瀧山 冬の絶景、連なる山並みと氷瀑

2021年02月12日(金) [日帰り]

• GPS: 04:17
• 距離: 7.4km
• 登り: 863m
• 下り: 848m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:32
• 休憩: 0:46
• 合計: 4:18

距離 7.4km 登り 863m 下り 864m

8:30 スタート地点
8:58 9:02 うがい場
9:46 姥神
10:39 11:03 瀧山
11:38 姥神
12:03 12:21 大滝
12:48 ゴール地点

天候

快晴　ほぼ風なし

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西蔵王放牧場ゲート前駐車場　9台ほど可能　その下の路肩に停める方も

コース状況／危険箇所等

ほぼしっかりしたトレースがある。とはいえかなり急な斜面やナイフリッジ状の箇所もあるので、アイゼン等があるほうが安心して歩ける。
常に状況は変わっているのでお気を付けください。

写真

2/12 8:32

ゲート前の駐車場所。ここまで圧雪の路面。ちょうど日が差し始めた。この時点で4台目ということは、まだまだ混むんでしょうね。

2/12 8:36

瀧山の上から差し込む光が、雪面に反射していい雰囲気

2/12 8:41

放牧場の斜面の向こうに、飯豊連峰が近く見える。今日は良いね！

2/12 8:42

スノーモービルの轍がシュプールを描く

2/12 8:57

うがい場到着。この先続くのは大滝見物の轍。帰りに通るよ。

2/12 8:59

ここまでで暑くなってきたので、一枚脱ぎました(;^_^A

2/12 9:06

いよいよ急登開始

2/12 9:21

森の中にも光が差し込む

2/12 9:27

真っ青な空に霧氷の白い花が咲く

2/12 9:28

今日の空は澄み渡って

2/12 9:32

隣の前滝コースの尾根も霧氷で白い

2/12 9:33

陽射しに照らされて霧氷や雪が舞い落ちる。気を付けないと頭から浴びることに。

2/12 9:39

ちょっと怖いところ

2/12 9:40

でも眺めは良い

2/12 9:41

遥か彼方に神室連峰の火打岳が目立っていた

2/12 9:41

日陰の沢筋は蒼い森

2/12 9:46

姥神様はお顔だけが掘り出されていた

2/12 9:50

傾斜がきつくて、一歩ごとに大きく息を継ぎながら。

2/12 10:13

だいぶ近づいてきたよ。樹氷や雪を払いながらの登行。

2/12 10:19

視界が一気に広がってきた。北のほう、奥羽の山並みと青い空。

2/12 10:19

西には月山と村山葉山。そして山形市の大市街地。

2/12 10:20

南西には上山や置賜の平野と、壁のように連なる飯豊連峰

2/12 10:39

山頂に着きました。まずは竜山神社に晴天を感謝。

2/12 10:41

足元に広がる上野台のゲレンデから音楽が流れてくる

2/12 10:41

中央ゲレンデや地蔵山頂。熊野岳も今日は穏やかだ。

2/12 10:42

北に続く雪庇の尾根上にワカンのトレースと登山者が見えた

2/12 10:45

笹谷峠の向こうに独特の形の仙台神室とのっぺりと高原上の山形神室、トンガリ山

2/12 10:45

山々が連なる奥に船形山の孤高の姿

2/12 10:45

神室連峰の小又山

2/12 10:46

下界に雲を引いて一際白く空に溶け込む鳥海山

2/12 10:46

雪の襞も柔らかく陰影を見せる大朝日岳と西朝日岳への稜線。目を凝らせば大朝日の小屋も見える。

2/12 10:46

以東岳はあくまでも白く大きい

2/12 10:47

飯豊連峰は鋭く険しい表情に見える

2/12 10:48

天元台のスキー場から皿を伏せたような西吾妻山

2/12 10:50

間近な雁戸山は雪の中にも険しい姿

2/12 10:51

蔵王スキー場のドッコ沼へ続く尾根筋

2/12 10:56

穏やかな陽射しの中、時のたつのを忘れそう

2/12 10:57

こんなに都会の近くで在りながら、静寂に身を包み、命の洗濯ができた

2/12 10:57

白一文字に続く山々

2/12 10:58

折り重なるように続く山々

2/12 11:04

絶景の中を下っていく

2/12 11:38

姥神様までの間にソロの方数人と二人連れの方におあいしたのみ。

2/12 11:39

神室の姿もさらにはっきりしてきた。一番左の端に映る火打岳のとんがりがすごい。

2/12 12:03

踏み跡の後をついて沢筋に降り、ちょっと登り返して大滝へ

2/12 12:04

スケールではもっと大きなものもあるけれど、なかなか美しい

2/12 12:07

下から見上げれば十分な迫力

2/12 12:08

大滝の周囲にもいろいろな氷柱が

2/12 12:09

滝の後ろ側へ

2/12 12:10

水がしたたり落ちている

2/12 12:11

奥にはお不動様が

2/12 12:11

滝の裏の氷の世界

2/12 12:12

見回すと他にも面白いもの美しいものがある

2/12 12:12

氷柱の後ろ側。不思議な模様が浮いて出ている。

2/12 12:13

繊細な儚い氷の世界

2/12 12:14

こんな太くなってしまった蒼い氷柱

2/12 12:17

もう一度大滝に戻って細部を見ると、こんなツララの集まりも

2/12 12:20

滝の上部はこんな感じ

2/12 12:16

大滝見物の人は多い。すっかり高速道路並みのトレースがついている。

2/12 12:23

美しい氷瀑だった

2/12 12:38

放牧地に戻ってきた。どなたの足跡かな？

2/12 12:46

午後になっても瀧山ははっきり見えていた。素晴らしい一日でした。

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

DC-G9 Panasonic

感想

yonejiy

冬場、山形から手近に行ける雪の山、瀧山。美しい風景と氷瀑を見たくて行ってきました。
蔵王に行った時と同じように大きな高気圧に覆われた上天気。透き通った青空と、輝く雪の斜面。霧氷に包まれた白い森を急登に喘ぎながら上り詰めると、雲一つない空の下に、山々が大地が目の前に迫ってくるような近さで、広がっていました。冬なのに風もほとんどない穏やかな山頂でじっと見入ってしまいました。
そしてもう一つの楽しみ、大滝へ。雪の急斜面をずぶずぶ下っていくと、多くの登山者が見物に訪れている、大滝の氷瀑が見えてきました。結構登り返して、ようやく傍へ行くとその迫力と美しい色とに、魅了されてしまいました。そのうえ滝の裏側や大きな氷柱の後ろに、ひっそりと氷の造形が潜んでいるのです。カメラを構える皆さんに負けぬように、私もシャッターを切りました。
今日は写真日和でした。それ以上に雪の山の楽しみ、心のなかに十分に焼き付けられました。