伯耆大山
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 941m
- 下り
- 932m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
初冠雪の当日で、山頂周辺の木道は滑りやすいので要注意です。 |
その他周辺情報 | 豪円湯院 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
今回は往復夜行バスでの0泊3日の弾丸ツアーで鳥取の名山・大山へ。伯耆大山は8年ぶり2回目だ。純子さんと熊本さんと一緒だが、熊本さんとは米子駅で合流する。
アクアラインバスで羽田に行き、京急で品川へ。駅の周辺でよさげな店を探したが、なかなか決まらず、バスターミナル方向に少し行った所の地下にある定食屋「キッチンたあた」でビールとハンバーグ定食を食べた。後で判ったが、店主はサッカー日本代表の長谷部選手の叔父さんとのこと。
発車時刻の25分前に品川バスターミナルに到着。2階の待合室に行くと10人くらいしか人がいない。平日(火曜日)の夜だからだろう。
20:30の定刻に出発。浜松町で何人か乗り、計12人で米子に向かう。3列シートの29人乗りに12人なのでガラガラだ。
東京-米子の「キャメル号」は京浜急行バスと日本交通と日ノ丸交通の共同運行便だが、今回のバスは日ノ丸の車両だった。座席は独立3列シートだが左側の通路が狭いので真ん中のB席と右側のC席を予約していた。座席にはコンセントが付いていて携帯の充電が出来るのでうれしい。
浜松町を20:55に出て霞ヶ関で首都高に乗り、22:35新東名の沼津SAでトイレ休憩。沼津SAを出ると照明が消されて夜行モードに入る。4:15中国道の加西SAで2回目のトイレ休憩をして定刻5分前の6:45に米子駅に到着した。
天気は予想に反して快晴。熊本さんは未だ着いていないので米子駅のトイレへ。8年前もそうだったが、ここのトイレにはペーパーが無い。何故だろう。
トイレから出ると丁度熊本さんが到着した。2年前の9月の剣岳以来の再会だ。熊本さんの父上が鳥取県内の岩井温泉の施設に入居されているとのことで、昨日そちらに来ていたのだ。まずは朝食を摂るためすき家へ。丁度出勤時間帯で駅周辺はかなり渋滞している。
すき家で朝食を摂り、テルモスにお湯を入れてもらう。お湯が無かったらしくわざわざ沸かしてくれた。
米子の街中から大山が良く見える。伯耆富士とも呼ばれるコニーデ型の秀麗な山だ。街の中心に向かう道は大渋滞しているが、我々は逆方向なので空いている。
街外れのコンビニで買い物をして登山口の大山寺へ。天気は良いが、山頂付近は雲に覆われている。
平日とはいえ紅葉盛りの時期なので登山口周辺の駐車場は混雑していると思いきや、そうでも無かった。一番大きな情報館の駐車場はガラガラだったので、次の南光河原駐車場に行ってみると、そこそこ車が入っていた。夏山登山口に一番近い下山キャンプ場は満車かと思いきや、意外にガラガラ。
下山キャンプ場に車を置いて靴を履き、「一木一石運動」の石置き場から石を各自1つ持って出発。少し雲が出て来たが、まだ良い天気だ。山頂付近にはうっすらと雪が見える。おそらく今年の初冠雪だ。
夏山登山口からは延々と続く階段の道だ。10分ほど登ったところにある阿弥陀堂に立ち寄った後はひたすら階段の上り。登山客はそれほど多く無いようで、すれ違う人は少ない。
紅葉は丁度見頃で、とても美しい。先月の涸沢よりもずっと綺麗だ。登山道には合目表示の道標と標高の道標があり、距離感が判りやすい。1合あたり約15〜20分だ。
五合目に行者登山道との合流点がある。熊本さんによると下山は行者コースの方が景色が良いとのことで、少し遠回りになるが雨天でなければそちらに行くことにする。
上空をヘリコプターが飛んでいる。なかなか遠ざからないので、どうやら大山の取材をしているようだ。おそらく初冠雪のニュースを伝える為だろう。
五合目を過ぎると時々展望が開けるようになり、麓の大山町、米子市街、優美な弧を描いた弓ヶ浜と美保湾、美保関が見える。
10:40六合目避難小屋に到着。ここで最初の休憩をとる。登山口から1時間35分。コースタイムは1時間40分なのでまあまあだ。六合目は展望が開けていてベンチもあり、休憩には丁度良い。
避難小屋はとても小さく、3畳ほどの広さだ。トイレは無く、本当に非常時専用の小屋だ。
六合目付近が深林限界で、その上部は灌木帯になるので吹きさらしになる。しかも七合目より上はガスに包まれている。
七合目の上で下って来た20人位の中高年の団体とすれ違ったが、ここから先は風が強く寒いとのこと。
その言葉通り、7.5合目から先は風当たりが強くなり周りに雪も出現。やがて登山道は山頂まで続く木道になるが、木道には雪が1cmくらい積もっているので、滑らないように慎重に登る。
11:50濃いガスとピューピューの風の中弥山に登頂。六合目から60分だったが、コースタイムは80分なので上々だ。山頂の積雪は1〜2cm。ガスで展望ゼロなので記念写真を撮って直ぐに避難小屋に入る。
避難小屋には20人位の人がいた。無人小屋と思っていたが、売店が営業していた。小屋の中には水洗トイレもあり、良い小屋だ。幕営装備を持ってくれば快適に泊まれそうだ。
テルモスのお湯でココアを淹れ、行動食でチャージ。8年前は夏休み中だったせいか小屋は人で一杯で中で休む事は出来なかった。やはり山は平日に限る。
12:35下山開始。幸い風は弱まり、木道もあまり滑らない。登りに1時間掛かった六合目までは40分で降りてしまった。六合目まで下ると下界が見えるようになる。
五合目で行者登山道に入る。やはり夏山登山道よりも紅葉が綺麗で、かつ北壁の眺めが迫力がある。行者コースで正解だった。
大神山神社と大山寺を拝観して下山キャンプ場に戻り、温泉街の中にある「豪円湯院」へ。温めのお湯の内湯「神の湯」は良い湯だった。
地ビールの「大山Gビール」が世界一との事で、売っている店を探したが見つからず、豪円湯院で聞くと「ビア ホフ ガンバリウス」で飲めるとのこと。車で15分ほど行った森の中に突然ビアホールが出現する。
夜の営業は17:30からだが、5分前に着くと既に入り口前に10人以上の行列が出来ていてびっくり。どうやら人気店らしい。大半は予約客だった。聞くと今夜は100人以上の予約があるとの事。
店内の雰囲気はなかなか良い。1杯400円のグラスビールが1.000円で飲み放題になるので迷わず飲み放題を注文。結局自分も純子さんも4杯ずつ飲んだ。バイツェン、ピルスナー、スタウト、琥珀バイツェンを1杯ずつ飲み、美味しいつまみを食べて大満足だった。
近くの大山ロイヤルホテルに宿泊してここでビールを飲む宿泊付プランがあるらしいので、来年は宿泊プランで来ることにしよう。
二人ともかなり酔っ払い、熊本さんに米子駅まで送って貰った。バスの時間まで約30分あったので、入場券を買って0番ホームの探検に。
ゲゲゲの鬼太郎や妖怪の像やら色々あって楽しい。境港から到着した列車は「ねずみ男列車」だった。車両の外側も内側もねずみ男と猫むすめのペイントがなされていて楽しい。
20:15バスは定刻に出発。乗客は20人以上乗っている。加西SA〜沼津SAの間は眠り、沼津からはウトウトしていたら品川に着いていた。
今回は素晴らしい紅葉と初冠雪に出会えて行った甲斐があったが、山頂からの展望は得られなかったので来年また行こうと思う。
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