ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 283991
全員に公開
雪山ハイキング
栗駒・早池峰

金倉山(かねくらやま)虎毛山へのバリルートをほのめかす

2013年04月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:19
距離
3.9km
登り
512m
下り
504m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

09:25 駐車スペース
10:10 鉄塔
11:25 金倉山997.8m
    休憩
12:00 山頂発
12:30 鉄塔
12:45 駐車スペース
天候 小雪snow 一時晴れsun
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
秋田方面からR108の役内大橋手前の左側のPへ駐車。宮城方面からだと役内大橋を渡って右側のPになる。
利用できる公共交通機関は無い。自家用車の無い方はレンタカー、またはタクシーの利用となる。
秋田と宮城を結ぶR108鬼首道路は通年通行可能。
コース状況/
危険箇所等
✿金倉山は虎毛山北西の稜線上にある登山道の無い山である。快適に登れるのは薮が雪で覆われている季節だけと思われる。東北電力の鉄塔までは人がかつて足を踏み入れた気配(切り株など)があるが、以降はそういう形跡がまったくなかった。
✿4月の半ばという時期的な要因があるかもしれないが、行程の8割方は薮漕ぎだった。雪解けが進んで出てきた薮の上に、近日中に降ったと思われる新雪が30cmほど積もっていた。アイゼン+ストック装備で臨んだが、ワカンの方が良かったかもしれない。
✿特に危険箇所はないが、薮に足を引っかけて転びそうになる場面があったので注意。
✿軍沢岳、山伏岳、高松岳、虎毛山、禿岳などの眺めが良い。
R108の駐車スペースから歩きはじめる。
1
R108の駐車スペースから歩きはじめる。
少し歩くと旧道の仙秋サンラインに出る。
ここから尾根に取り付いた。
2013年04月13日 06:46撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
2
4/13 6:46
少し歩くと旧道の仙秋サンラインに出る。
ここから尾根に取り付いた。
こんなスギ林の藪漕ぎから始まる。
2
こんなスギ林の藪漕ぎから始まる。
送電線の鉄塔の下を行く。
耳をすますとビリビリ音がする。
1
送電線の鉄塔の下を行く。
耳をすますとビリビリ音がする。
* ̄(エ) ̄)ノクマ棚つくらないからね。
2
* ̄(エ) ̄)ノクマ棚つくらないからね。
クロベの幼木生い茂る尾根を行く。
1
クロベの幼木生い茂る尾根を行く。
薮はきらいだ。
なるべく歩かないようにする。
2
薮はきらいだ。
なるべく歩かないようにする。
傾斜がゆるくなってもこんな薮を漕いで行く。
2
傾斜がゆるくなってもこんな薮を漕いで行く。
( ̄〜 ̄。)うーん
虎毛山みえないね。
1
( ̄〜 ̄。)うーん
虎毛山みえないね。
標高900m付近から金倉山山頂を望む。
東側が切れ落ちてるけど、なんとか行けるかな。
2
標高900m付近から金倉山山頂を望む。
東側が切れ落ちてるけど、なんとか行けるかな。
禿岳(はげかむろ)の眺望も残念ながらビミョーだね。
1
禿岳(はげかむろ)の眺望も残念ながらビミョーだね。
* ̄(エ) ̄)ノとりあえず、薮漕いで山頂めざしてみるよ!
4
* ̄(エ) ̄)ノとりあえず、薮漕いで山頂めざしてみるよ!
ようやく見えてきた虎毛山。
あそこまでいきたいんだけどなあ。
3
ようやく見えてきた虎毛山。
あそこまでいきたいんだけどなあ。
樹林から軍沢岳。
ようやく金倉山の山頂997.8mに着いた。
7
ようやく金倉山の山頂997.8mに着いた。
山頂からは山伏岳、高松岳方面の眺めが良い。
8
山頂からは山伏岳、高松岳方面の眺めが良い。
藪漕ぎが無くなったので、南東に伸びる虎毛山への稜線を見に行くことに。
2
藪漕ぎが無くなったので、南東に伸びる虎毛山への稜線を見に行くことに。
* ̄(エ) ̄)ノつぼ足でひざ下まで埋まるからね。
4
* ̄(エ) ̄)ノつぼ足でひざ下まで埋まるからね。
本日最高の稜線歩き☆
ほんのちょっとだけね。
8
本日最高の稜線歩き☆
ほんのちょっとだけね。
これが虎毛へ続く稜線の全貌なんだけど‥
なんとか行けるかなといった印象。
9
これが虎毛へ続く稜線の全貌なんだけど‥
なんとか行けるかなといった印象。
稜線北斜面崖マーク地帯をズームで。
ここから見えないけど、ピークの向こうにさらに崖マーク地帯は続くんだ。
4
稜線北斜面崖マーク地帯をズームで。
ここから見えないけど、ピークの向こうにさらに崖マーク地帯は続くんだ。
距離が短いし、最も易しいバリルートかと思ったけど‥
虎毛山まで歩くのにいちばん難しいルートかもね。
6
距離が短いし、最も易しいバリルートかと思ったけど‥
虎毛山まで歩くのにいちばん難しいルートかもね。
こんな藪漕ぎからはじまるのよ。
1
こんな藪漕ぎからはじまるのよ。
今日はやーめた。
ピストンして帰るよ。
5
今日はやーめた。
ピストンして帰るよ。
天気上がってきたけどね。
1
天気上がってきたけどね。
新雪をずぼずぼ下って行く。
1
新雪をずぼずぼ下って行く。
R108はすぐに見えてくる。
1
R108はすぐに見えてくる。
いっかいひねり。
鉄塔に戻った。
* ̄(エ) ̄)ノのぼっちゃった [[heart]] 金倉山にね。
4
* ̄(エ) ̄)ノのぼっちゃった [[heart]] 金倉山にね。
撮影機器:

感想

虎毛山のバリエーションルート第2弾として密かに計画していたのが、この金倉山を経由するルートである。金倉山からP1018〜P1019と崖マークの連続するナイフリッジを越えていく箇所が核心部。その後P1177.1で夏道の虎毛ー高松岳縦走路に合流しさえすれば、山頂まではひとまず安心ではないだろうか。

虎毛に続くこのルートを踏破するためには、金倉山までサクッと到達して、核心部のナイフリッジエリアに体力を温存させたいところだが、如何せん薮が深かった。それに今週降ったと思われる新雪が尾根を覆っており、斜度の割には厳しい行程になってしまった。楽に歩くには薮が雪で覆われている3月中がベストと思われた。僕はこの楽しみを1年寝かせようと思う。

誰か薮好きの方、ここ歩いてみませんか?

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1461人

コメント

藪こぎ好きなtooleさん♪
藪こぎに音を上げるとは大変な籔籔だったんですね〜
それとも旅のお連れサンがいたら前に進めたかも?
虎毛山への道はかくも険しく魔力に捕われるものなり
tooleさんらしいルート開拓、毎度のことながら御見逸れしました
2013/4/13 20:17
meikenさん☆
お早うございます。
そうですね〜
どなたか藪漕ぎの助っ人が居れば、もう少し進めたかもしれませんね

まあ、この日はスタートが遅かった事もあるので、核心部を偵察できただけでも目的は達成されています

虎毛のバリルート第二弾は来期にご期待くださいshine
2013/4/14 8:12
新雪…
新雪という響きに萌えてしまった私

早く冬にならないかな…

熊さんはまだ冬眠中ですかね。
2013/4/14 9:33
Springさん☆
この時期に新しい雪の感触を味わえるとは思いませんでしたよ
Springさんは春が好きだからSpringさんじゃないわけね
* ̄(エ) ̄)ノもう起きてるからね

ニュージーランドあたりに行けば、スキーシーズン始まるかもしれませんよ airplane
2013/4/14 13:42
意欲的な下見
tooleさんの面目躍如というべきコース取りだね この時期日当たりのいい尾根は雪が融けてしまっているからもう少し早くでしょうか。
虎毛へのルート幾つかあるが、私が一番正統的で凄いと思うのは春川を延々と遡上し、万滝をよじ登って山頂湿原にダイレクトであがってくるコースです 私はもうダメだが、tooleさんはいつかは沢を
2013/4/14 19:52
kiyoshiさん☆
ちょうど神室の東稜を歩いていた3月末日辺りがベストコンディションだったかもしれませんね

そうだっ
あの万滝をよじ登るコースがありましたか
もしそれをやってのけたら、スーパー達人ですね
いや、仙人の領域かも(笑)

体力と技術に精神が伴って初めて拓ける世界だと思いますが‥
沢登り、憧れますね
2013/4/14 20:33
虎毛バリルート
虎毛山頂までは、まだまだありそうですね。山頂小屋泊まりとすれば行けそうでしょうか。それにしても新雪30センチだと相当ハードル高いですね。さすがに虎毛は巨体です

私もtooleさんは沢をやることになるだろうな・・と思っています 私のように残雪期の尾根だけだと一シーズンにせいぜい3回程度 若ければ挑戦しますが

それとも雪の無い時期はひたすら藪漕ぎを極めるtooleさんでしょうか  6月以降も注目です
2013/4/15 20:14
kamadamさん☆
虎毛山の夏道は実質赤倉沢沿いを歩く道しかありませんから(高松縦走路はあまり現実的でないので除きます)、尾根に注目するといろいろ見えてきて興味深い山域だと思います

それに、山頂に小屋があるというのもポイント高いです。
テントを担がなくて済みますから僕みたいな体力のない者にとってはうってつけなのです

沢ですか〜
実は歩いてみたい沢、けっこうあるんですよ。
気が向いたら水浴びから始めてみます
2013/4/15 20:45
沢のススメ
私もtooleさんはいつか沢をやるんだろな、と思ってます。
なにせ、沢登りの最後は、ほとんど藪漕ぎですから
登れない滝の高巻きなどでも藪漕ぎが必要になるので、
藪好きのtooleさんには、ぴったりの登山形態ではないのでしょうか^^b

ぇ?藪はきらいだ?
そんなつぶやきが書いてあったような気がしますが・・・
本心では無いですよね?
2013/4/17 0:14
Luskeさん☆
Luskeさんまで、僕を沢の藪漕ぎの世界へ誘なおうとするわけですか
できることならLuske先生に教えてもらいたいです

今年の夏にLuskeの沢教室を開かれてはどうでしょう?
ヤマレコには"イベントを開催する"というメニューもありますからね。
僕は間違いなく参加させて頂きます

>ぇ?藪はきらいだ?
そうなんですよ。藪漕ぎはあまり好きではありません
目の前に広がる薮と対峙して、どうやったら最も簡単に(省エネで)突破できるかについて考えるのが好きなのだと思います。
ですから、自分の想定の範疇を越えてしまう藪漕ぎについては諦める事になります。
ちょうど今回の山行が良い例です。

このような生徒でもよろしければ、お誘いください
2013/4/17 20:12
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら