まだまだ雪深いイチャンコッペ山(反射板まで)と幌平山
- GPS
- 03:26
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 700m
- 下り
- 711m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登りは雪も硬く閉まって登りやすかったですが、下山時には気温が上がりザラメ状の沈む雪に変わりました。幌平山の雪庇に亀裂が入っていてイチャンコッペへのトラバースルートでは落ちてくるんじゃないかと不安になりますが、上から見ると亀裂部位の積雪は20cm未満なので心配ないんじゃないかと思います。あと、本日は強風の地吹雪で自分の足跡も1時間ほどで埋まる状況でした。 |
写真
感想
本日はリハビリとトレーニングを兼ねてイチャンコッペ山。1ヶ月ぶりに札幌から外に出た気がする。10時前に幌美内展望台の駐車場に着。誰もいない。準備して登山口で入山届をチェック。平日とは言え、こんな晴天にも関わらず誰も登っていない。単独ということもあり、雪に埋まってケガとかしないように、ゆっくり慎重に行くことにして登り始めた。登り始めてすぐ恵庭岳が顔を出す。いいねぇ。心配した割には雪も硬くて埋まるようなことはなさそう。ただ昨日多くの人が登っているはずなのに、風が強いせいかトレースが殆ど埋まっていて鹿の足跡も交錯してルート探しに苦労した。イチャンコッペは最初から急坂だが、いつも以上に辛い。雪かきのおかけで腕と心肺は全然問題ないけれど足が全然ついてこない。思えば山に登ったのって室蘭岳以来だから、1ヶ月半のブランクは大きいようだ。
イチャンコッペへのルートは夏道が完全に雪で埋まっているらしくて、幌平山の分岐を過ぎるとトレースは緩やかに登り始める。緩坂を登り切ると何だか開けた所に出た。「うーむ、もしかしてここって614mピークかなぁ」と思って写真だけ撮っておいて、帰宅後にGPSログと照らし合わせるとやはりそうだった。夏道はこの左側を巻いている。通ったことのないルートなので結構面白い。この冬道トレースは眺望がバッチリで何度も支笏湖が見渡せる上に、ピークを繋ぐように通っているので反射板も全体が綺麗に見える。
支笏湖の眺望を楽しみつつも風は結構強い。風の通り道では頻繁に地吹雪が起きている。下山途中に気付いたことだが、登りで付けた自分の足跡さえ1時間足らずでほぼ完全に消えていた。これでガスったりしたら、完全にルートを見失いそうなので今日はラッキーだったと思いたい。そんなわけで反射板到着。足はフラフラ、北風ピーフーだけど景色は最高。誰も登って来ないので文字通り独り占め。
イチャンコッペ山自体はあまり眺望が良くないし、もう足がもたなさそうなので、今日は反射板で引き返した。下山中に「今日は名のあるピークを一個も踏んでないな」とふと思い、前方に見える幌平山に前回登ったときはガスの中で眺望もなかったので、登ってみようかと興味が湧いてきた。足は重かったけど、トレーニングだと思って登る。ここも支笏湖も眺望がとても良いし、反射板から見る景色とは角度が変わって楽しめる。
そんな訳でちゃんとピークを踏んできた。山頂標識を探すのに手間取って随分と奥まで進んでしまったが御愛敬。それもそのはず、イチャンコッペ側から登ると、丁度木の裏側に標識があって全然気がつかない。幌平山ってオコタンペ側から登る山なのかなと思う。ちなみに山頂近くで三角点と思われる四角い土台の部分の雪が窪んでいた。写真は撮ったが掘り出す元気までなく、プチ三角点ハンターとしては少し残念。時にこの三角点、三等三角点「幌平」というのが正式名称らしい。幌平山という呼称は、もしかすると三角点名称から来ているのかもしれないなと思う。ちなみにイチャンコッペも三等三角点でこちらは「一安公岳(イチャンコウダケ??)」。
もう膝が痛くなってきたので、下山はショートカットで。ただ正午をまわって大分気温が上がってきたせいで、輪カンでも気を許すと埋まる、埋まる。膝も痛みも増してきてトレーニング不足を痛感した山行だった。
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