お正月休み，日生寒河の天狗山へ。

2021年01月02日(土) [日帰り]

• GPS: 03:38
• 距離: 7.9km
• 登り: 565m
• 下り: 554m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:57
• 休憩: 0:41
• 合計: 3:38

11:46 スタート地点
12:52 13:33 天狗山
14:16 14:16 奥池
15:24 ゴール地点

もう少し早く出ようと思ったが，出るのが少し遅くなった。

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

岡山市より国道2号線，国道250号を経由し備前市日生の寒河へ。寒河のコミュニティが車がいっぱいだったので，国道沿いの広い空き地に停めてスタート。

コース状況／危険箇所等

全線踏み跡明瞭。天狗山より西，中峰，奥池までの道はよくシダが茂っている。暑い時期だとマダニにやられそう(T_T)。

その他周辺情報

日生と言えば海の幸。Ｂ級グルメのカキオコの店がいっぱいある。今日は寄らずに日生の海の駅で殻付き牡蠣を買って帰った。

写真

国道259号線沿いの広い空き地に車を停めさせてもらった。北の方向には天狗山。

寒河の町の中を歩いて登山口へと向かう。西願寺の塀の上に梅の花がぽつぽつと開いていた。

天狗山登山道は神社の鳥居をくぐって進む。入り口には粋なカフェがあった。

寒河八幡宮は階段の上にあった。お正月を迎えてきらびやかに飾られている。お詣りの人も大勢来たのだろう。自分も二礼二拍手一拝。

神社の裏からすぐに急登が始まる。道はよく整備されていてとても歩きやすい。途中ロープのかけてある場所もあったが，特になくても大丈夫。

昼前に岡山市内は少し曇っていたが，こちらは青い空が続く。

振り返るとだんだん遠くを見通すことができるようになる。海を挟んで鹿久居島，その向こうに小豆島が見えるようになった。

親切な看板もあります。青い空がホントに気持ちいい。

6合目。

日生諸島はたくさんの島が浮かぶ。頭島までは今は橋ができて地続きになっていてチャリで何回か渡った。

天狗山の手前には小天狗。レコのマップでは前山363mとなっている。小天狗の手前もよい眺望だ。

赤穂のでかい煙突から煙がたなびく。家島も近い。

小天狗からは一旦下る。正面に今日のピーク天狗山。

ほどなく天狗山にとうちゃこ。標柱があります。

三角点は山頂の岩にビルトイン・タイプ。標高は391.9m。この岩の上からは。

八塔寺方面に雪の那岐山が見えます。演習地は木が無くて，雪で白くなっているので分かる。

赤穂のでっかい煙突の向こうには播磨灘。家島とその向こうに淡路島。

南側に出ることができる場所もあって。

そこからは，日生諸島，牛窓の島々，小豆島まで一望できる。

天狗山から西の縦走路も気持ちよさそう。奥には熊山。

日生大橋もばっちり見えます。

熊山。アップで。

牛窓の岬，前島，煙突の突っ立った犬島も見える。犬島は岡山市です。

絶景を楽しみながらゆっくりとランチタイムを過ごした。雲が多いと天使の梯子も下りてくる。

後半戦スタート。天狗山から中峰経由で奥池まで。こっちはところどころ雪も残っていた。日が陰って風が吹くとやっぱり寒い。何気に足下の湿った下りはいやだ。

少し進んだところに北の見通しのよい場所があった。ここからは白い後山，船木山，駒ノ尾山が見えた。

中峰より，天狗山，小天狗を振り返る。

中峰より三ッ池への下り。こちらはシダがよく茂った道が続いた。ここだけ土が出て開けている。

三ッ池より中峰を振り返る。名前の通り三つの池が整備されている。高い場所にあるため池だ。

三ッ池から寒河の町まで一気に下ることもできたが，新版「岡山の山百選」に出ていた林道Cコースを歩いた。遠回りになるが景色がよさそうだったので。

未舗装の明るい林道で歩きやすい。道の側によじ登ることができる切り通しがあるので上に上がって景色を眺めながら歩く。小豆島の星ヶ城山と島の東端の断崖。

青い空の下名も無いピークも美しい。

林道からは県道397号を寒河まで車道歩き。道ばたにツゲの実がたくさんあった。正月2日目，行ったことのない天狗山を楽しくさんぽ。

遊ぶばかりしていては家人に申し訳無い。せっかく日生に行ったので，日生の海の駅（マルナカ直営）で殻付き牡蠣を買って帰った。おいしかった〜。

感想

satopan7

新春2日目，瀬戸内の眺望が楽しめるよいところだと聞いていて，以前から気になっていた日生寒河の天狗山に行ってみた。登山口だけ見ていたので寒河のコミュニティハウスに車を停めようと思ったら，先客がいっぱいあって駐車スペースが確保できず。登山口からそう遠くない国道のそばに車を停めることができそうな広いスペースがあったので，停めさせてもらい出発。
登山口には西願寺，寒河八幡宮といった立派な寺社があった。寒河八幡宮はお詣りの人も多そうな立派な神社だった。神社で手を合わせてから天狗山へと進む。
道はよく整備されているが，天狗山への上りは最初からなかなかの急登だ。振り返る度に高度が上がるごとに見晴らしがよくなり，遠くの景色がとびこんでくる楽しい登山道が続く。山頂は風もあって小雪が散っていた。しかし，四国や遠く六甲方面まで見通せる眺望はすばらしい。冬の瀬戸内海らしいよく晴れた空の下を歩くことができ楽しい山歩きだった。