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記録ID: 2878258
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積雪期ピークハント/縦走
道南

砂蘭部岳〜横山

2021年01月25日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
15.6km
登り
953m
下り
953m

コースタイム

日帰り
山行
6:34
休憩
0:38
合計
7:12
7:20
214
林道大新線入口
10:54
11:15
60
12:15
12:32
120
14:32
林道大新線入口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八雲町の市街地から約8km 砂蘭部川右岸の「民有林林道 大新線」入口に駐車
コース状況/
危険箇所等
全行程スノーシュー
※ルートの軌跡は手動入力です。
「民有林林道 大新線」の入り口からスタート。
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「民有林林道 大新線」の入り口からスタート。
まずは平坦な林道を進む。
ここ数日の好天続きのせいか雪は締まっていて、シューで10cm沈まないくらい。
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まずは平坦な林道を進む。
ここ数日の好天続きのせいか雪は締まっていて、シューで10cm沈まないくらい。
上り15.7%標識の先に橋があり、砂蘭部川の支流を渡る。
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上り15.7%標識の先に橋があり、砂蘭部川の支流を渡る。
地形図上で点線の区間に入って登っていくと、再び大新線の看板が立っていた。
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地形図上で点線の区間に入って登っていくと、再び大新線の看板が立っていた。
△369.1の南側を通過し、少し先で林道から尾根に取り付く。
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△369.1の南側を通過し、少し先で林道から尾根に取り付く。
尾根は広く緩やか。一部笹が出ているが、踏み抜きはなく快調に登って行けた。
足元には動物の足跡が多い。
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尾根は広く緩やか。一部笹が出ているが、踏み抜きはなく快調に登って行けた。
足元には動物の足跡が多い。
・726の先から傾斜が出てくるが、難なく直登。
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・726の先から傾斜が出てくるが、難なく直登。
登り返しを減らすために・961の西側をトラバースしていると、疎林の斜面に出て眺望が開けてきた。
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登り返しを減らすために・961の西側をトラバースしていると、疎林の斜面に出て眺望が開けてきた。
雄鉾岳〜遊楽部山塊がド〜ンと現れた!
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雄鉾岳〜遊楽部山塊がド〜ンと現れた!
台形の遊楽部岳は圧倒的な存在感がある。夏に2回登っているが、積雪期にも行ってみたくなった。
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台形の遊楽部岳は圧倒的な存在感がある。夏に2回登っているが、積雪期にも行ってみたくなった。
未踏の冷水岳〜白水岳。
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未踏の冷水岳〜白水岳。
砂蘭部岳手前のコルまで来て、ようやく山頂部とご対面。
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砂蘭部岳手前のコルまで来て、ようやく山頂部とご対面。
あとは標高差70mを登れば山頂だ。
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あとは標高差70mを登れば山頂だ。
しかし、足元にはクラックが入っていて雪庇が崩れ落ちそう・・・。際に寄らないようにして進む。
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しかし、足元にはクラックが入っていて雪庇が崩れ落ちそう・・・。際に寄らないようにして進む。
砂蘭部岳(984m)到着。
1000mに満たない山ながら、とても開放的な山頂だ。
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砂蘭部岳(984m)到着。
1000mに満たない山ながら、とても開放的な山頂だ。
山頂標識もあり。
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山頂標識もあり。
遊楽部岳方向の眺望はここからも変わらず素晴らしい。道南にもこんな良い山があったのか・・・と改めて思った。
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遊楽部岳方向の眺望はここからも変わらず素晴らしい。道南にもこんな良い山があったのか・・・と改めて思った。
日本海側から少し雲が湧いてきた。
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日本海側から少し雲が湧いてきた。
西側に見える山々。
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西側に見える山々。
東側の眺望。あとは駒ヶ岳がくっきり見えれば・・・
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東側の眺望。あとは駒ヶ岳がくっきり見えれば・・・
・961を経て横山(右寄り)に繋がる稜線。奥には噴火湾が広がる。
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・961を経て横山(右寄り)に繋がる稜線。奥には噴火湾が広がる。
まだ時間もあるので稜線伝いに横山を目指してみる。
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まだ時間もあるので稜線伝いに横山を目指してみる。
深いラッセルもなく、道南の名峰と噴火湾を眺めながらの気持ち良い稜線歩きだった。
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深いラッセルもなく、道南の名峰と噴火湾を眺めながらの気持ち良い稜線歩きだった。
振り返ると砂蘭部岳の東面、左には小鉾岳(791m)が。この位置からだと両座は隣り合っているように見えた。
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振り返ると砂蘭部岳の東面、左には小鉾岳(791m)が。この位置からだと両座は隣り合っているように見えた。
レーダーが立っている乙部岳は遠くからでもすぐに分かる。
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レーダーが立っている乙部岳は遠くからでもすぐに分かる。
いくつかの小ピークを越えて、横山が目前に。
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いくつかの小ピークを越えて、横山が目前に。
立ち枯れの木が良い雰囲気を出してる。
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立ち枯れの木が良い雰囲気を出してる。
横山(928m)到着。ここも開放的なピークだった。
ピンテが1本巻かれているだけだが、一応三角点もある模様。
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横山(928m)到着。ここも開放的なピークだった。
ピンテが1本巻かれているだけだが、一応三角点もある模様。
砂蘭部岳を振り返る。
風もほとんどなく、暖かくて平和な時間が流れていた。
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砂蘭部岳を振り返る。
風もほとんどなく、暖かくて平和な時間が流れていた。
遊楽部山塊はここからもよく見えた。
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遊楽部山塊はここからもよく見えた。
南側には・805〜・825〜・853となだらかな尾根が続く。
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南側には・805〜・825〜・853となだらかな尾根が続く。
帰路は登りで使った尾根には戻らず、横山からそのまま北に延びる尾根で下り、周回ルートを取る。
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帰路は登りで使った尾根には戻らず、横山からそのまま北に延びる尾根で下り、周回ルートを取る。
噴火湾と八雲の市街地の眺望がとても良かった。
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噴火湾と八雲の市街地の眺望がとても良かった。
・729〜・631と下り、北西に伸びる尾根へ。
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・729〜・631と下り、北西に伸びる尾根へ。
登りで通った尾根に比べると、部分的に急斜面が多く雪も少し深いような気がした。下る分には問題ない。
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登りで通った尾根に比べると、部分的に急斜面が多く雪も少し深いような気がした。下る分には問題ない。
沢の近くまで降りてきた。目前に見えるなだらかな尾根が登りで通ったところ。
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沢の近くまで降りてきた。目前に見えるなだらかな尾根が登りで通ったところ。
気温が上がって雪が腐り、団子になってこびり付く。鉛を付けたように重い足を引きずりながら進む・・・。
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気温が上がって雪が腐り、団子になってこびり付く。鉛を付けたように重い足を引きずりながら進む・・・。
砂蘭部川の支流を渡渉。水量は少ないのでどこでも渡れそうだったが、良い感じのスノーブリッジがあったので使った。
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砂蘭部川の支流を渡渉。水量は少ないのでどこでも渡れそうだったが、良い感じのスノーブリッジがあったので使った。
沢沿いの林道を進み、上り15.7%標識の橋で往路のトレースに合流。
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沢沿いの林道を進み、上り15.7%標識の橋で往路のトレースに合流。
林道を下って帰還。
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林道を下って帰還。

感想

昨年秋に小鉾岳に登った時、北側にそびえる砂蘭部岳の山容が記憶に残っていた。夏道のない山なので、登るなら積雪期が良さそう。ここ数日の好天続きで雪も多少締まっているかもと思い、隣の横山とセットで登ってみた。

砂蘭部岳までは「北海道雪山ガイド」に紹介されているルートと大体同じ。除雪は意外と奥まで入っているようで、林道大新線の分岐までは車で入れたので楽だった。林道〜尾根の雪も深いラッセルになるところはなく、この時期にしては良いペースで進むことができた。

砂蘭部岳は道南の山々を見渡す大展望台だった。白水岳〜冷水岳など、未踏の山が立ち並んでいて興味がわいてきた。道南にはあまりガイド本に載らないような良い山がまだまだある。機会を見つけて登っておきたい。

7時間少々の行程の割には疲労感はあったけど、好天に恵まれて変化に富んだ周回ルートを楽しめた。

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