えると、駐車スペースが確保されていて、林道などでしばらく高度を上げることが出来る山といえば…林道はないが深瀬大橋から大辻山は下部は植林地だし行けるんじゃないかと思った。
駐車スペースは限られているのでシンモンさんと道の駅瀬女で乗り合わせ深瀬大橋まで向かった。まだ除雪の最中だったので、終了するのを待ってから雪が深々と降る中出発する。湿気を含んだ雪なので林道ラッセルは重い。トンネル脇から植林地に取りつくと雪は少ないが十分シール歩行できるくらいはあったのでまずは一安心。
順調に高度を上げて植林地が一旦終わると藪は少し出てくるが、ルートを探しながら歩くと突破できる。こういうルートファインディングも楽しい。以前尾根上の激藪で敗退したことがあるので、細尾根が心配だったけどここもなんとか突破できるほど雪は積もっていてくれたので進むことが出来た。
細尾根を過ぎると急斜面になり一気に雪は増え、ラッセルも深くなる。交代しながら少しづつではあるが高度を上げて、主稜線に合流すると藪は薄くなるかと思いきや、濃くなってきた。しかしここも何とか突破すると斜度も緩くなり、藪も薄くなってきた。しかしここでシンモンさんの体調不良により引き返すことにした。安全優先である。
滑りは快適とは言い難いが、雪はフカフカなので藪があってもそれなりに滑ることは出来た。苦労した急斜面はまだ気温が低く雪は生きていて気持ちよく落ちていくことが出来た。ルート工作したおかげで順調に高度を落とし、植林地になると藪もまばらで気持ちのいいツリーランを楽しむことも出来た。
最後の尾根を間違えて激藪トラバースになってしまったが、無事に帰還出来た。ピークは踏むことは出来なかったが、十分に楽しめた山行だった。今シーズン一番滑りが楽しかったかもしれない。下山後の温泉も最高で、寒いのでついつい長居してしまった。シンモンさん、同行ありがとうございます。
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