記録ID: 2878397
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越
七面山・ナナイタガレ (過去レコ)
1979年12月29日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,805m
- 下り
- 1,803m
コースタイム
天候 | 晴れたり曇ったり |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
過去レコです。記録はほぼ無いので記憶を下に書いています。思いで深い山行だったので、記憶が無くなってしまう前に記録しておこうとヤマレコを利用させていただきました。ですので、時刻はとても大雑把です。40年以上の昔のことですが、崩壊地ですので常時落石や岩雪崩が生じる危険地帯です。現在も危険性としてはあまり変わっていないと思います。 大春木沢の左沢と右沢(二俣)の間にある顕著な尾根は一番安全で登り易い箇所だと思います。 |
感想
ナナイタガレを登るべく、10月の大春木沢の遡行では直瀑に阻まれ、11月では大春木沢左岸尾根最上部の下降ポイントが泥壁の雪庇のようにハングしていて恐ろしくなり、いづれも中途退去しました。あれこれ思案し12月に再度下降ポイントを訪れ、泥壁はザイルを使って降り、さらにガレの凸部を降ってナナイタガレ底部に降り立ちました。最初右沢から少し登っていきましたが、アイスバイルやピッケルでステップを切ろうとしても石と砂が固まって凍土となっていたために殆ど切れず、出歯アイゼンの先も食い込まないので凍結している小石の上に静かに乗り登っていくという状態でした。アイゼンの爪とバイルとピッケルの先というピンポイントに頼る登行は極めて不安定でした。まだ積雪部分の方が安定していましたが、まだ本格的な冬ではないのでやはり不安がある危ない状態でした。このまま斜度を増していく斜面登行は絶望的なので左沢と右沢の中間の顕著な左手の尾根へルートを取りました。尾根に立つと獣の通った跡があり、ガレの凸部が一番安全なルートだということを証明していたように思います。崩壊地を脱する箇所も泥壁の雪庇状態は小さく、なんなく登ることができました。
★別途、後日日記で印象記を書けたらなと思います
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