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Yamareco

記録ID: 2831828
全員に公開
ハイキング
近畿

熊野古道 (速玉、那智、本宮の熊野三山遊歩)

2020年12月29日(火) 〜 2020年12月30日(水)
 - 拍手
GPS
28:51
距離
66.2km
登り
1,917m
下り
1,863m

コースタイム

1日目
山行
4:34
休憩
0:21
合計
4:55
距離 18.3km 登り 781m 下り 711m
11:00
23
スタート地点
11:23
33
11:56
65
13:01
32
13:33
13:34
6
13:40
13:46
30
14:16
14:21
18
14:39
14:40
3
14:43
14:44
9
14:53
14:59
36
15:35
15:36
19
15:55
0
9:12
2日目
山行
6:19
休憩
0:20
合計
6:39
距離 22.5km 登り 1,136m 下り 1,138m
9:12
0
9:12
20
道の駅奥熊野ほんぐう
9:32
9:33
39
10:12
10:18
75
11:33
11:42
159
14:21
4
14:25
14:26
54
15:20
15:23
12
15:35
16
15:51
道の駅奥熊野ほんぐう
ログの取り方の失敗で、車での移動時間が計上されているため、上記のコースタイムは分かりにくくなっております。

また、三本の登山はすべて、ややスピードハイク的歩き方での速度となっております。

おおよその各コースタイムは以下の通りです。(休憩時間ふくむ)

①千穂ヶ峯(熊野速玉神社) 約1時間 
②大門坂〜那智山の観光(熊野那智神社) 約3時間
③小辺路〜大日越え〜赤木越え〜中辺路 約6時間半
天候 晴れたり曇ったり
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東京から和歌山までマイカーで運転しました。
コロナ禍の年末年始の動きや影響が捉えられないので、公共交通機関を使わない一人車中泊です。
コース状況/
危険箇所等
ログの取り方が変になってしまい、申し訳ありません。
車での移動中も計測されてしまっております。。。


全体的に登山道は整備された状態であり、目立った問題はありません。

★千穂ヶ峯の牛の背中コースのみ、災害のためか倒木やトラバース崩れが少々ありました。三本杉コースの往復がお勧めだと思いました。

★写真コーナーで詳述しますが、本宮の赤木越えを終えたところの林道で工事が行われているようです。大きく迂回することになっているようですが、私はその情報を知らず、読み取れず、普通に最短コースで中辺路に入ってしまいました。
その他周辺情報 日帰り温泉

道の駅なちの丹敷の湯。
わたらせ温泉など。
残業退勤後、東京から伊勢へ長距離運転。仮眠して、朝5時開園の伊勢内宮へ。初めての伊勢神宮。日の出は7時なので、ヘッドライト登山のようなもの。さすがに静かで、混雑知らずの時間帯だった。
2020年12月29日 06:18撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/29 6:18
残業退勤後、東京から伊勢へ長距離運転。仮眠して、朝5時開園の伊勢内宮へ。初めての伊勢神宮。日の出は7時なので、ヘッドライト登山のようなもの。さすがに静かで、混雑知らずの時間帯だった。
三重県内の海岸線を運転して、和歌山入り。熊野三山の一社である熊野速玉大社に到着。土産屋で紀州ミカンとじゃばらウォーターを購入し、千穂ヶ峯登山口を探す。
2020年12月29日 10:36撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
12/29 10:36
三重県内の海岸線を運転して、和歌山入り。熊野三山の一社である熊野速玉大社に到着。土産屋で紀州ミカンとじゃばらウォーターを購入し、千穂ヶ峯登山口を探す。
登山口はとても分かりにくい所にあった。年季の入っていそうな石段を歩き出す。
2020年12月29日 10:59撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/29 10:59
登山口はとても分かりにくい所にあった。年季の入っていそうな石段を歩き出す。
ここからは三本杉ルートを順調に進むのみ。山頂まで、よく整備されていると言える状態の登山道だった。
2020年12月29日 11:01撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/29 11:01
ここからは三本杉ルートを順調に進むのみ。山頂まで、よく整備されていると言える状態の登山道だった。
新宮(熊野速玉大社)エリアの説明。
2020年12月29日 11:06撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/29 11:06
新宮(熊野速玉大社)エリアの説明。
分岐点の標柱、ピンクリボンなど目印は豊富。ひたすら登る。
2020年12月29日 11:35撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/29 11:35
分岐点の標柱、ピンクリボンなど目印は豊富。ひたすら登る。
千穂ヶ峯の山頂。権現山とも呼ばれるらしい。樹林帯で展望なし。先へ進む。
2020年12月29日 11:49撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/29 11:49
千穂ヶ峯の山頂。権現山とも呼ばれるらしい。樹林帯で展望なし。先へ進む。
南へのアップダウンを過ぎると、展望台が。
2020年12月29日 11:56撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/29 11:56
南へのアップダウンを過ぎると、展望台が。
熊野川の河口。そして太平洋が見下ろせた。
2020年12月29日 11:56撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
12/29 11:56
熊野川の河口。そして太平洋が見下ろせた。
帰路は、牛の背中ルート。こちらは、ごく一部だけだが、登山道が少し乱れていた。
2020年12月29日 12:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/29 12:14
帰路は、牛の背中ルート。こちらは、ごく一部だけだが、登山道が少し乱れていた。
民家の階段を降りて下山。しかし振り返ると、この看板が。あれれ? 詳しいことは分からないが、三本杉ルートのピストンならばOKだったのか。
2020年12月29日 12:23撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/29 12:23
民家の階段を降りて下山。しかし振り返ると、この看板が。あれれ? 詳しいことは分からないが、三本杉ルートのピストンならばOKだったのか。
速玉から那智へドライブ。大門坂駐車場から、熊野古道へ入る。貸し出し自由な竹杖をお借りして、和装か洋装か不明なスタイルで入山。
2020年12月29日 13:35撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
12/29 13:35
速玉から那智へドライブ。大門坂駐車場から、熊野古道へ入る。貸し出し自由な竹杖をお借りして、和装か洋装か不明なスタイルで入山。
竹林に石畳。
2020年12月29日 13:15撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/29 13:15
竹林に石畳。
熊野古道の各地に点在する九十九王子。その最後のメルクマールとなる多富気王子を最初に見るとは。分社や石碑が現存する王子もあれば、看板だけの跡もある。
2020年12月29日 13:46撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
12/29 13:46
熊野古道の各地に点在する九十九王子。その最後のメルクマールとなる多富気王子を最初に見るとは。分社や石碑が現存する王子もあれば、看板だけの跡もある。
大門坂は、熊野古道らしさが最も残る区間とも言われる。
2020年12月29日 13:22撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
12/29 13:22
大門坂は、熊野古道らしさが最も残る区間とも言われる。
巨樹のあいだを緩やかに登っていく。
2020年12月29日 13:24撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
2
12/29 13:24
巨樹のあいだを緩やかに登っていく。
古道整備を象徴する石畳が続く。
2020年12月29日 13:25撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/29 13:25
古道整備を象徴する石畳が続く。
歴史あるトレイル。熊野古道は、世界遺産のなかで「道」として2番目に登録された例。
2020年12月29日 13:47撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
12/29 13:47
歴史あるトレイル。熊野古道は、世界遺産のなかで「道」として2番目に登録された例。
熊野那智大社が近づくと、観光地ムードに。バスやマイカーが停まり、急に人が増える。
2020年12月29日 14:03撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/29 14:03
熊野那智大社が近づくと、観光地ムードに。バスやマイカーが停まり、急に人が増える。
西国三十三所にはいる青岸渡寺も、熊野那智大社と一体化して「那智山」を構成している。神仏習合の時代には一大修験場だった。
2020年12月29日 14:09撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/29 14:09
西国三十三所にはいる青岸渡寺も、熊野那智大社と一体化して「那智山」を構成している。神仏習合の時代には一大修験場だった。
那智大社。今はまだ年末だが、初詣にはとても賑わうのだろう。
2020年12月29日 14:43撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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12/29 14:43
那智大社。今はまだ年末だが、初詣にはとても賑わうのだろう。
青岸渡寺の奥へと下って進む。先に、立派な三重塔、そして那智大滝が見える。
2020年12月29日 14:52撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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12/29 14:52
青岸渡寺の奥へと下って進む。先に、立派な三重塔、そして那智大滝が見える。
荘厳だ。那智大滝の修行場を中心とした、修験道の本場。
2020年12月29日 14:19撮影 by  DSC-WX500, SONY
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12/29 14:19
荘厳だ。那智大滝の修行場を中心とした、修験道の本場。
お土産屋がならぶ駐車場を経由する。那智黒飴が名物だが、ソフトクリームでいただこう。
2020年12月29日 14:33撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/29 14:33
お土産屋がならぶ駐車場を経由する。那智黒飴が名物だが、ソフトクリームでいただこう。
さて、ここから飛瀧神社に入る。
2020年12月29日 14:39撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/29 14:39
さて、ここから飛瀧神社に入る。
滝へ降りる古道。
2020年12月29日 14:27撮影 by  DSC-WX500, SONY
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12/29 14:27
滝へ降りる古道。
那智大滝に到着。日本三名瀑。一本の滝としては落差日本一と言われている。
2020年12月29日 14:17撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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12/29 14:17
那智大滝に到着。日本三名瀑。一本の滝としては落差日本一と言われている。
さて、元来た道を帰る。
2020年12月29日 14:23撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/29 14:23
さて、元来た道を帰る。
那智山の山門を出る。紀伊半島は低いながらも山だらけ。ここから海も垣間見えた。
2020年12月29日 14:56撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/29 14:56
那智山の山門を出る。紀伊半島は低いながらも山だらけ。ここから海も垣間見えた。
雲は多かったが、良い天気の一日だった。今夜から明朝までは強く雨が降るらしい。明日の日中には回復することを願う。
2020年12月29日 14:58撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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12/29 14:58
雲は多かったが、良い天気の一日だった。今夜から明朝までは強く雨が降るらしい。明日の日中には回復することを願う。
滝を模した餅菓子とともに抹茶を飲んでから、下山していった。
2020年12月29日 15:24撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/29 15:24
滝を模した餅菓子とともに抹茶を飲んでから、下山していった。
車で那智駅に移動。駅のホームの裏手は砂浜だった。日帰り温泉と道の駅も併設されている。ここで車中泊とする。
2020年12月29日 17:08撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/29 17:08
車で那智駅に移動。駅のホームの裏手は砂浜だった。日帰り温泉と道の駅も併設されている。ここで車中泊とする。
ご当地スーパーのオークワで、サンマ、サバ、中トロの寿司などを買っておいた。これを夕食として、翌日の古道歩きに備える。
2020年12月29日 09:42撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/29 9:42
ご当地スーパーのオークワで、サンマ、サバ、中トロの寿司などを買っておいた。これを夕食として、翌日の古道歩きに備える。
翌朝9時過ぎ。雨が過ぎ、晴れてきたのを見定めて、道の駅奥熊野古道ほんぐうをスタート。今日もまた、謎のセットアップによる正装(?)
2020年12月30日 09:34撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/30 9:34
翌朝9時過ぎ。雨が過ぎ、晴れてきたのを見定めて、道の駅奥熊野古道ほんぐうをスタート。今日もまた、謎のセットアップによる正装(?)
車道をしばらく歩いた後、小辺路に入る。ここから標準コースタイム9時間以上の時計回りをするように、道を繋いで歩く。
2020年12月30日 09:22撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/30 9:22
車道をしばらく歩いた後、小辺路に入る。ここから標準コースタイム9時間以上の時計回りをするように、道を繋いで歩く。
山道に入る。三軒茶屋跡を経由して熊野本宮大社に至る、小辺路の最終区間だ。
2020年12月30日 09:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/30 9:58
山道に入る。三軒茶屋跡を経由して熊野本宮大社に至る、小辺路の最終区間だ。
関所跡。
2020年12月30日 10:00撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/30 10:00
関所跡。
雨後の石畳は滑る。昔の人は大変だったろう。
2020年12月30日 10:03撮影 by  DSC-WX500, SONY
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12/30 10:03
雨後の石畳は滑る。昔の人は大変だったろう。
展望地に立ち寄ると、かつての大鳥居遺跡が見下ろせた。それにしても、ここは山深い場所だ。
2020年12月30日 10:21撮影 by  DSC-WX500, SONY
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12/30 10:21
展望地に立ち寄ると、かつての大鳥居遺跡が見下ろせた。それにしても、ここは山深い場所だ。
この祓殿王子を経て、熊野本宮大社の鳥居へと至る。
2020年12月30日 10:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/30 10:36
この祓殿王子を経て、熊野本宮大社の鳥居へと至る。
熊野本宮大社に到着。この二日間で、熊野三社のすべてに訪れることができた。
2020年12月30日 10:14撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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12/30 10:14
熊野本宮大社に到着。この二日間で、熊野三社のすべてに訪れることができた。
しかし私はヤマノボラー。熊野三山とも呼ばれる通り、もっと山道も歩かないと終わらない。小辺路の次は大日越えを開始する。
2020年12月30日 11:10撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/30 11:10
しかし私はヤマノボラー。熊野三山とも呼ばれる通り、もっと山道も歩かないと終わらない。小辺路の次は大日越えを開始する。
熊野古道は続く。
2020年12月30日 10:47撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/30 10:47
熊野古道は続く。
石畳、石段、石垣。
2020年12月30日 10:50撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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12/30 10:50
石畳、石段、石垣。
今日はどこかの山頂をめざすハイクではない。最後までアップダウンを繰り返していくことになる。
2020年12月30日 11:27撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
12/30 11:27
今日はどこかの山頂をめざすハイクではない。最後までアップダウンを繰り返していくことになる。
永年踏まれてツルツルになった岩の道。
2020年12月30日 11:28撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/30 11:28
永年踏まれてツルツルになった岩の道。
山道から、湯の峰温泉の温泉街に出た。湯気が立ちのぼる。大日越えルート終了。
2020年12月30日 11:38撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
12/30 11:38
山道から、湯の峰温泉の温泉街に出た。湯気が立ちのぼる。大日越えルート終了。
ここから赤木越えルートに入る。
2020年12月30日 12:07撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/30 12:07
ここから赤木越えルートに入る。
本宮大社でテイクアウトした名物、めはり寿司でランチタイム。
2020年12月30日 11:51撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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12/30 11:51
本宮大社でテイクアウトした名物、めはり寿司でランチタイム。
鍋割地蔵と呼ばれる遺跡。
2020年12月30日 11:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/30 11:42
鍋割地蔵と呼ばれる遺跡。
赤木越えの途中、登山道のネット越しに撮影した山々。天気上々。ただし今夜からの強い寒波の前ぶれで、冷たい風が吹きつける。
2020年12月30日 12:17撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
12/30 12:17
赤木越えの途中、登山道のネット越しに撮影した山々。天気上々。ただし今夜からの強い寒波の前ぶれで、冷たい風が吹きつける。
雲は多い。また片側だけ晴れたり、天気雨が降って来たりする。気象不安定ななかでの青空だ。
2020年12月30日 12:18撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/30 12:18
雲は多い。また片側だけ晴れたり、天気雨が降って来たりする。気象不安定ななかでの青空だ。
指をさす絵が刻まれた、めずらしい自然石の道標。湯の峰温泉を示しているらしい。江戸後期1855年のもの。
2020年12月30日 12:46撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/30 12:46
指をさす絵が刻まれた、めずらしい自然石の道標。湯の峰温泉を示しているらしい。江戸後期1855年のもの。
樹々の間から展望がある。
2020年12月30日 12:52撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/30 12:52
樹々の間から展望がある。
雲って霞んでいても、紀伊半島の山地の密度は魅力的に見える。
2020年12月30日 13:04撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
12/30 13:04
雲って霞んでいても、紀伊半島の山地の密度は魅力的に見える。
杉とシダ。熊野を代表する植生といえばコレらだ。夏場はうだるような蒸し暑さになるのだろうか。
2020年12月30日 12:56撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/30 12:56
杉とシダ。熊野を代表する植生といえばコレらだ。夏場はうだるような蒸し暑さになるのだろうか。
柿原茶屋跡の近くにある、小さな弘法大師像。
2020年12月30日 13:10撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/30 13:10
柿原茶屋跡の近くにある、小さな弘法大師像。
林道に出ると「迂回路」との表示? なぜ?なんのために?
私は意味や意図がわからず、とりあえず発心門王子に向かいたかったので、矢印の通りに進んでみた。
2020年12月30日 14:02撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/30 14:02
林道に出ると「迂回路」との表示? なぜ?なんのために?
私は意味や意図がわからず、とりあえず発心門王子に向かいたかったので、矢印の通りに進んでみた。
おかしい。沢沿いに、行きたくもない西にひたすら向かっている。さすがにコレは違うだろうと、引き返して矢印とは逆方向へ。
2020年12月30日 14:15撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/30 14:15
おかしい。沢沿いに、行きたくもない西にひたすら向かっている。さすがにコレは違うだろうと、引き返して矢印とは逆方向へ。
猪鼻王子にある石像。苔むしている。
やはり、この道で良いんじゃん?
2020年12月30日 14:09撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
1
12/30 14:09
猪鼻王子にある石像。苔むしている。
やはり、この道で良いんじゃん?
結果。この虎の子バーの向こうから来ることになる。振り返って見てみると、災害復旧工事中のため三越峠への遠回りを案内する表示だった。知らなかった。
2020年12月30日 14:48撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/30 14:48
結果。この虎の子バーの向こうから来ることになる。振り返って見てみると、災害復旧工事中のため三越峠への遠回りを案内する表示だった。知らなかった。
過ぎたことは仕方がないので、計画通りに進む。発心門王子の分社に到着。
2020年12月30日 14:49撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/30 14:49
過ぎたことは仕方がないので、計画通りに進む。発心門王子の分社に到着。
残る区間は、中辺路。その長大なコースの終盤部分を歩いてスタート地点に戻ることになる。行程は、山道と舗装路との半々ぐらいとなる。
2020年12月30日 14:22撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/30 14:22
残る区間は、中辺路。その長大なコースの終盤部分を歩いてスタート地点に戻ることになる。行程は、山道と舗装路との半々ぐらいとなる。
中辺路を東へ。
2020年12月30日 14:58撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/30 14:58
中辺路を東へ。
山道から集落へ出る。生活道路であるが眺めは良い。不安定そうな気象の恩恵か、虹が立ち昇るのを目にした。
2020年12月30日 15:13撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
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12/30 15:13
山道から集落へ出る。生活道路であるが眺めは良い。不安定そうな気象の恩恵か、虹が立ち昇るのを目にした。
もうすぐ本日の古道を一周し終わる。階段をのぼると伏拝王子という展望地だ。
2020年12月30日 15:48撮影 by  DSC-WX500, SONY
12/30 15:48
もうすぐ本日の古道を一周し終わる。階段をのぼると伏拝王子という展望地だ。
伏拝王子より。熊野の山々。
こうしてスタート地点の道の駅に戻っていった。今日のルートは熊野古道のほんのさわりの部分にしか過ぎない。けれど、その雰囲気は味わうことができた。
2020年12月30日 15:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
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12/30 15:51
伏拝王子より。熊野の山々。
こうしてスタート地点の道の駅に戻っていった。今日のルートは熊野古道のほんのさわりの部分にしか過ぎない。けれど、その雰囲気は味わうことができた。
温泉に入ると、間もなく車を走らせた。今夜、和歌山から三重は吹雪く。雪が舞うなか、ひたすら運転しつづけて三重県を脱した。静岡県浜松で車中泊。熊野の地ビールを飲みつつ、この盛りだくさんの二日間のことを想った。
2020年12月30日 23:16撮影 by  iPhone 7 Plus, Apple
12/30 23:16
温泉に入ると、間もなく車を走らせた。今夜、和歌山から三重は吹雪く。雪が舞うなか、ひたすら運転しつづけて三重県を脱した。静岡県浜松で車中泊。熊野の地ビールを飲みつつ、この盛りだくさんの二日間のことを想った。
撮影機器:

感想

はじめての伊勢神宮。はじめての熊野古道でした。

蒸し暑い季節が長く続き、年始は初詣客で混雑するのが、寺社や霊山というもの。
これは年末休暇を使うしかないと思いつき、一念発起してロングドライブしてきました。

天気が守られ、熊野三山のすべてを訪れることができ、それらに由縁のある山や古道を歩くことが叶いました。
またコロナ禍のためか、どの場所でも静かな山歩きとなりました。

世界遺産登録の対象となる紀伊半島の「道」は、大峯奥駈道を代表として、複数的にして長大な修験と巡礼のロングトレイルです。
私がわずか二日間足らずで急ぎ足に巡ったのは、そのほんの一部分に過ぎません。
ほんらいは長い日数をつかった大縦走を計画することが、真骨頂であることでしょう。

それでも、古道の世界観に触れることはできたように感じますし、雰囲気を味わう旅となりました。
ここ数年のなかでは最も寒波が強まる予想のなかにある、この冬。
豪雪や強風によって移動手段や雪山ラッセルなどハードルが高まるなかにあって、南紀の低山はお勧めしやすい選択肢のひとつと言えるかもしれません。

視野の広がる、登山体験のひとつとなりました。

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