記録ID: 2847661
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山滑走
大雪山
大雪山旭岳
2021年01月06日(水) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,190m
- 下り
- 1,182m
コースタイム
天候 | 曇り(標高2000m以上、風速10〜15m 山頂の気温−20℃以下?) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
上部は傾斜が強い上に氷結気味。滑落注意。 噴煙の近くでは、硫化水素ガスに注意。 |
写真
感想
大雪山旭岳は、残雪期にスキーで何度か登っている。しかし、いつかは厳冬期にも登ってみたいと考えていた。
旭岳へのルートは、徒歩、スキー共、地獄谷の南側、登山道のある尾根を往復するのが一般的だ。だが、地獄谷の北側にも、姿見駅へ向けて同様に延びる尾根がある。そこで今回、スキーで地獄谷の北側の尾根から南側の尾根へ周回するルートを設定してみた。
晴れる率が高いとみて今日を選んだのだが、姿見駅付近まで登ってみると、雲底は現在地+100m程。が、登る尾根の緩い裾は見えていたので、とりあえず行ってみることにした。雲の中へ入るとホワイトアウト。標高1850m辺りまでは順調に進んだが、その先は傾斜が強くなり、加えて雪面の凸凹が顕著。徒歩なら直登できても、スキーでは左へ迂回せざるを得ない。だが、その後も雪を纏った岩塊が至る所で進路を妨げ、視界の悪さがルート選択をより困難にした。まるで迷路を進む様な状況。標高2180m辺りで雪原に出て、ほっと一息、後は山頂を目指すのみ。山頂には登山道ルートを登ってきた3人の先客がいた。2人はスノーシュー、1人はアイゼンだが途中でスキーから履き替えたようだ。私はここでシールを剥がし、滑降開始。相変わらずホワイトアウト状態だが、下降ルートは以前の記憶と、登山道の痕跡で判断できた。石室手前で雲を抜け視界が利くように。あとはBC斜面から圧雪コースを経て下山した。
とりあえず課題は片づけたが、また残雪期の天気が良い日に再訪するのも良いかなと思う。
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