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Yamareco

記録ID: 2890574
全員に公開
雪山ハイキング
富士・御坂

毛無山〜十二ヶ岳。雪の難路は慎重に

2021年01月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:42
距離
7.5km
登り
873m
下り
877m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:51
休憩
0:43
合計
6:34
距離 7.5km 登り 876m 下り 891m
8:10
106
9:56
9:57
2
9:59
10:00
29
10:29
10:30
38
11:08
11:09
13
11:22
11:33
39
12:12
12:40
38
13:18
17
13:35
26
14:01
43
14:44
ゴール地点
 前日の夜、場当たり的に決めたので、あきらかに準備不足で、予備知識が皆無。富士見散歩もいいだろうと安易に考えていたが、歩き進んで、初めてやっかいな道と知った。気の構えは、やはりその時々の山によって違うもので、毛無山からの先、危なっかしい道と覚悟したあと、気を引き締めた。体力も素直に従ってくれたようだ。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
毛無山、十二ヶ岳登山者用駐車場があった。
ここから出発。
2021年01月31日 08:06撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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毛無山、十二ヶ岳登山者用駐車場があった。
ここから出発。
歩き始めるといきなり、氷の芸術
2021年01月31日 08:03撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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歩き始めるといきなり、氷の芸術
光を浴びる。木々の氷柱もおもしろい
2021年01月31日 08:04撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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光を浴びる。木々の氷柱もおもしろい
歩きはじめの登山道
2021年01月31日 08:23撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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歩きはじめの登山道
光を浴びる、雪の登山道。
空気は冷たいが、とても気持ちがいい
2021年01月31日 08:51撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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光を浴びる、雪の登山道。
空気は冷たいが、とても気持ちがいい
森の住人だろう
2021年01月31日 09:12撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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森の住人だろう
富士山が見えはじめた
2021年01月31日 09:39撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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富士山が見えはじめた
光る河口湖も眼下に見えるようになり
2021年01月31日 09:40撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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光る河口湖も眼下に見えるようになり
西湖も一望の下に
2021年01月31日 09:40撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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西湖も一望の下に
富士山、すっきり
2021年01月31日 09:41撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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富士山、すっきり
そうして、毛無山に到着
2021年01月31日 09:51撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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そうして、毛無山に到着
山中湖
河口湖町と富士吉田
2021年01月31日 09:51撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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山中湖
河口湖町と富士吉田
また、河口湖を。
ということで、十二ヶ岳へ向け出発。
ここまでは、ほぼ快適だったが
2021年01月31日 09:52撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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また、河口湖を。
ということで、十二ヶ岳へ向け出発。
ここまでは、ほぼ快適だったが
すると、一ヶ岳なる表示板に到着。
ちょっとあやしい気が漂う
2021年01月31日 09:55撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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すると、一ヶ岳なる表示板に到着。
ちょっとあやしい気が漂う
三ヶ岳。やっぱりそうか。
小さいながらも十二の峰があるということだろう。
ここで、チェーンアイゼンを装着。気も引き締める
2021年01月31日 10:06撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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三ヶ岳。やっぱりそうか。
小さいながらも十二の峰があるということだろう。
ここで、チェーンアイゼンを装着。気も引き締める
上空は青空が眩しい
2021年01月31日 10:07撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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上空は青空が眩しい
四ヶ岳。
毛無山からの尾根歩きは、打って変わって難路の連続。
雪がついていると自然慎重になる
2021年01月31日 10:20撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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四ヶ岳。
毛無山からの尾根歩きは、打って変わって難路の連続。
雪がついていると自然慎重になる
あれは十一ヶ岳だろうか。よくわからない。
ただ手前は切れ落ちているように見えるが
2021年01月31日 10:20撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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あれは十一ヶ岳だろうか。よくわからない。
ただ手前は切れ落ちているように見えるが
西湖と富士山。
雲ひとつない青空
2021年01月31日 10:21撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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西湖と富士山。
雲ひとつない青空
八ヶ岳
向こうの山並みで特徴のあるトンガリは節刀ヶ岳だろうか。
ここで、地図を確認。十二ヶ岳はどうやら直登のようだ
2021年01月31日 10:46撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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八ヶ岳
向こうの山並みで特徴のあるトンガリは節刀ヶ岳だろうか。
ここで、地図を確認。十二ヶ岳はどうやら直登のようだ
何とか十一岳に到着
2021年01月31日 11:04撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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何とか十一岳に到着
目の前には十二ヶ岳。険しい表情。いったいどこを登るのだろう。
そのまえに、この十一ヶ岳の下りがたいへんだった。
2021年01月31日 11:06撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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目の前には十二ヶ岳。険しい表情。いったいどこを登るのだろう。
そのまえに、この十一ヶ岳の下りがたいへんだった。
岩場の絶壁をロープを頼りに降り立つ。お助けロープ、さまさま。
十一から十二への鞍部にかかる吊り橋。鞍部というより感じは谷底
2021年01月31日 11:14撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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岩場の絶壁をロープを頼りに降り立つ。お助けロープ、さまさま。
十一から十二への鞍部にかかる吊り橋。鞍部というより感じは谷底
その後、雪の急勾配を緊張しながら登り、何とか尾根に出た。ひと安心。下りルートもあるということで、どっと安堵感があふれた
2021年01月31日 11:45撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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その後、雪の急勾配を緊張しながら登り、何とか尾根に出た。ひと安心。下りルートもあるということで、どっと安堵感があふれた
十二ヶ岳山頂に到着
2021年01月31日 11:48撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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十二ヶ岳山頂に到着
けっこう緊張して進んだので、山頂標識と富士山も
2021年01月31日 11:50撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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けっこう緊張して進んだので、山頂標識と富士山も
光を受け、輝く西湖
2021年01月31日 11:59撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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光を受け、輝く西湖
富士山と西湖
2021年01月31日 12:00撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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富士山と西湖
岩の上によじ登ると、南アルプスが
2021年01月31日 12:23撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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岩の上によじ登ると、南アルプスが
鮮明度が高い
2021年01月31日 12:14撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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鮮明度が高い
ちょっとアップで
2021年01月31日 12:24撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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ちょっとアップで
こちらも南アルプス。形から聖でしょか
2021年01月31日 12:25撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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こちらも南アルプス。形から聖でしょか
本栖湖と竜ヶ岳
2021年01月31日 12:24撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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本栖湖と竜ヶ岳
光る西湖の湖面
2021年01月31日 12:33撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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光る西湖の湖面
屋根の雪とあいまってそれなりにきれい
2021年01月31日 12:33撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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屋根の雪とあいまってそれなりにきれい
みなもをアップで
2021年01月31日 12:32撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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みなもをアップで
湖面がつくる造形
2021年01月31日 12:32撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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湖面がつくる造形
凪いでいるところは光らない?
2021年01月31日 12:34撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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凪いでいるところは光らない?
きれいな富士山
2021年01月31日 12:34撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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きれいな富士山
アップも
2021年01月31日 12:34撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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アップも
裾野を引く富士山も。
ということで、そろそろ戻ろう。
帰りは、西湖にダイレクトで降りるエスケープルート?で
2021年01月31日 12:37撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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裾野を引く富士山も。
ということで、そろそろ戻ろう。
帰りは、西湖にダイレクトで降りるエスケープルート?で
と言っても、初めての道なので、慎重に
2021年01月31日 12:57撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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と言っても、初めての道なので、慎重に
急下りを終えると、また、雪模様を楽しみながら、歩を進める
2021年01月31日 13:17撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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急下りを終えると、また、雪模様を楽しみながら、歩を進める
ずいぶんと下ってくると、きれいな松林が
2021年01月31日 13:49撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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ずいぶんと下ってくると、きれいな松林が
赤松の林のようです
2021年01月31日 13:49撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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赤松の林のようです
植林でしょうがなかなかすばらしいです
2021年01月31日 14:02撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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植林でしょうがなかなかすばらしいです
車道に出て見上げる。
本日歩いた尾根
2021年01月31日 14:28撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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車道に出て見上げる。
本日歩いた尾根
里から眺めると、長閑なのだが。
何とか無事到着
2021年01月31日 14:34撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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里から眺めると、長閑なのだが。
何とか無事到着
撮影機器:

装備

個人装備
ザック冬R ダブルストックL ズボン冬 シューズ冬 帽子(耳) 登山シャツ青 チェーンスパイク サングラス

感想

 早朝、河口湖インターで高速道を降りると、一般道にはところどころ雪が残っていた。氷点下と冷え込んで、日陰の雪はツルツル状態。奥河口湖へと進むほどに、道路上に雪がべっとりと貼りつく箇所が多くなる。少々心配になるが、慎重に運転して無事駐車場に到着。思えば、最初から慎重を強いられていたようだ。
 風は冷たいが、毛無山までは、とても快適。陽だまりでは暖かくも感じられた。山頂到着後、あとは快適な尾根歩きだろうと呑気に考えていたが、少し進んで、一ヶ岳なる表示板が出て、あやしい気配が漂う。アップダウンの繰り返しも、雪があると少々やっかいに感じられる。遅まきながら、難路の登山道と自覚し、気を引き締めて、進むことに。
 最大の難所は、十一ヶ岳の下りと十二ヶ岳への登り返しだった。その下りは、雪のある岩場の絶壁で、長いロープがなければ降りられなかったにちがいない。また、最後の登り、直登急斜面も、ずいぶんとロープに助けられた。あるものは使えと、安全優先で。
 何とか登りきった十二ヶ岳の山頂では、富士山はもちろんのこと、南アルプスの展望もこの上なく鮮明で驚きが。また、眼下の西湖は、湖面がキラキラと光り輝きとてもきれいだった。

余談:松の匂い
 十二ヶ岳からの下り、里に近づくと、松の高木群が、広い林を形成していた。
 W・ウェストンの本には、この松の木の下を通るとき、「甘い香り」と概ね同じ表現が幾度か出て来るのだが、それを実感したことがないから記述内容を覚えているのだが、その「甘い香り」がよくわからない。何となく違った香気が感じられるような気もしないではないが。イギリス人の嗅覚は、日本人のそれとは異なっているのだろうか。あるいは現代は、人工香気に満ち溢れるあまり、微妙な匂いの差異を把捉できなくなってしまったのだろうか。松林に入るとよく浮かびあがる想念だが、なかなかに満足がいかない。きっと鈍感なのだろう。
 こんなにも立派な松林というのに今日もその「甘い香り」に出会えた気がしない。匂いから松がわかる、はたしてそんな日が来るのだろうか。

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毛無山〜十二ヶ岳〜鬼ヶ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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