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Yamareco

記録ID: 2910117
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹

天城山

2017年11月17日(金) [日帰り]
 - 拍手
nabekuni その他3人
GPS
--:--
距離
7.8km
登り
627m
下り
634m

コースタイム

日帰り
山行
4:50
休憩
0:35
合計
5:25
7:40
50
8:30
8:40
70
9:50
10:15
5
11:00
85
12:25
20
12:45
天城縦走路入口
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
天城高原ゴルフ場手前の登山者用駐車場
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありませんでした。
その他周辺情報 下田の干物屋さん「万宝」でランチ。金谷旅館で温泉。
天城高原ゴルフ場の手前にある、ハイカー専用の天城高原駐車場(1,040m)。
2017年11月17日 07:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 7:11
天城高原ゴルフ場の手前にある、ハイカー専用の天城高原駐車場(1,040m)。
今回は純子さんが9月に買った電気自動車・リーフで初の遠出ドライブ。後方はトイレ(靴洗場付)。
2017年11月17日 07:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 7:08
今回は純子さんが9月に買った電気自動車・リーフで初の遠出ドライブ。後方はトイレ(靴洗場付)。
ここは「天城縦走路」の入口なのだ。
2017年11月17日 07:21撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 7:21
ここは「天城縦走路」の入口なのだ。
四辻。ここから万二郎岳への登りが始まる。
2017年11月17日 07:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 7:40
四辻。ここから万二郎岳への登りが始まる。
突然視界が開け、涸れた沢を横断する。
2017年11月17日 08:04撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 8:04
突然視界が開け、涸れた沢を横断する。
1,299mの万二郎岳(ばんじろうだけ)に到着。樹木に囲まれてあまり展望は良くない。
2017年11月17日 08:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 8:31
1,299mの万二郎岳(ばんじろうだけ)に到着。樹木に囲まれてあまり展望は良くない。
錦の尾根
万二郎岳から万三郎岳に続く尾根。ややくすんでいるが、中々キレイな錦。
2017年11月17日 08:44撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 8:44
錦の尾根
万二郎岳から万三郎岳に続く尾根。ややくすんでいるが、中々キレイな錦。
アセビのトンネル。トレンチ状の登山道の上にアセビの枝が覆いかぶさっている。
2017年11月17日 09:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 9:08
アセビのトンネル。トレンチ状の登山道の上にアセビの枝が覆いかぶさっている。
天城の縦走路は標高が低いので、だいたいこんな感じ。
2017年11月17日 09:36撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 9:36
天城の縦走路は標高が低いので、だいたいこんな感じ。
登山口(1,040m)から正味2時間20分で1,406mの万三郎岳に到着。百名山としては残念な展望の山頂だ。
2017年11月17日 09:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 9:51
登山口(1,040m)から正味2時間20分で1,406mの万三郎岳に到着。百名山としては残念な展望の山頂だ。
百名山としては残念な展望の山頂だ。看板の左後方に富士山が見えるのだが、今日はダメだ。気温0℃。
2017年11月17日 09:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 9:51
百名山としては残念な展望の山頂だ。看板の左後方に富士山が見えるのだが、今日はダメだ。気温0℃。
展望は無いが、百名山登頂!
2017年11月17日 09:54撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 9:54
展望は無いが、百名山登頂!
縦走路から逸れて登山口に戻る分岐点。
2017年11月17日 10:20撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 10:20
縦走路から逸れて登山口に戻る分岐点。
土が流失して木だけになった急な階段が続く。
2017年11月17日 10:23撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 10:23
土が流失して木だけになった急な階段が続く。
紅葉
2017年11月28日 23:31撮影
11/28 23:31
紅葉
カラフルなマムシグサの実。花言葉は「壮大」。
2017年11月17日 12:05撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 12:05
カラフルなマムシグサの実。花言葉は「壮大」。
今日の登山はこれでおしまい。
2017年11月17日 12:47撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 12:47
今日の登山はこれでおしまい。
山を下り、下田の干物屋さん「万宝」でランチ。
2017年11月17日 14:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 14:29
山を下り、下田の干物屋さん「万宝」でランチ。
まずは「アオリイカ」、流石に「キング・オブ・スクイド」大きくて肉厚。
2017年11月17日 14:47撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 14:47
まずは「アオリイカ」、流石に「キング・オブ・スクイド」大きくて肉厚。
原則持込みだが、生ビールもある。帰りの運転は英さんにお任せ。
2017年11月17日 14:54撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 14:54
原則持込みだが、生ビールもある。帰りの運転は英さんにお任せ。
若いころ下田に通っていた英さん、大将と昔話に花が咲く。
2017年11月17日 14:57撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 14:57
若いころ下田に通っていた英さん、大将と昔話に花が咲く。
大将
2017年11月17日 14:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 14:58
大将
頭も骨も再度カリカリに焼いて余すことなく完食する。
2017年11月17日 15:28撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 15:28
頭も骨も再度カリカリに焼いて余すことなく完食する。
記念撮影
2017年11月29日 23:25撮影
11/29 23:25
記念撮影
食事の後はLEAFの充電。30分の急速充電で約130km走れる。
2017年11月17日 16:16撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 16:16
食事の後はLEAFの充電。30分の急速充電で約130km走れる。
下田の老舗・金谷旅館で温泉。日本一の総檜大浴場は「千人風呂」と呼ばれている。
2017年11月17日 17:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 17:02
下田の老舗・金谷旅館で温泉。日本一の総檜大浴場は「千人風呂」と呼ばれている。
2,000坪の敷地に江戸末期より150年続く老舗旅館。
2017年11月17日 17:03撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/17 17:03
2,000坪の敷地に江戸末期より150年続く老舗旅館。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 行動食 飲料 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ

感想

今回は純子さんが買ったばかりの電気自動車・日産「LEAF」で近場の百名山「天城山」へ。  0:30起床。3時間くらい寝たか? コーヒーとパンの朝食をとり、1:25出発。今回も横浜北線経由で英さん宅へ。当然ながら渋滞は無く、2:20に英さん宅に到着。英さんご夫妻とご一緒するのは8月の白山以来だ。
 3:00に純子さん宅で車をLEAFに乗り換える。ステップワゴンは車庫に丁度ギリで収まった。
 3:15出発。電気自動車を運転するのは初めてだが、特に違和感は感じない。東名厚木ICで小田原厚木道路に乗り、小田原西の終点で下道に入る。
 今年出た二代目LEAFの航続距離は400kmだが、純子さんのは初代LEAFなので航続距離は最大200km。出発時の航続距離表示は160kmくらいあったので、登山口までは行けそうだが、熱海のコンビニで休憩がてら30分間充電する。
 伊東市内のすき家で朝食をとりながら、近くのコンビニで再度充電。航続距離表示は135kmくらいだが、下山して下田で充電するまでは十分持ちそうだ。と思いきや、登りに入ると航続距離が急速に減少し、20km走って残り100km以上のはずが60kmになってしまった。下田まで行けるか不安になってしまった。
 7:00登山口のある天城高原駐車場に到着。ここは伊豆市の市営のハイカー専用駐車場で100台くらい置けそうだが、晩秋の金曜日なので車は10台くらいしかいない。天気予報は晴れだが、雲が多い。これから良くなる事を期待しよう。
 身支度をして7:20に出発。登山道は「天城高原ゴルフコース」というゴルフ場沿いに付けられている。落ち葉が敷き詰められた晩秋らしい道を20分ほど行くと「四辻」という分岐を左折すると万二郎岳への登りになる。天気の好転を期待していたが、次第に悪化しガスに包まれてしまった。
 そこそこきつい登りを登ること50分で1,299mの万二郎岳に到着。樹木に囲まれて展望は良くないが、木の少ない一角から天城の稜線が見える。稜線には風力発電の風車が多数建っている。
 万二郎岳から万三郎岳へはやはり展望の無い稜線歩きだが、苔が美しく「アセビのトンネル」などもあり、楽しませてくれる。
 アセビは「馬酔木」と書くが、馬が葉を食べると酔ったようにふらつく事から名付けられたそうだ。アセビの英名は「Andromeda/アンドロメダ」で、ギリシャ神話に出てくる「アンドロメダ王女」に因んだものだった。エチオピアの王女アンドロメダは国を救うために怪物の生贄になったが、英雄ペルセウスに救われてその妃になった。その花言葉「犠牲」「献身」は、このギリシャ神話に由来するそうだ。なかなかロマンチックな植物なのだ。
 そのアセビの枝が窪んだ登山道に覆いかぶさってトンネルのようになったのが「アセビのトンネル」なのだ。天城山は全般に石楠花が多く、開花する5月中旬〜6月中旬はさぞかし綺麗だろう。
 万二郎岳から70分で万三郎岳に登頂。ここも万二郎と同様に樹木に囲まれて展望が無い。15年前に桂さんと登ったときには樹木の隙間から富士山が見えたが、今日はガスで何も見えない。
 山頂には先客が4人ほどおり、我々の後からも数人が登って来た。何も見えないが、それでも百名山なのでありがたみがある。記念写真を撮り、テルモスのお湯でココアを作り、行動食でチャージ。
 山頂で30分ほど過ごして下山開始。下山は涸沢分岐経由の一周コース。急な階段の下りが続くが、土が流れて木だけが残っていてとても歩きにくい。ところどころ綺麗な紅葉を見ながら万三郎岳から2時間20分で登山口に到着。
 英さんは終点の手前で木の枝に頭を強打して流血の惨事!帽子を被っていれば裂傷は免れたと思うので、やはり帽子は必需品なのだ。
 駐車場の車はかなり増えており、流石百名山だ。駐車場のトイレには靴洗い場があって具合が良い。
 下り坂を走ると回生制動による発電量が意外に多く、走った距離の倍くらい航続距離が伸びて余裕で下田に着く事が出来た。なるほど良く出来ているものだ。
 14:30下田の干物屋さん「万宝」に到着。万宝は桂さんが学生時代に住込みでバイトをしていたところで、15年前に天城山に登った帰りに連れてきて貰い、その後家族旅行でも来た事がある。
 万宝は買った干物をその場で焼いて食べさせてくれる。備長炭で焼く干物は絶品なのだ。干物以外の飲食物提供はなく、客が各自でおにぎりなどを持ち込むシステムなのだ。途中のコンビニでおにぎりを買うつもりだったが、買いそびれてしまった。お店に「サトウのごはん・ゆめぴりか」があり、レンジでチンして食べる事が出来た。
 アオリイカとキンメとカマスを焼いて貰う。以前は囲炉裏だったが、今は囲炉裏の上に可搬型のコンロを置いて焼いている。これが一番使い勝手が良いのだそうだ。ご主人は73歳とのことだが、若いころに伊豆に通っていた英さんと話が弾んだ。
 最初はアオリイカ。流石に「烏賊の王様」と言われるだけあって、とても美味しい。続いてキンメとカマス。これも美味しい。身を食べた後に頭、骨を再度カリカリに焼いて残らず食べた。
 原則持込みだが、生ビールがあるので帰りの運転を英さんにお願いして生ビールも頂く。ご飯も「サトウのご飯」が意外に美味しい。
 さらにアジと目光を食べ、お土産の干物を買って万宝を後にする。
 温泉の前に下田の日産営業所で充電し、万宝のご主人お勧めの温泉「金谷旅館」へ。金谷旅館は江戸末期より150年続く老舗旅館で、日本一大きい総檜の大浴場が有名で「千人風呂」と呼ばれているのだ。
 レトロな浴室はとても雰囲気があり、深くて長い浴槽はプールのようで楽しめた。
 帰路は渋滞もなく順調に走り、23時過ぎに我が家に到着した。今回は天気は予報に反してイマイチで、展望も良くなかったが、電気自動車初体験が出来、美味しい干物が食べられたので、良いドライブだった。次回はシャクナゲの季節にこよう。

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