八丈富士(下から)
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- GPS
- 03:31
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 750m
- 下り
- 744m
コースタイム
0:00 0:00 1013 富士縦断路ゲート前
0:17 0:17 1030 鉢巻き道路に合流
0:42 0:25 1055 八丈富士登山口
1:04 0:22 1117 八丈富士お鉢分岐点
(八丈富士お鉢を時計回り)
1:17 0:13 1130 八丈富士最高点
1:42 0:26 1156 八丈富士お鉢分岐点
(火口方面へ下る)
1:50 0:08 1204 浅間神社
2:07 0:17 1221 中央火口丘(〜1240、昼食)
2:22 0:15 1255 八丈富士お鉢分岐点
2:36 0:14 1309 八丈富士登山口
2:55 0:19 1328 鉢巻き道路から分岐
3:11 0:16 1344 富士縦断路ゲート前(下山)
天候 | 晴 雲量は2〜5 ただし猛烈に風が強く、頂上では時折20mを超える暴風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
八丈島内は原付で移動。 今回の登山口である富士縦断路ゲートまでは車でもアクセス可能だが、 途中から未舗装路かつ幅員が狭くなるので、原付のほうが小回りが利いて楽。 空港の正面の道を、空港を背にして左に行ってすぐのところに、 「八丈富士へ」と書いてある小さな標識があるので、 その脇を入ってひたすら上がると、そのうち未舗装路になる。 未舗装路をしばらく進むと簡素なゲートがあるので、そこから歩く。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.富士縦断路ゲート〜鉢巻き道路合流点 緩やかな登り。そこらじゅうに明日葉が生えているなど、 八丈の原生林を満喫できるが、上の登山口まで車で行けるので、 だ〜れも利用しておらず、閑散としている。 しかし、手はしっかり入っており、荒れてはいない。 2.鉢巻き道路合流点〜八丈富士登山口 急な舗装路。歩道はない。 時期的にレンタカーが多く走行するので要注意。 シーズンオフはほとんど通らないと思われる。 3.登山口〜八丈富士お鉢分岐点 1280段の階段。階段が苦手なひとのために、一部は斜面状に舗装されている。 最初はそうでもないが、だんだん急になるので、 観光気分でいい加減な靴で登るとキツイかも。 せめて運動靴くらいは履くべき。 4.八丈富士お鉢回り 火山岩剥き出し、草ボーボー、おまけに狭いので結構危ない。 地形の関係で最高標高点を過ぎて北西向きに差し掛かると、 急激に風が強くなるうえに、方角が不定なので危険。 20mを超えることもザラなので、強風時はお鉢回りは避けたほうが良い。 最高標高点から先はところどころぬかるんでおり、 さらにガレ場もあるので侮れない。 5.浅間神社へ お鉢回りの分岐点から火口に入っていく。 すぐに中央火口丘との分岐点に達し、そこから右へ。 結構荒れており、背の低い木が行く手を阻むので、 若干藪漕ぎっぽくなる。奥に古い鳥居がある。 6.中央火口丘へ 浅間神社との分岐点を左へ。 ほとんど踏まれていない上、藪だらけで荒れ果てているので 半袖やカジュアルシューズでは無理。 途中からは延々と藪を漕ぎ続けるが、 突如視界が開け、池沼が見えたところがゴール地点。 本土では決してお目にかかれない絶景と出会える。 |
写真
感想
八丈島流しの刑に遭ってきました。
当初の目的は、昨年末から続いている坐骨神経痛の湯治でしたが、
4月中旬あたりから大分症状も改善し、
歩荷トレも30kgまでならやってみてもいいという診断をされたので、
流刑になったついでに八丈富士に登ってみた次第です。
本来、標高500m強の場所に登山口があり、
そこから頂上までの標高差約300mほどに延々と敷設されている
1200段以上の階段をひたすら上がるハイキングコースですが、
それではちとつまらんの、と思い、
昔からある「富士縦断路」というところの末端から登ってみました。
ここからだと、標高差は約600m弱ということで、なかなかのものです。
島の風土は、やはり本土と全く違います。
色が違うし、樹の枝垂れっぷりも違うし、
雰囲気からして何もかも違います。
それだけに、普段よく歩く高尾やら奥多摩やら奥武蔵やらとは、
身も心も全く違った面持ちで楽しく登ることができました。
動画:お鉢巡り
動画:中央火口丘
八丈島はかなり地味な場所で、観光地としてはさほどパッとしませんが、
スローライフを満喫するには最高の場所ですし、
火山から成り立った島なので、大変素晴らしい温泉があちこちに湧き出ており、
しかもすべて町営なので安価あるいは無料で利用できるというありがたさ。
お山歩きの疲れは温泉に浸かればすぐにスッキリです。
八丈富士の山頂の形状は、外観と同じく富士山のそれによく似ていますが、
何しろ亜熱帯気候ですので、青い亜熱帯植物でびっしりです。
おまけに火口に下りるルートもあり、
そこから中央までひたすら藪を漕いで行くことでたどりつける池沼など、
非常にダイナミックで感動的な光景を楽しむことができました。
当初は温泉三昧で終えるつもりでしたが、八丈富士に登ったことで、
更に八丈流刑が素晴らしい想い出となりました。
コメント
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motchさん、はじめまして♪
私も今年の元旦に八丈富士まで日帰りしました。
周りが海だから、やたら風が強くて外輪山歩くの大変でした。
中央火口も行きましたよ。低い木が密集状態でこっちも非常に歩き難かったなぁ〜。
写真の白い花ですが、クサイチゴではないでしょうか?
花弁と葉が良く似ています。
では、また素敵な離島レコを
御無沙汰してます
タイトル見て、sea to summitかと早合点してしまいました
八丈勤務したことのある知り合いが、港でキハダ釣れるって言ってました。離島経験無いので、憧れます
初めまして。コメントありがとうございます!
元旦ですと、さすがに寒かったのではないでしょうか。
けれど、冬でも中央火口へのルートはヤブヤブなんですね
花の名前を教えていただき、ありがとうございます。
花は結構好きなのですが、なにぶん造詣がなくて、名前がちっとも・・・(笑)
離島で登山の究極形・・・、やはり屋久島でしょうか。
いつかは縦走をと憧れます。
こちらこそ、ご無沙汰しております。
昨今、ちょっとお山から遠ざかっていますが、
お山熱が冷めたわけではなく、また状況が許せば・・・と言ったところです。
タイトル、確かに誤解を招きそうですね
すみません。
空港から歩いてもよかったのですが、
だらだらと舗装路歩くのもなあと思い、
250m位上がってしまいました。
けれど、往復で10km以上の距離があり、
なかなかしっかりとしたお山歩きになりました。
お山だけではなく、離島好きなので、
それがミックスできていい思い出となりました。
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