東天狗岳 ~初雪中テント泊


- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 934m
- 下り
- 927m
コースタイム
15日 黒百合ヒュッテ08:16-09:26東天狗岳-09:58根石岳-10:33東天狗岳-
11:17黒百合ヒュッテ12:46-13:34渋の湯
天候 | 14日 晴れ 15日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
渋の湯→パノラマコース出会 ・歩き始め凍結箇所あり。アイゼン無しは厳しいと思う。 ・パノラマコースとの出会い手前の登りは結構急。ここで力を使うと後がキツイ。 パノラマコース出会→黒百合ヒュッテ ・特に危険箇所、キツイ箇所なし。 黒百合ヒュッテ→東天狗岳 ・中山峠過ぎ、森林限界抜けると傾斜は厳しくなる。 ・12本爪アイゼン、ピッケルは欲しくなると思う。 東天狗岳→根石岳 ・東天狗岳から降りる岩場が少し手強い ・岩場は雪はなし。岩場をアイゼンで登降する。 自分は登りが楽しかった。 ・風が強かった。初めてフードをしかっり被った。身体が煽られる場面 もあり。 コース全体として、雪はまだ全面にあり。(所々溶けて雪がない所も有) アイゼン・ピッケルは要。 ただ、気温が暖かく厳冬期とは違う。グローブ外し素手で・・・・も 普通にできる。防寒にも気を使わなくて大丈夫であった。 (但し、天気により今回と違うケースはあると思われる) 雪山を勉強するには気を使う事が減る分、良いと思う。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
積雪期の次なる目標 「テント泊」 へ行ってきました。
なぜ、今か? シュラフが3シーズン用しかないからです(笑)
<事前に準備したもの>
●残雪期用の靴
●ダウンズボン
●スコップ
●ワカン
●割り箸+麻ヒモ のペグ
<準備>
とにかく荷物が多い。
夏テントから追加となるもの
・スノーフライ
・アイゼン(チェーンアイゼン、12本爪アイゼン)
・ダウンズボン
・ゴーグル
・グローブの予備 (これがデカイ)
ということで、「不要なものを削る」事を頑張り、
60Lのザック満載でギリギリパッキング完了。
また、1月黒百合ヒュッテに行った際
「お水はありません。雪を溶かして下さい」
という案内を見ていたので、最悪を想定し
○水 4.5L
○紅茶 1.3L
も準備。これが荷物の体積と重量をかなり増やす原因に。
(帰りは楽だったぁ)
体重計で計ると20Kgオーバー。
★水は小屋で分けてもらえます。私は半分捨てました。
<黒百合ヒュッテまで>
重い・・・・。20Kg、やっぱり重いです。
意外と登山道には傾斜あり、後半かなりシンドかった。
「ウルトラライト」という言葉の重要性を実感。
<テント泊>
1.準備
「ポール入れて自立させたらザックを入れる」という話を
何か本で読んだ記憶があったが、その意味を実感。
「強風でテントが10M程飛ばされる」体験をする。
人がいない方へ飛んで良かった。
ホント簡単に飛ばされるんだな〜。
風、恐るべし!
テントを取りに行き、張り直し。自立させたら直ぐにザックを
入れる。
テントの細綱をつける。これも事前につけて置かないと・・・・。
素手にやることになってしまう。今日は暖かくて良かった。
ペグをつける。これはヒモの結び方に問題あったが、他は
何も問題なし。あまり深く埋めなかったが、強度は抜群!
ホント凄いな、これ。
ペグ取る時はピッケルのブレードで掘らないといけない位
しっかり埋まっている。
2.食事
酸欠に注意。換気にかなり注意する。しかし、一人用テントは
あっという間にテント内が暖まるなぁ。
また、ひっくり返さないように火を使う時はそれに集中。
(今回は問題なかったが、次回以降も細心の注意を払いたい)
3.睡眠
寒くはなかった。23時で−4℃。翌朝8時で0℃。
モンベル #3
ダウン上下、靴下2枚。
この状態で「首周り汗だく」「内もも汗だく」という状態。
ただ、特に下半身の外側は冷気でスーっとする感じ。
正直「寝にくい」。
しかし、「気がついたら4:30のアラーム」「二度寝して
6:30起床」な訳で、寝れないと思いながらかなり寝ていると
思われる。
夜間の風は半端なかった。テント飛ばされるんじゃないかと
感じたほど。
<根石岳まで>
『楽しい』の一言。
ピッケルとアイゼンを活用しての山歩きは本当に楽しい。
もっと歩きたかった。
最近、歩くの遅くなったけど、その分疲れないかな。
<帰り>
テントまで戻り昼食。買ってきたパンを食べる。
食後パッキングを1時間かけやり、下山。
風が強かった為テントやフライを畳むのに骨折れた。
この辺ももっと上手くならないと。
<不要なもの>
●TNFのソフトシェル。
暖かなので、黒百合ヒュッテまでの登りは「長袖インナー+Tシャツ」
以外はハードシェル着用で十分。
最初から着ない場合はいらないな。
ダウン等の防寒着を活用出来れば荷物が減るな。
●水
今回は理由があったが・・・・もっと現地調達する方向で
考えないと、荷物が重くなり、本当に必要なものを削る事
になってしまう。
課題満載で有意義な山行でした。
hideheiさん、おはようございます♪
テント泊での天狗岳は、とってもイイ〜お天気で良かったですネ
『来てヨカッタな〜』って思う景色がたくさん見れると
重い荷物を担いで登った甲斐もありますネ(^_^)/~
hideheiさんの息子さん!たくましそうなので
そのうち、テントとか持って一緒に登っていたりなんかして
48の写真を見て・・私も共感です
また、これからも楽しいレコ!待ってます
kchanさん
こんにちは!
メチャメチャ早起きですね。
コメントありがとうございます。
一番共感して欲しいところを共感して頂けて嬉しいです!
山梨、長野在住は憧れますね〜
写真は次男ですが、長男はもう中学生。
彼とテント泊する日が来ることが夢です(笑)
kchanさん、相方さんのレコも楽しみにしてます!
素敵な写真をお願いします〜
念願の雪山テント泊成功おめでとうございます。
装備も更にレベルアップされてますね!(羨ましい!)
スノーフライの違いは体感できたでしょうか?
寒さへの苦労はさほどなかった感じですね。
モンベル3でも十分だった様子です。
ペグ作りなどの研究もされていて感心しきりです。
スノーシューを使う場面はありましたか?
おっと、また質問攻めがはじまってしまった・・。
何より今年の雪山前半戦は大成功ですね!!
お疲れ様でした。
kuutarouさん、
投稿ありがとうございます!
小さな問題はありましたが、とても有意義なテント泊
でした。
スノーフライ。「雨用フライは雪面との間に隙間でき
寒い」「雨用フライは入り口ジッパ−が凍る可能性ある」
と何かで読み、購入をしました。
使い勝手は・・・・入り口は良くできた構造と思いました。
それと、やっぱり夜風強いので(これが半端なかった!)
スノーフライの方が良いのかな・・・・と思いました。
ワカン(スノーシューではないです)は使用しなかったです。
「春の山は踏み抜きが多くワカンがあった方が」という
記事を読み持参しました。早く1回使いたいです(笑)
今回一番大変だったのは「パッキング」ですね。
明らかに無雪期の比べ荷物が多くなります。
厳選しないと60Lのザックには入らないですね。
「山に何を持っていくか」についてはまだまだ経験不足
と思っています。
積雪期にあと一回テント泊を考えています。
少しずつ勉強をしていきたいです。
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