歴史国道・城ヶ峰(龍ヶ峰城跡)
- GPS
- 00:41
- 距離
- 1.7km
- 登り
- 47m
- 下り
- 39m
コースタイム
- 山行
- 0:40
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 0:43
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が10 cmくらい。直射日光が当たる場所は、雪が解けて路面がみえている。先行者のトレースが無い箇所はツボ足。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
靴
スノーシュー
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
保険証
時計
サングラス
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感想
弟子(妻)との月例ハイクの2021年1月分に行っとかなきゃいけないんだけど、年明け早々に大雪に見舞われ、特に、1月8日〜10日の3日間の35年ぶりの大雪には、除雪や通勤手段が止まったストレスなどで弟子も私も心身ともに疲れ果て、登山に行く意欲が湧かなくなっていた。そんな萎み切った意欲を何とか奮い立たせ、月末ギリギリの31日に向かった先は、加賀・越中国境を越える歴史国道・倶利伽羅峠近傍にある城ヶ峰。先月、私ひとりで石動駅から倶利伽羅駅まで歩いた時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2782798.html)に通過し、「簡単に登れる山」のひとつとして記憶されていたのだ(苦笑)。龍ヶ峰城址公園の駐車場までクルマで行き、階段状に整備された遊歩道を30 m登り下りするだけ…のチョーお手軽登山を企図していたが…。
当日の1月31日は、前日までの雪も止み、時折陽が射すなどのまずまずの天気。10時半過ぎに『キャラメルハウス』(自宅)を出発し、高岡砺波I.C.から北陸道に乗り、小矢部I.C.で下りる。富山県側から倶利伽羅峠を目指すも、墓地からは先は除雪がされておらず、国道8号くりからトンネル経由で迂回し、登山口のある山森集落を目指す。山森集落に着き、歴史国道のほうに入ろうとしたら、入口は駐車中のクルマで塞がれてた…。倶利迦羅山不動寺の駐車場で方向転換し、歴史国道に入口に戻る。ちょうど除雪車が雪を積み上げるために入った跡が絶好の駐車スペースになっており、ここにクルマを入れる。まずは、私ひとりで偵察に行く。歴史国道は全く除雪車が入っておらず、入口入ってすぐの歴史国道駐車場は雪が積もったまんま。ま、クルマが通せんぼしてる以上、除雪されててもクルマは入れないが…。除雪は入ってないが、積雪は10 cm程度。先行者の足跡があり、当初考えてた龍ヶ峰城址公園の駐車場からの往復は無理だけど、龍ヶ峰城址公園の駐車場までの歩きを厭わなければ大丈夫そうだった。一旦クルマに戻り、弟子に行くか止めるかの意向を確認し、O.K.が出たので11:48に登山開始。
歴史国道入口から旧・北陸道に入る。晴れてて暖かいのは嬉しいけど、雪が緩んでて時折ズボッと沈んで歩きにくい。ひなたになると雪が解けてアスファルトの路面が覗いており、その部分はまるで「ボーナスステージ」のようだった(苦笑)。やがて、龍ヶ峰城址公園の東口に着く。この東口からの遊歩道の雪の上にはトレースが無い。東口からだと遊歩道部分が長いので、最初から西口からの往復のつもりだったから、「ま、そうだよな」…という感じで全く落胆は無かったし、しかも、先行者のトレースはまだまだ旧北陸道の先へと続いている。「龍ヶ峰城址公園の西口からだったら、踏み跡くらいはあるだろう」と期待して、龍ヶ峰城址公園の西口へ向かう。しかし、西口に到着したけど、ここからの遊歩道の雪面にも人間の足跡は無かった…。先行者の足跡はそのまま旧北陸道の先へと続いていたから、冬の旧北陸道を昔の旅人のように歩く…といった好事家でも居たんだろう。ここで「撤退」という文字も頭をよぎったけど、ここまで来て敗退も悔しい…と思っていると、「ここなら歩けそうだよ」と、弟子が階段状の遊歩道の手すりの外側を伝って登り出す。実際、手すりの下の部分は積雪が薄く、ズンズンと登っていけた。道が南斜面で積雪が薄いのと、元々階段状に整理された遊歩道ということが幸いし、あまり苦労も無く、城ヶ峰頂上に12:08に到着。
あまり長居はしたく無かったので、写真を撮ったらさっさと下山にかかる。最悪、シリセードすることも覚悟してた…と弟子は言うけど、自分たちの足跡があるので、あまり苦もなく龍ヶ峰城址公園西口に下り立った。あとはクルマまで雪の旧北陸道を戻るだけだけど、何と、向こうから大人数のパーティーがやってくるでは無いか! 5~6人の男子高校生と、キスリング背負った引率の先生が1人、遅れて先生がもう1人。どっかで見た光景だ…と思ったら、自分が高校の山岳部に居た時に見たんじゃん!(苦笑) 彼らの目的地が城ヶ峰なのかその先なのかは知る由も無いけど、大人数が通過したばかりなので、雪道が踏み固められ歩き易くなってた(苦笑)。
スタートから往復40分あまりでクルマに戻り、登山は、無事終了。高岡駅前のマンテンホテルの『BON』でランチ喰ってから、『キャラメルハウス』に帰宅。
手軽な低山として、もっと気軽に積雪期でも登られてるかと思ってたけど、意外にひとけが無い(苦笑)。予想よりも苦労したけど、元々楽勝の山なので、長靴以外雪山装備無し(!)のヘタレでも往復可能だった。
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