大普賢岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,024m
- 下り
- 1,027m
コースタイム
5/4 4:30起床。6:06登山開始(和佐又ヒュッテ)-7:00日本岳-8:30大普賢岳-10:00七曜岳-12:00無双洞-14:00和佐又ヒュッテ
天候 | 初日(3日)晴れ〜曇り。5月にしては強い冷え込み。防寒具必要。 2日目(4日)冷え込みは和らぎ晴天。時折にわか雨に降られるも影響なし。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
このコースは明らかに中級者以上の体力とある程度の技術と経験が必要。素人が興味本位で踏み込むと事故・遭難の危険が高いと思う。 大普賢岳までは危険な個所はあるものの鎖・ハシゴが整備されているので十分に注意すれば問題なし。ただし急激に高度が増すので体力消耗が激しい。 大普賢岳〜国見岳までは視界が広がる稜線上のコース。滑落注意。 国見岳〜七曜岳はかなりタフなコース。鎖場・ハシゴ・急な登り・下りと疲労が蓄積している場所なので相当な注意が必要。 七曜岳〜無双洞は急な下りをつづら折りに降下していく。疲労困憊の足にダメージが広がる。膝に不安があればストックは必須。 最後にこのコース最大の崖を登坂する個所がある。鎖・ハシゴはあるものの最大限の注意をしないと滑落の可能性大。事実、事故の非常に多いポイント。途中でルートを間違うとさらにキツイ崖に挑むことに・・・。赤テープのルート表示に常に注意が必要。 無双洞〜和佐又山へは比較的楽なコース。しかしながら疲労がピークな状態なので転倒等しないように最後の注意が必要。 |
写真
感想
今回の山行きはとっても楽しく、とってもキツイ登山でした(笑)
アルプス縦走をイメージしてとりあえずテン泊装備の重装備
ザック重量17kgで挑んでみました
前半の和佐又〜大普賢まで順調に進むも、八経ヶ岳方面から不穏な雲ゆきに。。。
色は白いものの、ちょっとした積乱雲ぽい感じのものが一部見えたので、ゆっくりもできずそそくさと下山
七曜岳まで暫く稜線上を歩くので常に雲と風を気にしながら進みます。
雷きたらどうしよう〜(大嫌い、て誰でもそうか)
でも大普賢〜七曜岳間の稜線歩きは凄く素晴らしい。
綺麗な稜線と一面クマ笹の斜面はお気に入りポイント
水太覗からは、和佐又山、笙ノ窟の2つのピーク、小普賢、大普賢までの稜線が一望できて感動
あそこから歩いてきたんだ〜 て残り工程半分以上あるけどね。。
ここまではクサリや梯子のアトラクション豊富で危険ではあるものの、慎重にいけば問題ない感じ
但し、一番の核心部は無双洞を超えたあとのクサリ場
山と高原地図では、クサリ場〜底無井戸間のところ
この箇所は、ほぼ垂直に近い岩場をクサリを使って登っていきます
電子国土地図で等高線から急なことは分かっていたけど、まさかこんなにキツイとは。
ほぼ疲れもピーク、予想外の崖登り、そして登ってる途中に雨がぱらぱら降り出してもう最悪
自分が先頭に立って登っていたので、その後ろをみんなついて来るわけで、、、
登る位置確認を慎重にしていたけど最後のところでどうもおかしい?
良く廻りを見渡すと左10mくらいに赤テープが。。
ルートミス!
どう考えても下ることができない場所だったのでどうしよう?
左側テープまでトラバースしていけるかもしれないけど、数m上に少しフラットなスペースがある
すぐ後ろのnekomagawaさんと相談しとりあえず上に登ることに
地面は踏み固められていない土だったので不安だったけど行くしかないのでアムロ行きます
テープのところまで行き確認 薄い踏み跡がありやはり直登中に判断ミスしてる
しかしあの部分は分かりにくいというのか、疲労と緊張の為にルートも見落としたのか?
赤テープがないので踏み跡意識で進まないといけないとつくづく思うと共に、反省するとこでした。
でも、これでも一般ルート?て思うところだけど、装備重すぎ?(笑)
ここを過ぎるとあとはだらだらと帰路に
でも、遭難の8割は下山中に起きるというのを良く聞くけど今回の山行きで体で覚えた感じ。
疲労と予想外の状況 この時に冷静的確に判断できることが非常に大事だなと心にしみた。
これを教訓に、楽しく安全な登山したいと思った。
夏のアルプス縦走を想定したトレーニング登山。ベース基地にテント等を置いて軽装備で登ることも可能であったがあえてテント等を背負っての重装備でトライ!
初日はゆっくり出発でキャンプ場にテント設営。近場をトレッキングしながらコンパスと地図の使い方をレクチャーしてもらい山の楽しみ方がまた一段と増した。
初日の楽しみは豪勢な晩さん会♪キムチ鍋にサラダに和牛ステーキに焼肉。ビールにワインに酎ハイ・ハイボール。5月にしてはものすごく寒かったのでトイレが近くて大変(@_@;)明らかに飲みすぎである。
でも見上げると街中では絶対見られない満点の星空!こればかりは写真では表現できない。まさに降り注ぐような星空が見れて超感動!
夜中にトイレに起きたK氏は流れ星を見れたらしい。何か願い事したのかな?
そして2日目登山日。朝の4時半に起床。テント撤収⇒朝御飯(昨夜のキムチ鍋の残り汁に御飯を投入しての雑炊)6時に出発!
この重装備でこのルートを歩けたのはアルプス縦走に向けて大いなる自信につながった。何の前触れもなく友人N氏が突然訪れてきて合流出来たことがサプライズでありその後の登山がさらに楽しいものになった。
自分自身の登山歴で最難関の登山を攻略出来て大満足。帰宅途中にスーパー銭湯で汗を流して気持ち良く帰宅出来た。
素晴らしい山仲間と感動を共有出来た事に感謝!また、のっぴきならない事情で参加出来なかった友に少しでもこの体験と感動が伝われば幸いである。
昨日同じ時間帯にスタートしていましたmanganと申します。石の鼻ではカメラのシャッターをお仲間さんに押して頂き有難うございました。
私はフュッテに前泊しておりました。テント泊良いですね。私のこれからの目標になりました。
あの重装備での周回大変だったようにお察しします。
(私はようしません)
北アルプス縦走のご活躍を期待しています!!
思ってたよりもハードだったみたいやね。槍ヶ岳だけなら今からでもいけそうかも。これからもいいトレーニング積んで夏のアルプスを楽しみましょう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する