湯ノ丸山〜烏帽子岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 624m
- 下り
- 616m
コースタイム
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 6:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪は多い所で50cm位ありましたが、基本の踏み跡はあります。前夜に積もった新雪が5cm位あり、最初ツボ足で出ましたが、第1ゲレンデで思いの外足が潜り時間が掛かりました。東屋でスノーシューを履きました。湯ノ丸山への上りの途中で後続者に抜かされるまでは第1ラッセルでした。2番手は楽になりました。 ツボ足かスノーシューか、アイゼン装着か迷う積雪状況でした。それぞれの方の判断かと思いました。後続者であればツボ足でも問題なかったと思いますが、軽アイゼンかアイゼンを装着していれば下りで安心かと思います。湯ノ丸山から小梨平の鞍部までは急な雪斜面の下りなので転倒に注意です。滑ったり、勢いで走り出しそうになりました。 小烏帽子岳や烏帽子岳の手前に岩場があるので、尾根に出た所でスノーシューを外すか迷いましたが、ツボ足の方の潜っている跡も見られたので、最後までスノーシューで通しました。岩場もある程度雪が載っているので問題ありませんでした。 登山ポストは烏帽子岳登山口のロッジ家紋脇にあります。 |
その他周辺情報 | 湯ノ丸高原ホテルを利用しました、650円。土曜日だったので宿泊者も大勢いるようでしたが、何とか混む前に入浴できました。マスク着用、脱衣場の棚は密回避のため一部使用禁止になっていました。 |
写真
感想
今月の2回目の登山、登り納め、雪山のトレーニングを兼ねて湯ノ丸山〜烏帽子岳に行ってきました。右ふくらはぎに軽い肉離れ様の痛みがあったので暫く自重していました。問題があるようだったら湯ノ丸山のみのつもりで出掛けましたが、大丈夫だったので、予定通り烏帽子岳にも足を伸ばすことができました。「てんきとくらす」のサイト予報は強風予想で「登山不適」でしたが、風は思っていた程強くはなかったです。
駐車場に着いた時の車の温度計はー8℃、寒かったですが想定内で、寒さ対策も含めて十分な装備で臨みました。アイゼンとスノーシューも持参しましたが、前夜降った雪の下はそれ程沈まない根雪だろうとの見込みで
ツボ足で第1ゲレンデの左隅を登り始めました。見込みは微妙に外れていて、根雪の部分も柔らかくて結構沈む所もありました。リフト降り場まで
予定より大幅に時間が掛かりました。
その先はトレースの上に新雪が積もっている状態だったのでゲレンデよりはマシでしたが、やはり柔らかい所では足は結構沈みました。なので、
東屋でスノーシューを履くことにしました。留める締め具が寒さで硬くなっていたため、装着するのに時間が掛かってしまいました。こういうことも含めての雪山トレーニング、装具の着脱も素早くできなければいけませんね。
樹林帯を抜けて視界が開けると富士山と八ヶ岳が見えました。八ヶ岳には雲が掛かっていましたが、富士山はバッチリ見えていました。天気予報から余り展望は期待していませんでしたが、富士山が見えただけで嬉しくなりました。急坂の登りで苦しんでいると、後続者が近付いてきたので道を譲りました。その方も急坂最後の辺りで第1ラッセルで苦労されていたようです。
湯ノ丸山の山頂は風が強いことが多いですが、この日はそれ程でもありませんでした。ただ、北峰に行って戻ってきた時の方が風が強まっているように感じました。北峰の岩の下の風を防げる所で行動食を食べ、水分補給をしました。私を追い越した方も北峰に行き烏帽子岳に向かいました。
私が湯ノ丸山に戻る時、登頂した2人の姿が見えましたが、戻った時その2人の姿はありませんでした。
木梨平までの湯ノ丸山の急坂はスリル満点でした。柔らかい雪なので1歩で1m以上下ることもあり、滑ったり転倒しないように気を付けました。まだ積雪が少ないので時々岩が出ていたりするので油断できませんでした。トレースの様子から後続の2人も烏帽子岳に向かわれたのかもしれないと思いました。
小梨平でスノーシューの留め具が緩んでいたので締めなおしました。その間に、湯ノ丸山から下りて来た方が烏帽子岳に向かって行きました。また地蔵峠から来たシニアのカップルの方達がいたのですが、この方達は小梨平で写真を撮っていました。その後どうしたかは不明です。烏帽子岳には来なかったように思います。
その後も何人かの方達に会いましたが、先行していった4人の方を含め延べ17人でした。もしかしたら重複している方が1人いるかもしれません。尾根に出るまでは暖かかったですが、稜線に出るとやはり冷たい風が吹いていました。スノーシューの人とツボ足の人が半々位でした。ツボ足の人がアイゼンを付けていたかどうかまでは分かりませんが、トレースを
見た感じでは10本爪や12本爪のアイゼンの跡はなかったように思います。
烏帽子岳の頂上も独り占め状態でした。冷たい風がありましたが、岩陰で行動食と水分補給をしました。下山は、小烏帽子岳への登り返しがありましたが、下り基調なので気持ちが楽になりました。小梨平でも最後の行動食と水分補給をしました。ペースが上がらないので、雪山はいつまで楽しめるかな、などと思いながらゆっくり地蔵峠に向かいましたが、ほぼ予定した時間に戻れました。
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