飯山・経ヶ岳・三ツ峰山・七沢で周回


- GPS
- --:--
- 距離
- 26.5km
- 登り
- 2,392m
- 下り
- 2,380m
コースタイム
- 山行
- 10:20
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 10:45
天候 | 快晴 尾根は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
長谷寺へ上がる途中に無料駐輪場。車はその上の有料駐車場になります。トイレ完備。 広沢寺温泉方面より直進すると県道64号と合流するところにセブンイレブンあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
御門橋〜華厳山までの区間はVRとなります。東丹沢詳細地図に「華厳山手前に急傾斜の悪場があり、下りで使わない方が無難」とあります。要注意。 三ツ峰山は梯子、鎖場が多数あります。 地図は手動です。正確さにかける可能性あります。要注意。 |
その他周辺情報 | 飯山温泉・別所温泉・七沢温泉等あります。 |
写真
感想
今年の山はじめに歩いた経ヶ岳から大山へと赤線繋ぎがしたくなって、地図にてルート検索。なかなかよさそうなところに相州アルプス南尾根あり。この尾根は道の駅清川あたりから眺めても何ともなだらかないい景色になっており、だいぶ前から歩いてみたいと思っていました。
また県道64号線(伊勢原津久井線)の真下に伊勢原断層が通っていることも知る。その影響なのだろうか、相州アルプス南尾根は県道から見ると入り込んだりせず、整っていてやや人工的な印象を与える。そのため以前は、昔開発された後なのかと想像していたが、断層絡みなのかもしれない。ブラタモリでやらないかな。
天気予報で土曜日は最高気温17・8度近くとのことなので、どうせならこれはチャリで飯山観音まで行こうと計画。坂東観音霊場6番目であり、またその奥にはベイスターズの三浦新監督が現役時代、キャンプイン前の自主練で話題に上がった白山があり、そのあたりも見てみたい。走らないけど。早く帰ってこれれば蝋梅も見たいところ。
朝早く出発して、寒い中チャリをこぎこぎ飯山へ。長谷寺の山門を潜り本堂にまずはお参り。登山の無事とコロナ禍終息を祈り終えたら左奥へ。ここで男坂・女坂に分かれますが男坂を選択。登っているさなかにご来光。白山展望台からの相模平野への眺望よし。七沢方面へ延びる道を下り御門橋方面分岐でさらに下る。登った分がもったいないが、番長も山崎康晃も登ったならしょうがない。
御門橋までのルートも看板が出ているのでわかりやすい。ここから相州アルプス南尾根南端へは県道60号線を少々下り左の橋を渡り一つ目の角を左折。祠があります。
ここから尾根取りつきなのだけど、鹿柵が邪魔して上がれないので河原まで降りると扉あり。そこを潜って尾根に上がります。祠から鹿柵沿いに右に行っても扉があるようです。
尾根歩きは前半、非常に気持ちいいなだらかさを保ちながら徐々に上がっていきます。途中勾配が急になりますが、それを乗り越えればいよいよこの尾根の核心部、華厳山直下の急登が始まります。ザレた急登ではあるけど一番の急傾斜にはロープあり助かります。登りに関しては変化に富んでいて楽しい気分が勝りますが、標識などはありません。扱いとしてはVRかと。一本尾根なので登りでは迷う心配は低いはず。下りに関しては東丹沢詳細地図では数か所〇→×があるので注意が必要と思われます。
華厳山からしばらく歩くと経ヶ岳へ。ここから赤線繋ぎの再出発。ここまで思っていた以上に時間がかかったのと膝への不安がよぎる。前回下ろした靴は以前の靴よりもクッション硬め。
半原峠、土山峠を越えて辺室山へ。この辺りは気持ちいい尾根歩き。看板もあるので迷わずに進めます。このあたりまでは快晴、ほぼ無風の絶好の条件。
そして本日の核心部、三峰山へ。1000m未満ながらもアップダウンありの岩場の鎖場、梯子、細尾根が多数あり冒険心を満たしてくれるコースを実感。一方で大型台風などで、さらに崩壊が進めば通れなくなる危険性も十分ありそうだと思いました。体力が残っていて、十分に注意して慎重に進めばドキドキ感を楽しめます。
この日のこの時間帯、だいぶ早過ぎるけど春一番じゃないの?と思わせる強風が吹いており、これには閉口する。三峰山直前にすれ違った方々に「尾根風強いから注意して」と言われたけど、まさかこれほどとは思わなかった。細尾根の途中で木に抱き着いて風をやりすぎてから梯子を上がるなんて、まるでSASUKE。慎重に確実に。
七沢山を過ぎ不動尻分岐を過ぎても意志を持ったかのような強風に嫌気がさし、唐沢峠直前の不動尻三峰分岐でエスケープ。大山までの赤線繋ぎは次回以降持越し。ミツマタが咲くころに挑戦したいところ。二の足林道を通り、最後は巡礼峠へ。
舗装路歩きにくたびれたところなので土のクッションが膝にやさしい。
飯山白山から巡礼峠までの間にトレランの看板あり。まさか100段越えの階段があるとも思わず、最後の最後に苦悶の表情を作りながら登り切る。プロ野球選手がキャンプ前に事前トレーニングをする場所だわと妙に納得。穏やかな丘くらいにしか思っていなかったのでガツンと削られながら白山展望台に戻りました。
結局長谷寺到着は17時越えとなり、この周回ルート選択で正解。大山を目指した場合は公共交通機関を使ってチャリを回収しなければならなかった。ただ暗くなり蝋梅を見れなかったのが心残り。いずれにしても季節外れの気温と関係なく、寒さを十分感じながらのチャリでの往復と相成りました。
無事に周回できて山の神様仏さまに感謝です。
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