足尾線(休止線：間藤〜足尾本山)跡

2020年12月31日(木) [日帰り]

• GPS: 01:01
• 距離: 4.4km
• 登り: 93m
• 下り: 93m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:59
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:59

13:20 間藤駅
14:00 14:00 足尾本山駅
14:19 間藤駅

現在では休止線となっている足尾線の貨物専用区間だった間藤駅〜足尾本山駅間を見学しますた。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

間藤駅の観光者用駐車場を利用しました(無料)。

コース状況／危険箇所等

立入禁止箇所に留意のこと。

写真

地図の赤線区間が足尾線の貨物専用線跡（休止線）でございます。本日はこの赤線区間を探訪します。

12/31 13:21

わたらせ渓谷鐵道 間藤駅からスタートです。

12/31 13:20

ホームにはWKT-510形気動車が到着しました。

12/31 13:22

間藤駅の第2種車止め。ここから足尾本山駅までの区間は、昭和62年より休止扱い。

12/31 13:22

枕木は残っているが線路は剥がされている。

12/31 13:23

萌え〜！乙号距離標（キロポスト）があったぁ！

12/31 13:25

ATSの関連装置だろうか。。。

12/31 13:28

松木街道の踏切跡。警報器が残されている。奥には雪をまとった日光の山並み。

12/31 13:28

松木街道の踏切から足尾本山方面を撮影。

12/31 13:29

渡良瀬川を跨いで本山小学校へ続くコンクリート橋（立入禁止）を更に跨ぐ休止線のガーター橋（第二松木橋梁）。

12/31 13:32

本山小学校跡を対岸より撮影。

12/31 13:33

遅ればせながら、本日は半露天風呂付客室への宿泊に釣られてノコノコやってきた奥様＆息子くんが同行します。

12/31 13:39

渡良瀬川を渡って本山小学校を見学。渡り廊下が哀愁を醸し出しています。

12/31 13:39

小学校の横には休止線。

12/31 13:38

トンネルも現存。こちらは向間藤トンネル。

12/31 13:43

渡良瀬川上流を望む。日光連山は雪雲に覆われていました。

12/31 13:51

古河機械金属の社宅群（南橋足尾銅山社宅）から盛土に上がって、足尾本山方面を撮影。

12/31 13:54

わぁお〜。ATSの地上子だぁ！萌え〜！

12/31 14:02

萌え〜！トンネルの手前に信号機だぁ！なんと腕木式信号機！

12/31 13:56

恐らく足尾本山駅の場内信号機だと思われ、信号機の現示は停止（赤）となっています。奥のトンネルは向赤倉トンネル。

12/31 13:58

橋の向こうが終点の足尾本山駅。貨物専用駅でした。

12/31 13:58

足尾本山駅は古河機械金属の施設内にある。

12/31 13:59

足尾本山駅手前のガーター橋（出川橋梁）。

12/31 14:04

足尾本山駅（古河機械金属の施設：精錬所）を望む。これにて本日の廃線探訪終了。

12/31 14:15

本日も同行してくれた奥様＆息子くんに感謝です。

12/31 16:31

奥様＆息子くんが、廃線探訪に付合ってくれた理由がこれっ！本日のお宿は、お部屋に源泉掛け流しの温泉付！わぁお〜♡

12/31 17:46

ビュッフェスタイルの夕食。うまうまぁ♡

12/31 17:46

なんと蟹も食べ放題でしたぁ♡

撮影機器：

IXY 200 CANON

感想

kazu5000R🚞

国鉄足尾線は、足尾銅山から産出される鉱石輸送を目的として明治44(1911)年に足尾鉄道として開業、大正3(1914)年に足尾本山までの全区間が開通し、大正7(1918)年に国有化されました。昭和48(1973)年に足尾銅山は閉山となった後も、昭和62(1987)年まで貨物輸送が行われていました。貨物輸送の終了と同時に、貨物専用区間であった間藤〜足尾本山までの約1.9kmは休止となりましたが、平成元(1989)年に足尾線が廃止され、わたらせ渓谷鐵道として生まれ変わった際に同区間の事業免許も引き継がれました（平成10年に失効）。

本日は、年末年始の家族旅行のついでに廃線探訪を楽しみました。古河市兵衛が礎を築いた古河財閥、そして、その古河財閥の中核を成した古河鉱業（現古河機械金属株式会社）による鉱山開発の光と影と足尾の栄枯盛衰に思いを馳せました。

本日も同行してくれた奥様＆息子くんに感謝です。