皆子山・南尾根
- GPS
- 04:19
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 352m
- 下り
- 504m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 4:19
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
皆子山の西尾根は緩やかな稜線で特別に素晴らしいという情報から、西尾根の途中から分岐する南尾根から西尾根を経て皆子山を目指した。
連休中の平日?に車で行くことにした。コロナで大変な時期に!
小出石から何時もの凄いR477を進むが、対向車はなかったので良かった。百井の集落から初めて東の大見方面へ車を進めた。いつの間にか安曇川の源流の一つがすぐ脇を流れている。樹林帯の緩やかな流れである。大見へは左方向に行くのであるが、右に林道状の道があったのでナビで確認するとここが南尾根登山口入り口への道のようだ。すぐに安曇川本流が大見の方向から流れてくるので、橋を渡ると広い道で広場があった。
GPSで確認すると登山口はすぐ先らしいので、さらに車で進むと修道院施設でもうボロボロである。無人のようではあるが、無断駐車は許さないとの表示はまだまだ元気そうであった。それなので、先の広場に戻って駐車地とした。
修道院裏への登山口へと先ほどの道を進むと上に登る踏み跡と赤布が見えた。そこを辿ると修道院の建物の裏に続く踏み跡が杣道のように広くなってジグザグと進みだした。すぐに修道院の屋根を下に見ながらの急斜面を進むと針葉樹林と落葉樹の混交林で尾根状となった。するとミツバツツジの蕾や花弁が見えだして、シンドイ上りを忘れさせてくれた。時に鮮やかなミツバツツジにアッチコッチと写真を写しながら登りのシンドサを忘れて819mピークに達した。新緑はまだまだだな!と言いながら急斜面を進んできたが、ここからは緩やかになって、やや遠い景色も見られるようになってきた。蓬莱山と権現山が良く見え、真南にはナッチョと思われるピークが見えた。
標高が高くなっても、ミツバツツジに花具合は変わらず、ピンクの濃さが目立つのを見つけると近寄って写す始末である。
889mピークを過ぎると緩やかさは益々で、稜線万歩風で最高だ!と先ほどまでのシンドサはどこ吹く風かといった感じである。西尾根分岐ピークでいつの日にかここを下降するか登ってくるかもしれないので覗いて見るが、明確なコースは見えなかった。ここから皆子はもう登りは少ないので楽勝だ!と思っていたが、意外に曲折や上り下りの多いコースである。しかしながら、稜線の両側の斜面は実に緩やかで枯れた草地であってゴロゴロとしたいような雰囲気の場所である。その傾斜にはトラバース道が何本か認められ、帰りにはその辺を散策しようという気持ちになるいい斜面である。
登山口から2.5時間ほどで皆子山に到着した。予定通リの時間であった。
今回使用したGPSは『ジオグラフィカ』というアプリだが、出発のSWがミスで入らず約40分後に気が付いて慌ててSWを入れる有様であった。
山頂からは峰床、チセロ、鎌倉、武奈、蓬莱、権現などが良く見えた。北西方向は黄砂か何か判らないが、ぼやっとして芦生と思うが山座同定は不可能であった。
帰路は感じの良い緩傾斜の斜面をウロウロしながら楽しんでいると、いつの間にか皆子谷へ下降する小尾根に入り込んでいた。慌てて稜線まで戻って大見への西尾根分岐から南尾根に入って、後はのんびりと下降するだけだ。下降し始めてから、木々の新緑が細かいが無数の小さな新芽がついていることに気が付いた。上りではそんな感じはなかったのにもかかわらず。これは気持ちの問題なのか?今日の温かさが新緑を推し進めたのか?
そんなことを考えながら、登山口の修道院裏から林道に降り立った
皆子山南尾根と西尾根上部は実に素晴らしい雰囲気を持つ地域であることを再認識した今回の山行であった。
”竹な”、”竹む” L
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