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Yamareco

記録ID: 286904
全員に公開
雪山ハイキング
蔵王・面白山・船形山

南面白山から小東峠経由、二口温泉へ

2013年04月20日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 宮城県 山形県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:38
距離
12.6km
登り
1,093m
下り
1,188m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:15 面白山高原駅 9:20 南面白山 11:20 小東峠 12:00 樋の沢小屋 13:45 秋保ビジターセンター
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
 面白山の北斜面上部は表面がザクザクでしたが、その下はある程度クラストした雪面で、アイゼンの爪数が少ない、あるいは爪が短いと効かない場合がありそう。踏み抜きは少なかったが、今後雪質が悪化して登りにくくなる可能性もある。南斜面から小東岳の横、小東峠を経由して、樋の沢に至るルートは所々夏道が出ている。雪は緩く下り斜面はグリセード可。ただし、積雪、雪質は場所によって大きく変化するので、細心の注意が必要。沢の上にかかる雪渓は今回は崩れなかったが、もうすぐ踏み抜きそうな場所もある。夏道も昨秋の落ち葉が多量に積もっていて滑りやすく、さらに、その落ち葉が下の地形や浮石を隠し、それらの存在がわかりにくいため、これも充分な注意が必要。樋の沢小屋から秋保ビジターセンターに至る大東岳裏コースのいくつかの渡渉箇所には雪渓が残る場合があり、通常ルート以外の渡渉場所を慎重に探す必要がある
6:37 愛子駅に電車が入る
6:37 愛子駅に電車が入る
先週同様、7:09 面白山高原駅到着。先週はこの階段が凍りついていて、危険だった。本日の凍結箇所は一部のみ
先週同様、7:09 面白山高原駅到着。先週はこの階段が凍りついていて、危険だった。本日の凍結箇所は一部のみ
コスモスベルグの真ん中を進む
コスモスベルグの真ん中を進む
スキーリフトのふもと駅のあたりから雪
スキーリフトのふもと駅のあたりから雪
アイゼン着用で万全をきす
アイゼン着用で万全をきす
薄い残雪を行く
と思ったら、激しい登り
と思ったら、激しい登り
夏道は岩道
そして、急な雪面
そして、急な雪面
スキーコースをショートカットしたら、こんな急斜面に。その上、尾根までもうすぐのところで、一時、結構な木の枝藪漕ぎも強いられたが、ギリギリ突破し、無事に夏道に合流。これから散々襲いかかる数々の難行も顧みず、初期から苦労三昧をしました
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スキーコースをショートカットしたら、こんな急斜面に。その上、尾根までもうすぐのところで、一時、結構な木の枝藪漕ぎも強いられたが、ギリギリ突破し、無事に夏道に合流。これから散々襲いかかる数々の難行も顧みず、初期から苦労三昧をしました
南面白山頂上付近の木枝
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南面白山頂上付近の木枝
2時間での雪道の南面白山登頂を祝い、象の頭のような(ある種の犬の顔にも見えなくもないが)大東岳を記念撮影
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2時間での雪道の南面白山登頂を祝い、象の頭のような(ある種の犬の顔にも見えなくもないが)大東岳を記念撮影
細々と続く雪の尾根道(それはそれで、快適)
細々と続く雪の尾根道(それはそれで、快適)
夏道も薄い雪がかぶっている
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夏道も薄い雪がかぶっている
ナイフならぬ鈍器リッジ? でも、快適な歩き心地に心もルンルン
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ナイフならぬ鈍器リッジ? でも、快適な歩き心地に心もルンルン
南面白山からの急な下りの次は急登。T氏に追いついて行けない(先週酷使した左膝が気になり始める)
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南面白山からの急な下りの次は急登。T氏に追いついて行けない(先週酷使した左膝が気になり始める)
小東岳登頂オプションを潔くパスし(^^;)、樋の沢小屋への下降点を探すが、笹薮だらけで、ついに見つからず、笹薮漕ぎ下降を強いられる。その後の急下降がこれ
小東岳登頂オプションを潔くパスし(^^;)、樋の沢小屋への下降点を探すが、笹薮だらけで、ついに見つからず、笹薮漕ぎ下降を強いられる。その後の急下降がこれ
沢沿いの道にもこんな邪魔者が。。結構な厚みで、右側は崖。いろいろな手段で体力を奪おうとする。
沢沿いの道にもこんな邪魔者が。。結構な厚みで、右側は崖。いろいろな手段で体力を奪おうとする。
やっと、樋の沢小屋に到着し、小休止。滑沢のすがすがしい流れに癒され。。
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やっと、樋の沢小屋に到着し、小休止。滑沢のすがすがしい流れに癒され。。
道も徐々にハイキングモードに
道も徐々にハイキングモードに
可憐な春の息吹に励まされて
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可憐な春の息吹に励まされて
しかし、大東岳裏コースは渡渉箇所が多く、その状態も様々なので、十分に注意が必要。迂回コースは高巻きの道で、酷使した膝・腰には悪魔のよう。特に危険個所には、鎖、ロープがあるものの、信頼性不明に加えて、切れたロープ箇所もあった
しかし、大東岳裏コースは渡渉箇所が多く、その状態も様々なので、十分に注意が必要。迂回コースは高巻きの道で、酷使した膝・腰には悪魔のよう。特に危険個所には、鎖、ロープがあるものの、信頼性不明に加えて、切れたロープ箇所もあった
しかし、高所からの大行沢も中々なもの
しかし、高所からの大行沢も中々なもの
お辞儀するカタクリの花
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お辞儀するカタクリの花
純白の花を踏まないように
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純白の花を踏まないように
支流もさらに清流
支流もさらに清流
結果として、計画通りに二口温泉に到着。14:25発愛子行きのバスに乗車し、15:30に愛子駅到着
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結果として、計画通りに二口温泉に到着。14:25発愛子行きのバスに乗車し、15:30に愛子駅到着

感想

 面白山の奥深さと面白さに大いに敬意を表した先週だったが、酷使して痛めた左膝が木曜日には治癒した(と思い込んだ)ため、少し前に計画していた、南面白山→二口温泉縦走を試みることにした。ヤマレコ初心者であるものの、やはりせっかく山行記事を書いたら、誰かに読んでもらいたくなり、昨年、槍ヶ岳→大キレット→北穂高→涸沢を一緒に歩いたT氏にメールし、さらに今回の計画を伝えたら、やはり同行を申し出てくれた。自分が計画した山行なので、何か目論見違いや事故があれば申し訳ないとは思いつつ、単独山行とは違った楽しさがあるので、もちろん大歓迎だった。
 愛子駅に車をデポし、始発電車で出発点である面白山高原駅に向い、二口温泉にて土曜に2本しかない仙台市営バスの最終便(14:25)に間に合わせて歩く計画である。
 結果的に、計画通りについたものの、実は、予測しない藪漕ぎ2回、道迷い2回、その他、アイゼンの留め金ピン脱落、ストックのバスケット紛失など、かなりのアクシデントがあった。雪渓の急登時やグリセード時にはピッケルが欲しいと思う場面もあった。
 バス時間を気にし過ぎて、ゆっくりと休憩ができなかったが、計画した縦走そのものは極めて充実したものだった。先週の「面白山散歩」の経験が多少役立ったこともあったと思うが、やはり、同行して頂いたT氏の心遣いが大きい。ありがとう。加えて、予報では南面白山山頂の9:00前後の風速は、かなりの確率で10 m/s前後だったのだが、実際はほぼ無風という、前日とはうって変わったものでした。これは、T氏の日頃の業によるものなのでしょうか。いずれにしても再度感謝です。
 さて、来週はいよいよ連休前半。某氏は磐○山のようだが、私はもう少しメジャーなところをめざそうかな。。

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コメント

春山良かったね〜
どもども〜
先日の面白山縦走記録読んでて「羨ましい〜」と思っていたら、まさか昨日私が南面白山の頂に立っているとは一週間前には想像もできないことでした。
おかげさまでまた登山の楽しさをしりました。
お世話様&ありがとう〜
次ご一緒するのは あそこの山ですかね。
ヤマコレに登録しました。tome1になります。釣りハンドルtomeはすでに使われていました。残念
2013/4/21 8:38
お疲れ様でした
tome1さん、おはようございます。
足腰膝の調子はいかがですか?
今朝起きたら、庭の雪にびっくり。早朝に予定していた岩切城址循環コースは残念ながら中止し、リハビリ休養に充てることにしました。
連休前半部は、「あそこの山」を正面から見る八○池〜唐○岳コースと麓の にする予定です。
また報告します。
2013/4/21 9:40
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