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Yamareco

記録ID: 2868502
全員に公開
沢登り
房総・三浦

小坪井沢・本坪井沢(森林軌道跡)

2021年01月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
azsuga その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:35
距離
12.4km
登り
441m
下り
445m
歩くペース
ゆっくり
1.81.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:40
休憩
0:13
合計
7:53
8:17
93
ゲート
9:50
22
稜線下降点
10:12
71
小坪井沢合流
11:23
11:36
140
本坪井沢出合
13:56
13:36
34
トンネル入口
14:10
74
稜線への取付
15:24
道の駅ふれあいパークきみつ
千葉の沢はヒルがいるので秋から冬が良いとのこと。
今回は森林軌道のトンネル探索も絡めました。

駐車場から舗装路を歩いていると、山ももさんの敷地から黒い犬が吠えながら駆け寄ってきて、しばらく吠え立てながらついてこられたのには閉口しました。

・274ピークの北側の稜線にてハーネスとヘルメットを装着。
傾斜の緩そうな支沢の沢筋を下降しましたが、落ち葉の下はつるつるの露岩のみ。
尾根に避難して騙しながら沢底へ。二度とここは使いません。

支沢の沢底に降りてから沢靴装着。

小坪井沢の出合からは、ナメの沢を濡れない程度にへつりながら下降。
途中アナグマの死体が転がっていたり、大きな骨が落ちていたり、自然溢れる沢でした。
水は濡れると冷たいがネオプレン靴下であったこと、ほぼへつって濡れないように歩いていたことから、すぐに体温で温くなり、冷え切る感じはしなかったです。

本坪井沢はほぼゴーロ歩きで時々、淵が出て膝下まで濡れる程度。
小滝は2箇所。
硫黄臭のする黒い淵もあり。底から白い気泡が上がってきていたので温泉かも?

トンネル入口でヘッデン装着。入口は幅60cm程度。風が吹き上がってくる。
壁に手足を突っ張りながらゆっくり2m程度、底までクライムダウン。

トンネルは入口付近が高さ2m弱、幅2m弱で狭い。
進むと徐々にトンネル内が広くなり、最大で高さ4〜5m程度、幅3m程度に。

トンネルの側面には、橋梁を差し込んだと思われる穴が連続して開いていました。
そして大量のコウモリがみっしりと壁一面に集まっているところも。
刺激しないようにヘッデンの明かりを当てないようにして先へ。

トンネルの出口側は、倒木などで隠れていなかったので分かり易いと思います。

トンネルを出た支沢を降り、小坪井沢へ出合い、しばらく下ると稜線への取付地点へ。ピンクテープあり。ここで沢靴のみ解除。

急な尾根を登りトラバースして・274ピークの北側コルへ。
トラバース道は幅40cm程度で獣道より歩きやすかったので、次回はこちらのルートを選択したいです。

一日を通して暖かい風が吹き、まるで春先のようでした。
ヒル被害はなし。
誰にも会わず終わりました。

おつかれさまでした。
天候 晴れ。前線通過前により最高気温15℃まで上昇。午後になると風が強い。
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
・小坪沢までのアプローチ
稜線から沢筋を伝って小坪沢へ降りるルートを取りましたが、つるつる滑る露岩が続くため踏み込まない方が良いです。
274ピークの北側をトラバースする踏み跡は、獣道よりややしっかりついている程度で、個人的にはトラバース道のほうが良いと思いました。

・ロープ
小滝その1でお助け紐使用。
道の駅きみつ
2021年01月16日 07:53撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
1
1/16 7:53
道の駅きみつ
ゲート
2021年01月16日 08:17撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
1
1/16 8:17
ゲート
支沢の沢底に降り立って振り返ったところ。危険すぎてここまでの写真撮れず。
2021年01月16日 09:53撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
1
1/16 9:53
支沢の沢底に降り立って振り返ったところ。危険すぎてここまでの写真撮れず。
小坪井沢へ合流。小坪井沢の上流側を向いて撮影。
2021年01月16日 10:14撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
1
1/16 10:14
小坪井沢へ合流。小坪井沢の上流側を向いて撮影。
きれいなナメが続く
2021年01月16日 10:22撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
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1/16 10:22
きれいなナメが続く
上流側を振り返って撮影
2021年01月16日 10:22撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
1/16 10:22
上流側を振り返って撮影
たまに膝下程度の淵
2021年01月16日 10:40撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
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たまに膝下程度の淵
まるで洗濯板
2021年01月16日 11:02撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
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まるで洗濯板
このあたりの石は簡単に割れる。砂が集まって固まったような感触
2021年01月16日 11:16撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
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このあたりの石は簡単に割れる。砂が集まって固まったような感触
右岸に高さ50cm、幅40cm程度のトンネル。奥は見えないが水の反響する音は聞こえる
2021年01月16日 11:19撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
2
1/16 11:19
右岸に高さ50cm、幅40cm程度のトンネル。奥は見えないが水の反響する音は聞こえる
本坪井沢との出合。
2021年01月16日 11:20撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
1
1/16 11:20
本坪井沢との出合。
たまに50cm程度の深さの淵
2021年01月16日 12:18撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
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たまに50cm程度の深さの淵
右手に小滝その1。高さ2m、幅4m程度。左壁をフリクション効かせて登る。手がかり少ないためお助け紐使用。
2021年01月16日 12:58撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
1/16 12:58
右手に小滝その1。高さ2m、幅4m程度。左壁をフリクション効かせて登る。手がかり少ないためお助け紐使用。
小滝その1を登ると、すぐ正面に小滝その2。高さ約1.5m。手がかりあり。
2021年01月16日 13:05撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
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1/16 13:05
小滝その1を登ると、すぐ正面に小滝その2。高さ約1.5m。手がかりあり。
深さ1m程度の淵。黒くて硫黄臭。温泉?
2021年01月16日 13:13撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
1/16 13:13
深さ1m程度の淵。黒くて硫黄臭。温泉?
森林軌道トンネル入口。倒木の下に隠れている。入口は幅60cm。2m程度の段差あり。手足を穴の壁に突っ張って降りる。
2021年01月16日 13:33撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
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1/16 13:33
森林軌道トンネル入口。倒木の下に隠れている。入口は幅60cm。2m程度の段差あり。手足を穴の壁に突っ張って降りる。
遠くに出口の明かりが見える。途中、大量のコウモリが壁にみっしり。
2021年01月16日 13:41撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
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1/16 13:41
遠くに出口の明かりが見える。途中、大量のコウモリが壁にみっしり。
トンネル出口。高さ約2.5m、幅約3m。
2021年01月16日 13:48撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
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1/16 13:48
トンネル出口。高さ約2.5m、幅約3m。
トンネル支沢の沢底に、丸い穴。軌道の杭が打たれていたのか。
2021年01月16日 13:55撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
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1/16 13:55
トンネル支沢の沢底に、丸い穴。軌道の杭が打たれていたのか。
稜線への取付。沢靴のみ解除。
2021年01月16日 14:04撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
1/16 14:04
稜線への取付。沢靴のみ解除。
トラバースが終わった右手にこの標識。
2021年01月16日 14:40撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
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1/16 14:40
トラバースが終わった右手にこの標識。
道の駅より上部に位置する駐車場。次回はこちらに駐車したい。
2021年01月16日 15:19撮影 by  arrowsM04, FUJITSU
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1/16 15:19
道の駅より上部に位置する駐車場。次回はこちらに駐車したい。
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