2013 第2回ウルトラトレイルマウントフジ STY
iriomote
その他3人 
体力度について
- GPS
- 15:35
- 距離
- 80.2km
- 登り
- 3,872m
- 下り
- 3,944m
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標高グラフを拡大コースタイム
15:22 A5 水ヶ塚公園 15:26
16:37 A6 富士山太郎坊 16:40
17:41 A7 道の駅すばしり 17:55
20:51 A8 山中湖きらら 21:13
22:24 A9 二十曲峠 22:30
1:24 A10 富士小学校 1:37
4:35 ゴール！！
| 天候 | 曇り〜晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険個所は、杓子山の登りぐらいで、他は走りやすいです。 A7〜A8間の下りで、道迷いに注意が必要な個所があります。 |
写真
水が塚公園の手前の別荘地にて、トラブル発生！！土地の所有者からのクレームによりバリケードが張られ、選手を通らせないようにしています。もうちょっと早く到着していれば通過できたようです。しかしなんで今更・・・。
主催者側と所有者が話し合い、どうにか通過できました。15分ほどロスしましたが、その間、選手たちはみなマナーを守って待っていました。トレイルランナーのモラルの高さがうかがえ、素晴らしいと思いました。
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エイド内の様子。最初の方なので、けっこう賑わっています。名物のすその水餃子は行列のためあきらめ、パンとバナナとドリンクを頂いてすぐに通過しました。
この辺りから走行禁止区間となります。ほぼフラットなトレイルで、走ったら気持ちよさそうなのに、残念。できる限りの早歩きで進みます。
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双子山を通過すると、プチ砂走りです。ゲイターなしでもなんとか走れるレベルです。かなり飛ばせる区間ですが、後のことを考え、抑え気味で走ります。
太郎坊へ到着。去年のボランティアからもう1年たったのかと、懐かしい気持ちになります。御殿場コシヒカリで作ったおにぎりを御殿場ガールからいただき、すぐに出発します。
いよいよ、ラスボスとなる杓子山へ向かいます。だんだん急になると聞いていましたが、初めからかなりの急登です。この後が思いやられる・・・。
1000人以上の大人が、真夜中の山の中で、50�卅�った後に列をなして岩山を登る。非日常とはこういうことか、と、何かを悟ったような感じのする時間でした。
富士小学校へ到着。かなりお腹が減っており、うどん、パン、お粥などを頂きました。胃の調子も悪くなっていたため、うどんとお粥は助かりました。
河口湖東側のトレイルへ向かいます。石割、杓子に気を取られてあまりチェックしていなかった部分ですが、700m登るため、けっこうしんどいです。
河口湖大橋の明かりが見えました！感動のあまり、独り言をつぶやきながらひた走りますが、つづら折れのコースのため、なかなか近づきませんでした・・・。
河口湖のほとりにて。雲一つない空、無風、満月と、とてもいい気象条件が重なり、早くゴールしたい気持ちとこの景色を楽しみたい気持ちが交錯します。
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感想
・感想
今年の一大イベント、STYがやってきました。1か月前のITJでの無念を晴らさなければなりません。天気は上々、自分のコンディションも良く、戦略さえ間違わなければ、よい結果が出せるはずです。
結果は、15時間36分。自分の中で比較対象がないので、いいのか悪いのかはよくわかりませんが、70�勸幣紊離蹈鵐哀肇譽ぅ襪能蕕瓩萄埜紊泙蚤�を温存して走れたため、自分としては満足です。
STYの良い点としては、総じて走りやすいコース、充実しているエイド、
悪い点としては、参加費が高い、参加賞のTシャツも完走賞のベストもMサイズが無かった、ゴール後のケアが少ない、などです。
・行程の記録
9時、自宅を出発。同行のSTを拾い、10時ごろにこどものくにに到着。駐車場から30分ほど歩き、会場へ。遠いなぁ。
11時ごろには受付を済ませ、準備を開始。トイレや受付の渋滞はほとんど無く、スムーズに進みました。
12時30分ごろ、開会式が始まり、鏑木さん、ポレッティさんなどの挨拶がありました。
13時、いよいよスタート！最初の3�劼蓮�園内のクロスカントリーコースを走ります。道幅は広く、ポニーやアルパカを見ながらゆったり走れます。家族、仲間の応援を受け、完走を誓ってトレイルへ。
最初は林道でスムーズに進みましたが、トレイルに入ると渋滞。また林道で進み、トレイルで渋滞、といった感じです。先は長いので、あせらず身を任せて進みます。
14時10分頃、別荘地を通過するのですが、なんとここで土地所有者と思われる方がバリケードを張って選手を止めています！別荘なので普段はここに住んでいないらしく、大会開催を知らなかったとクレームをつけているようです。何もそこまでしなくても・・・と思いますが、土地の所有者なのでどうしようもありません。たいしたバリケードではないので、強行突破もできましたが、おそらく100人を越えるであろう選手たちは、おとなしく主催者と土地所有者の話し合いを見守っていました。15分ぐらいたち、話し合いが解決。大きな衝突やマナー違反が発生することもなく、通過できました。山を愛する人々のモラルの高さが伺えるとともに、大会開催に数多くの問題があったことを示唆する出来事でした。
15時22分、623位で水ヶ塚エイドに到着。あまり疲れておらず、先ほどの停滞もあったため、補給だけ行って先を急ぎます。
少し進むと走行禁止区間となっており、歩いて進む必要があります。広くて傾斜も緩く、さらに気持ちが焦っているため走りたいのですが、ぐっとこらえて早歩き。周りの人から「歩くの早いですね、ナイスウォーク！」と声援を受けながら、黙々と進みます。
最高点の四辻に近づくにつれ、坂がきつくなり、風も強く、足元も砂礫で歩きづらくなってきます。しかし、樹林帯を抜けるため、景色は最高。ときどき振り返って下界を見下ろしながら、気持ちよく歩きます。
16時20分ごろ、四辻を過ぎると、急登も終わり、走りやすい砂走りです。周りは飛ばしていますが、後のことを考え、ここもガマンしてゆっくり下りました。
16時37分、492位で太郎坊エイドに到着。ここは去年、UTMFのボランティアを行った場所です。感慨にふけりたいのもやまやまですが、あまり疲れていないため、ちょっと補給したらすぐに通過。
太郎坊からは、自衛隊の演習敷地内を通過します。道幅も広く、緩やかな下りなので、とても快適。山桜も多く咲いており、目の保養にもなります。ただ、足を最後まで残すという目標のため、抑えめで走ります。
演習地を抜け、3�劼曚疋蹇璽匹魏爾襪函�17時41分、441位ですばしりエイドに到着。次のエイドまで3時間ほどと予想されるため、ここでは長めの休憩を取りました。夜に備え、ライトを装着。靴擦れの予兆も感じていたため、テーピングを巻き、砂走りの砂を払ったら、次の山へ向かいます。
ここから先は、三国山を中心とした山の連なる稜線です。最初の500mほどの登りがけっこうキツいですが、あとはアップダウンの繰り返しで、比較的走れます。ところどころで好きなタイプの下りが散りばめられていたため、ちょっと調子に乗って走ってしまいました。
山を抜けると、山中湖周辺のロードを走り、20時51分、347位で山中湖きららに到着。ここは仲間のサポートが待っており、至れり尽くせりの接待を受けさせてもらいました。仲間が待っているというだけで励みになり、ここまでテンション高く走れたと思います。着替えやジェルの補給を行い、気分一新で後半戦に臨むことができました。クソ寒い中で待っていてくれて、本当にありがとう！
次は、中ボスとなっている石割山です。急な登りと急な下りですが、まだまだ中盤のため、足を温存できるよう、心拍計を見ながら一定のペースで進みます。山頂通過は、22時13分でした。
一気に下り、22時24分、302位で二十曲峠エイドに到着。お腹はペコペコですが、冷えのせいでしょうか、どうも胃の調子が悪くなってきたようです。走りだすと暑くなるため、ハードシェルは着ずに、Tシャツ2枚のみで走っていたのが良くなかったかなと反省。腹巻きみたいなものがあったらよかったかなと思います。しかしハンバーノックだけは避けたいので、無理やりバナナやパンを詰め込み、すぐに出発します。
次はラスボスの杓子山です。忍野トレイルで走っているのですが、あまり記憶がありませんでした。行ってみると、岩の直登が連続しています！あれ、こんなんだったかなと思いながら、無心でよじ登ります。大の大人が大勢で何やってんだろうと
、おかしく感じながら、ほぼ0時に杓子山に到着。富士山と夜景のコラボをしばし堪能し、出発。下りも予想通りの激下りで、かなり足にこたえます。まだ30�劼△襪里如�足を使い果たさないよう、ゆっくりペースで下りました。下り終えると、長い林道とロードとなるので、足を回復させるように、ゆっくり黙々と走ります。
1時24分、同行のSTとほぼ同時に、223位で富士小学校エイドに到着。ここにはうどんとお粥が用意されており、胃の調子が悪い自分にとってはうってつけの補給でした。きっと考えて準備されてるんでしょうね。
後は、河口湖東側の山を抜ければゴールですが、この登りが予想外にキツかったです。しかし、ここまで抑えて走っていた効果もあり、あまりペースダウンせずに登れました。登り終えたところで私設のようなプチエイドがあり、暖かいレモンティーを頂きます。ここからは、緩い登りのロードをこなし、林道で下るだけです。予想以上に足を温存できていたため、ハイペースで林道を走ります。河口湖大橋の明かりが見えても、まだまだ林道は続きます。麓に降りると、神社を抜けて、いよいよ河口湖湖畔です。空に浮かぶ満月と、それを照らす河口湖、横にたたずむ富士山と、最高の夜景を糧に、惜しみながらもゴールへ向かいます。
そして4時35分、やっとゴール！長かったー。
ゴール後は、なぜかLサイズのベストを頂き、おにぎりを1個だけもらい、暖房のきいたテント内で仲間の到着を待ちました。無料マッサージもありましたが、30分待ちということであきらめました。
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