オバタケダン←八ヶ峰 〜若丹境のスカイライン〜 [京都府 南丹市 美山町]


- GPS
- 06:34
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,249m
- 下り
- 1,250m
コースタイム
天候 | 曇時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
若丹尾根はバリエーションルートなので尾根を外さないように。 オバタケダンからの最後の谷下りはかなり急な上にトラバースなので細心の注意を。 |
写真
装備
備考 | お昼ごはんを忘れてしまっていた。 |
---|
感想
去年、ラッセルで山頂まであと一歩手前で敗退してしまった雪辱を晴らすためにまた登りにやってきた。
とりあえずそこまでの赤線は引けているので京都側から攻めていき、余裕があったら縦走も視野に入れながらだ。
現地に着くと車を停められるスペースは限られているが、誰もいなかった。
登山道はかなりしっかりしていて広いので、歩くのにストレスが一切無いので体力維持にもなる。
尾根近くまで上がるとイワカガミの群落があったので春はかなり良いだろう。
そんな標高まで上がってきて違和感に気がついた。
それは去年の雪辱の原因となった雪が一切無いことだ。
信じられない事だが、今年の寒波は殆ど西風なので鳥取とか山陰、北近畿には降らなかったのだ。
そして難なく八ヶ峰山頂に。
呆気なさ過ぎて拍子抜けしたが、まぁそれでも登頂出来たのは嬉しいものだ。
展望は意外にも嶺南側はあまり良くなくて、京都側がメインの景色だった。
さて縦走に移りたいところだが、去年の敗退現場の視察をしなければならないので福井県側に下る。
100mも下らない辺りでその場所に着いた。
あと少しだった事を知りちょっと悔しかった。
知井坂まではここから伸びている林道で巻けそうなので楽勝かと思いきや、多少のブッシュで荒れていた。
知井坂から先はいよいよ縦走開始で、全てがバリエーションルートなので、迷い尾根には注意したい。
尾根には赤テープが頼りになるものの、やはりGPSなどのルーファイは必要で、突然左に振ったりする時が多いのだ。
尾根は緩やかなアップダウンを繰り返しつつ、非常に長い距離をただひたすら歩き続ける。
鉄塔と巡視路が合流してきて凄い安心したが、こんな所まで来ているということは戻る事も出来ないと言う事で、その不安感が強かった。
更に昼ご飯を忘れていた事にここで気が付いてあ然とする。
行動食を尽きさせないように口に入れながら進むようにしないと持たない。
若丹尾根もようやくY字分岐になり、オバタケダンというピークに登りきった。
安心したいところだが、この先もまだ長いので楽観は出来ない。
県境尾根から市境尾根に入り、2つほどピークを踏んだ辺りで市境尾根から逸れて、いよいよ下りに入る。
尾根伝いで行くのが正解なのだろうが、トラバースに案内されてちょっと逸れてしまうも鉄塔までの修正は可能だった。
その鉄塔を過ぎると一気に下り、谷の付け根に下りたった。
実はここが最も危険な箇所で、急なV字の谷をトラバースで下るものだ。
これも巡視路なのが驚きだ。
ビクビクしながら下りきり、林道に下りたった時の安心感といったら格別なものだった。
ここまで来れば例え日が暮れても問題はないが、天気は下り坂で本降りの雨雲が近づいているので足早に車に戻った。
まさかこの時期にこのルートが歩けるとは思わなかったけど、まず一歩繋げられて良かった。
そしてこの若丹尾根はもっと繋げられそうなので、機会を覗って繋げていきたい。
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