涌池〜虚空蔵山(岩倉山) 運動靴で歩く里山の冬その16


- GPS
- 01:45
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 235m
- 下り
- 237m
コースタイム
- 山行
- 1:29
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 1:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
白馬村に向かう有料トンネルを過ぎ、 信号「安庭」を右折し、道なりで「涌池」集落 涌池の手前に5台程の駐車場があります |
コース状況/ 危険箇所等 |
廃道を歩いた以外は舗装の車道歩き |
写真
感想
偶然図書館で見つけた資料「善光寺地震と虚空蔵山の崩壊」から、
弘化四年(1847年)に起こった地震で虚空蔵山(岩倉山)が崩壊し、
麓の集落を飲み込みながら土砂が犀川に滑り落ちたと知りました。
崩落した土砂が犀川を20日間の長きにわたって堰き止め
決壊後、善光寺平に広く洪水を引き起こしたのだそうです。
堰き止められたダム湖は32kmに及び、下生坂まで達したそうで、
物凄い水力が、一気にダム湖を突き破ったようですが、
当時の技術力では為す術もなかったと思われます。
地震後の火災、そして水害にまで及んだ善光寺地震は、
人口の少ない時代でも犠牲者を増加させたという記述が心に残ります。
そしてそのような災害は現代を生きる自分たちにも
決して無縁でなく、その現実にいつ遭遇するのか分かりません。
東北大震災から10年、明日何が起こってもおかしくないと
改めて考えるきっかけになりました。
いままで、地震の後に洪水が起きた事実は知っていましたが。
崩壊した山が虚空蔵山(昔は岩倉山と呼ばれていたようです)で、
普段何気なく国道19号で通過している安庭集落近くの山と知って
資料に巡り合ったのも何かの御縁と思い、訪ねてみました。
虚空蔵山の崩壊した尾根を頭上に見上げる涌池は
地震でできた亀裂から水が湧きだしてできた池で、深さ10m、
今も湖底に民家が二軒沈んでいるそうです。
桜の季節に是非訪れたい場所ですし、運が良ければ、
桜の向こうに北アルプスの北端から蓮華に至る長い稜線を、
桃源郷に居る気分で、一望できるかもしれません。
斜面に段々に造られた整然とした田畑を眺めていると
もはや170年前の大崩壊など想像もできませんけれど
先人たちの生きる力が伝わってくるのでしょうか、
絶望的な災害に見舞われながら、忍耐と努力の末に
再建した集落や田畑の風景を見ている事実に気付くと
人間の生きる力の逞しさに改めて心打たれ、
挫けてはならないと、教えられているように思えてなりません。
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