黒斑山・蛇骨岳・仙人岳・虎ノ尾 絶快晴で初めての眺望を楽しむ
Hyperion117
その他2人 
体力度について
- GPS
- 05:40
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 700m
- 下り
- 690m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:28
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 5:39
7:18 高峰高原ビジターセンター到着 -1℃
7:25 車坂峠登山口出発
7:35 車坂山到着
7:50 コマクサ展望台到着
8:16 槍ヶ鞘到着
8:24 トーミの頭到着
8:32 トーミの頭出発
8:45 黒斑山到着
8:46 黒斑山出発
9:07 蛇骨岳到着
9:21 蛇骨岳出発
9:34 仙人岳到着
9:44 仙人岳出発
9:57 虎ノ尾到着
10:36 虎ノ尾出発
10:49 仙人岳到着
10:52 仙人岳出発
11:06 蛇骨岳到着
11:12 蛇骨岳出発
11:33 黒斑山到着
11:50 トーミの頭到着
11:58 槍ヶ鞘到着
12:27 槍ヶ鞘出発
12:46 コマクサ展望台到着
12:56 車坂山到着
13:05 車坂峠登山口到着
平面距離 9.1km
沿面距離 9.3km
記録時間 05:43:15
最低高度 1,970m
最高高度 2,406m
累計高度(+) 787m
累計高度(-) 781m
平均速度 1.6km/h
最高速度 6.9km/h
登り時間
車坂峠登山口〜槍ヶ鞘：59分 7:25〜8:24（休憩なし）
下り時間
槍ヶ鞘〜車坂峠登山口：38分 12:27〜13:05（展望休憩含む）
※帰りの槍ヶ鞘には昼食のため30程滞在していますが、自動で表示されたコースタイムにはそれがありません
| 天候 | 快晴 場所によってやや強風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
チェリーパークラインはごく一部に積雪はあったが2WD＋スタッドレスでまったく問題なかった |
| コース状況／ 危険箇所等 |
蛇骨岳までは圧雪だが日陰は表面がサラサラ滑りやすい 日当たりの良い場所は締まった圧雪 蛇骨岳から先にトレースはあるが圧雪でなかったり、風で積雪の無い部分あり |
写真
拍手駐車場には4割程度車があったが人がいない
あさま2000スキー場を見下ろす
スキー場の先に北アルプスもバッチリ見えています
浅間山のお目見え
ここまで暑さをこらえて一気に登って来た
黒斑山を見上げる
途中でご来光を見られた方数名とすれ違ったがほとんど人に会わない
チェリーパークライン走行中も気になっていた八ヶ岳
左は赤岳
天狗岳と硫黄岳も良く見える
仙人岳の先にある峰々
一番高く見えるピーク虎ノ尾まで行って来ました
道標を入れて
駐車場には多くの車があったのにここはまさかの無人
ここは風が強い
写真を撮ったら今日は初めてこの先に行ってみます
黒斑山を振り返る
何度も見ている景色だが、今日の快晴は特別
蛇骨岳から下って来た（いや滑り落ちて来た）ルートを振り返る
山友さんご夫婦
このショットは貴重
なぜなら自分が前を歩くことはほぼ無いため
風で積雪が全くなく地面が露出している場所もある
仙人岳の道標も撮っておかないと
蛇骨岳に戻る方も入ってしまった
この先にもトレースはあり、数名先程下りて行ったようだ
Jバンド経由で浅間山を目指すのか？湯の平経由で戻るのか？
浅間山がとても近い
これ以上は超広角でないと撮影出来ない
中央に見えるのはメガソーラー施設
中央右には凍結した田代湖が見える
仙人岳への登り
この辺りは風でほぼ積雪がなくなっている
結構な急登
仙人岳から先に進む際に帰りの登り返しは覚悟していましたが
もうすぐ蛇骨岳への最もきつい急登
下り時は滑るように下った
こんな大きな穴（踏み抜き？）が3つもありました
黒斑山へのトラバース道
朝は人が少なかったが、すれ違いが多くなった
ライブカメラの下で浅間山の全体像の見納め
槍ヶ鞘でのラストショット
風が弱いので、ここでこれから昼食をとります
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
タオル
カメラ
ポール
|
|---|
感想
先週から黒斑山への山行を意識して天候を気にしていたが、週始めの週間予報では麓の天気は良くても山頂の予報は芳しくどうしようか考えていた。先日の美ヶ原山行は予想以上に天候が悪くなってしまったのでなおさらだ。
金曜日の昼に山友さんからてんきとくらすの予報が良いと連絡があり、決行することとした。
昨年も同時期に行っているが、小雪の舞う中駐車場を出発し、蛇骨岳からの帰りに黒斑山を過ぎた所でようやく浅間山の姿を拝むことが出来る状態だった。
高峰高原ビジターセンター東側駐車場は8割くらいの駐車率で、空スペースはあるが出発準備をしている方がいたりあまり余裕がなかったので、西側の駐車スペースに移動して駐車した。
西側のスペースは駐車率1割くらいで余裕があったけれど、好天予報もあり全体に混雑している印象だ。
出発準備中に少し風があったので寒さ対策で中綿入りのアウターパーカーに着替えた。今季これを着るのは初めてだ。
積雪は多そうだが、チェーンスパイクを駐車場から装着した。
10本爪アイゼンでも問題ないだろうし、昨年は他にアイゼンを使用する機会もそうないだろうと10本爪アイゼンを使用したが、チェーンスパイクは爪の引っ掛け等の心配もなく自分の山行にはこれで十分だ。
車坂峠登山口には数名アイゼンの装着をされている方達はいたが、駐車台数からすると人が少ないと感じた。
ルート上の積雪は圧雪されているが日陰の雪は表面がサラサラで滑りやすい。
たぶん爪の長いアイゼンでも同様だと思う。急登ではしっかり足を踏み込んで歩く。
車坂山を過ぎた下りではズルズルと滑りながら下った。
その先まで3名並んで歩いていたが、その後登りがきつくなると山友さんは徐々に離れ、ほどなくして姿が見えなくなった。
途中で御来光を見て来たという方達数名とすれ違った。
景色がいいので途中で数枚写真を撮ったが、ほぼ立ち止まらずに暑くてアウターを脱ぎたいと思いつつ浅間山の見えるシェルターの手前まで一気に登り上げた。
槍ヶ鞘に到着しても山友さんの姿はなかったのでここで休憩はせずにトーミの頭に向かった。
トーミの頭への急登は日当たりが良く雪がよく締まっているのでとても歩きやすかった。
トーミの頭で山友さんと合流したがここにも他に人がいない。槍ヶ鞘とトーミの頭は眺めがとても良いのでいつもなら多くの人が立ち寄って混雑する所なのに不思議だ。
黒斑山山頂でも無人だったので記念撮影を済ませて蛇骨岳に向かった。
蛇骨岳では風が強くのんびり出来る状態ではない。
今日はこの先まで行ってみることにしていたので先に進む。
これまで蛇骨岳には必ず行っていたが、その先に行ったことはなかった。
蛇骨岳の先はすぐに大きく急な下りとなっていた。
ここでも圧雪の表面はサラサラなので半ば滑り落ちるように下った。帰りにここを登り返すことを考えると少し嫌だが何とかなるだろう。
稜線にははっきりとトレースがあり踏み抜くこともない。
風の強い稜線では雪が吹き飛ばされ地面が露出している所もある。その辺りは周囲も積雪が少なく好みの場所を自由に歩ける。
蛇骨岳からは全体に下りながらその先に進むが、仙人岳には少し登り上げて到着した。
仙人岳には立派な道標がありピークは広々としていた。浅間山側は他と同様に大きく切れ落ちている。
仙人岳の先には大きく下ってから登り上げるピークが見える。
山友さんは折角ここまで来たのでさらに先まで行きたい様子。奥様には1人だけも行って来ると話している。
北八ヶ岳の西天狗岳から東天狗岳に向かうような感じの所だ。
時間も早いし3人して先に進むことにする。国土地理院地図にピークの標高は記載されているが名称は記されていない。
後から分かったがヤマレコでは虎ノ尾との名称になっている。
仙人岳までとは異なりトレースは圧雪にはなっておらず、ズボズボの場所もあった
登り返しは見た目ほどではなく、虎ノ尾に到着した。
浅間山に少しでも近づきたくてここまでやって来たが、本当に近くに見える。
黒斑山をはじめとする外輪山の稜線も見える。
群馬県側の眺めもすばらしい。
行動食を摂ってからパノラマ撮影等の写真撮影をたっぷり楽しみ、戻ることにした。
仙人岳への登り返しは少し長くきつかったが、蛇骨岳への急登もしっかり踏み込むことで難なく登ることが出来た。
黒斑山山頂への戻りは登って来る人が多く、すれ違いに注意が必要だった。
また黒斑山山頂はいつものように多くの人が滞在していたのでスルーしてライブカメラの下に移動したが、ここも人が多いので昼食はさらに先でとることにした。
結局、槍ヶ鞘で浅間山の雄姿を眺めながら昼食をとり、下山した。
こんなこのうえない快晴に恵まれとても良い山行になった。
昨年3月の乗鞍岳山行を思い出す。あの時は風も全くない不思議なほどの好天だった。
こっそり拍手
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