天狗岳 2度目の雪山、無事登頂するも雪山は甘くなかった・・・

2021年02月06日(土) 〜 2021年02月07日(日)

• GPS: 12:45
• 距離: 26.2km
• 登り: 979m
• 下り: 1,804m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:07
• 休憩: 0:31
• 合計: 4:38

11:29 渋御殿湯
13:03 13:04 賽ノ河原地蔵
13:34 13:59 高見石小屋
15:28 15:30 中山展望台
15:33 15:34 中山
15:47 15:48 中山分岐
15:58 15:58 見晴らし台
16:01 16:02 中山峠
16:07 黒百合ヒュッテ

2日目

• 山行: 4:29
• 休憩: 1:45
• 合計: 6:14

6:45 黒百合ヒュッテ
6:50 6:51 中山峠
7:32 7:33 天狗岳分岐
7:45 7:45 天狗の鼻
7:56 7:57 東天狗岳
8:12 8:21 天狗岳
8:35 8:35 天狗の鼻
8:44 8:44 天狗岳分岐
9:14 9:14 中山峠
9:34 10:03 黒百合ヒュッテ
10:25 10:26 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
10:40 10:40 八方台方面・渋の湯方面分岐
11:11 11:25 渋御殿湯
11:37 11:38 渋・辰野館
11:54 11:54 御射鹿池
12:10 12:58 縄文の湯
12:59 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

渋の湯御殿駐車場 途中からチェーン装着

コース状況／危険箇所等

高見石小屋から中山展望台あたりまで踏み抜き多くて歩きにくいです。唐沢温泉分岐から黒百合ヒュッテまでの道は雪が締まって歩きやすい。

その他周辺情報

尖石温泉縄文の湯 600円、コロナのためか食堂営業なし。

写真

2/6 11:32

山道に入って直後の分岐。時間があるので、高見石小屋経由で行きます。この選択が、思いの外初日の工程をハードなものにしました。

2/6 12:04

素晴らしい八ヶ岳ブルー。雪もしっかりあります

2/6 12:43

賽の河原。この辺りはところどころ踏み抜きがあります。

2/6 12:44

高見石小屋へは左。ここから樹林帯に入ります。踏み抜きが少なくなり少し歩きやすくなります。

2/6 13:26

樹林帯の道。勾配も緩やかです。

2/6 13:32

麦草峠からの道との分岐。高見石小屋へはあと少し。

2/6 13:35

高見石小屋。ここから中山峠へはだらだら登りとのこと。この時は楽勝かなと思ってました。

2/6 13:54

名物の揚げパンをいただきます。

2/6 14:27

この樹林帯の道がとにかく踏み抜きだらけ。こんなはずでは・・・。

2/6 14:52

前を歩いているのが私。雪のモフモフ感が伝わると思いますが、少し歩くと突然腰のあたりまでズボッとはまります。心身ともに疲れます。

2/6 15:21

1時間ほど踏み抜き地獄を歩いたところで、ようやく視界が開けてきます。

2/6 15:24

木に付いた雪が風の強さを物語ります。

2/6 15:25

景色が一望です。このあたり少しトレースが消えかかっているので、視界が悪いと注意が必要。

2/6 15:28

中山方面に向かいます。

2/6 15:29

看板の裏側は雪がべったり。

2/6 15:36

展望台から見た景色。

2/6 15:56

しばらく歩くと見晴台の標識。

2/6 15:56

天狗岳がやっと見えました。この日のゴールの黒百合ヒュッテまでもう少しです。

2/6 16:01

中山峠に到着。

2/6 16:06

黒百合ヒュッテが見えてきました。テント泊の方も結構います。

2/6 16:08

黒百合ヒュッテ到着。今夜はここで一泊します。

2/6 17:27

黒百合ヒュッテの夕食。名物のビーフシチューは、カフェメニューなので泊っても食べられません。

2/7 5:50

中の様子。

2/7 5:51

食堂。宿泊客が多かったので、夕食も朝食も二交代制でした。

2/7 5:51

受付。

2/7 5:59

朝食は6:00から。生卵がついています。6：40頃、天狗岳に向けて出発。

2/7 6:56

中山峠近くからの天狗岳。

2/7 6:56

朝焼けの様子。

2/7 7:01

天狗岳が徐々に近づいてきます。取り付きまでは、しばらく樹林帯を歩きます。

2/7 7:33

東天狗の取り付き。なかなかの急登。風が吹き付けてきますが、今日はそれほど強くありません。何とか頂上まで行けそうです。

2/7 7:46

頂上が見えてきました。

2/7 7:50

東天狗山頂。

2/7 7:55

山頂から。左から硫黄、赤岳、中岳、阿弥陀。

2/7 7:50

山頂から見た西天狗。

西天狗に向かうところ。西天狗の山頂まで、ほとんど無風でした。

2/7 8:13

西天狗山頂。

2/7 8:18

ちなみに私。

2/7 8:28

東天狗の頂上を巻いて下山します。斜面をトラバース。この日は踏み跡がしっかりありました。ピッケルを使いながら慎重に進みます。

2/7 9:09

無事下山しました。最後にもう一度天狗岳。

2/7 10:26

帰りは唐沢分岐の方に向かいます。唐沢分岐の標識。渋の湯の方に向かいます。

2/7 10:40

しばらく歩くとまた分岐が現れます。渋の湯の表記がありませんが、渋の湯へは「奥蓼科登山口、バス停」の方に進みます。特に難所もなく、無事下山しました。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

感想

hiro_099

先月の硫黄に続き、人生2度目の本格的な雪山登山で天狗岳に行きました。昨年10月、八ヶ岳の初冠雪で断念しているので、何としてでも行きたかった思い入れのある山です。

初日は黒百合ヒュッテまでのアプローチ。最短ルートの唐沢分岐経由ではなく、少し遠回りをして高見石小屋経由の道を進みます。道は特に険しくないのですが、踏み抜きが多く、特に高見石小屋から先は、歩いてはズボッの繰り返しで、体力は消耗するわスピードは上がらないわで、こんなこともあるのかと雪山の一面を知る学びの機会となりました。

2日目は、山頂を目指します。東天狗は、風はあったものの冷え込みはそれほどでもなかったため、あまり辛さを感じることなく、無事登頂できました。西天狗は、途中ほぼ無風で、わりとすんなり山頂を踏むことができました。下山は、東天狗のピークを巻いたのですが、はじめてピッケルを持ち、斜面に刺しながら慎重にトラバースしました。

実は、東天狗登頂直後、風で手袋を飛ばしてしまい、ストックを伸ばして取ろうとしたところ、雪庇を踏んでしまい、肩のあたりまでズボッと落ち込みました。ロープの杭につかまり、何とか自力で這い上がりましたが、ヒヤッとする瞬間でした。

無事登頂も果たし、途中の景色も素晴らしく、山小屋では楽しい時間を過ごし、登山としては申し分なかったのですが、私には「楽しさ半分、恐ろしさ半分」の雪山登山でした。