どれだけすごいか体験しよう!GW雲取山荘泊♪


- GPS
- 29:10
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,137m
- 下り
- 2,015m
コースタイム
5/3
9:30-鴨沢
11:40-12:00-七ツ石小屋(昼食)
13:15-奥多摩小屋
14:00-小雲取山
15:00-雲取山山頂
15:45-雲取山荘
5/4
6:00-雲取山荘
6:40-雲取山
7:30-三条ダルミ
9:00-三ツ山
10:45-11:15-飛龍山禿岩(昼食)
12:40-熊倉山
13:15−サヲラ峠
14:40−のめこいの湯
天候 | 晴れ雪みぞれ晴れ雨晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的に道幅が狭いので、足の踏み外しに注意です。 特に三条ダルミからの奥秩父主脈縦走路は笹薮の下に地面がなかったりするので ホントにびっくりします。 飛龍山から丹波へ抜ける道は、急坂が多く、足に非常に負担がかかります。 |
感想
GWに休みが合うから一緒に雲取山に行こう!
というお誘いをありがたく受けてプランニングしはじめましたが
始発で出かけても、登山口につくのが9:00
初心者3人で、その日帰りはちょっと無理じゃなかろうか?
じゃ、山頂で一泊するか〜♪
ウキウキの初山荘体験です。
今回は、ランニングを通じて知り合ったMさんとMさんとmuniのトリプルMでかしましく旅して参りました。
もう、ホントハプニングだらけ、イベントだらけの楽しい山旅でした。
今回は写真はなし。全部感想だから、長くなりますよ(笑)
なぜか食料は当日の朝、奥多摩で買うつもりだったくせに、マッコリだけはしっかり荷物に入れてきたMさん。
コンビニが見つからず、危うくバス(時間外の臨時便)に乗り遅れそうになるの巻とか
大宮ナンバーの車のおじさんが登山口前で待ち受けていて、「乗せていってあげるよ」攻撃に合うの巻とか
猿を見かけたあと、登山道で体長3cmのネズミに遭遇し、写真を撮るのに大わらわの巻とか。
「だって私ネズミと一緒に写真に写りたいの!」は、一生の名言として深く私の心に刻み込まれました(笑)
ちなみに、この時すれ違ったカップルで、彼女の方が
「かわいい〜〜〜♪誰かのペットかなぁ?」といったのに対し彼氏が
「そんなわけないだろ」と冷静に突っ込んでいたのも、非常にポイントが高かった。
堂所の水場で美味しい水をいただき、山の水ってどうしてこんなに美味しいんだろうと感動した事
七ツ石小屋のラーメンがカップ麺ではなくインスタントラーメンだった事
やっぱり、ゴミが少なくなるからかなぁ。
でも、普段高尾山ばかりいっているから、インスタントをゆでただけという事がショックだったりもしたらしい。
高尾山はもう、山ではなく、アトラクションみたいなものだからねぇ〜なんて話をしたり
七ツ石山では、ホントに石が7つあるのを確認して超感動。
あ、その前に一度道を間違えて、七ツ石山を巻きそうになってしまいました。
あとから聞いたら、他にも七ツ石山には行けなかったグループがいたので
ちょっとわかりにくいみたいです。
でも、知人に行くと言った手前、どうしても行かなきゃって、道を引き返して行ってきました(笑)
行ってよかった〜〜〜♪
七ツ石山手前から山頂までが結構きつい傾斜の坂道だったので
その後の緩やかな山道は、ハイキング気分でとっても楽しめました。
ところで七ツ石山から南西方向に見える山の頂上に白い建物?何か物体が見えます。
なんだろう、アレなんだろう?
きっと、陣馬山の馬だよ〜〜ここまで見えるんだよ〜〜
いやいや、山のサイズに対して、馬大きすぎでしょ、違うでしょ〜
といいながら、その物体は雲取山からも見え、いまだに私たちの中では陣馬山の馬ってことになってます(笑)
奥多摩小屋から小雲取山山頂まではまた勾配がきつくなり、ストックを持ってこなかったMさんがふらふらふらふら歩いていたので、もう一人のMさんが見かねてストックをかしたところ、しゃんと歩きはじめた事とか
いや、ストックすごいね!ホント!!
雲取山山頂に着いた!ってすごい感動して写真取りまくって、じゃぁ、小屋まで行くかと歩きはじめたら30m先に本物の山頂があった事とか
道理で人があんまりいないわけだよ。
しかもみんな写真とか撮ってないわけだよ。
雲取山からの下りは、所々ぬかるんでいたり、凍結していたりでちょっと危険。
その日は着てきたものをパジャマとして寝るんだから、万が一でも泥だらけになるのは避けたいところ。
わ〜ここ、キケーンなんていっていたら、話を聞いていたはずの後ろのおじさんがステーンと転んで泥だらけに(^^;
山荘の受付時ちょうど後ろにいたおじさんに「大丈夫、そんなに汚れてないですよ、あ!リュック泥だらけです〜」とMさん。
だって、どうなってるか見たかったんだも〜んだってw
雲取山荘は案の定ものすごい混雑になっていました。
高尾山での訓練が物を言ったよ。
まだ耐えられる。
で、8畳のお部屋に通されて、何人泊まるんですかと聞くと16人の予定ですと。
え〜〜〜〜1畳二人ですか!!?
結局16人は間違いで、14人だったのだけれど、押入もフルに使って芋の子状態。
私は押入の2階をゲットし、ドラえもん待遇となりました(笑)
ちなみに、朝乗った電車で隣に座っていた女の子、ひょっとして雲取山に行くのかな〜と思っていたら
なんと、雲取山荘でまで同室に(笑)すごい偶然!
それでもばたばたと支度して、外のテーブルでビールで乾杯。は〜〜寒い。でも美味しい!
なんか贅沢だね〜なんて言いながら飲んでいたら、あられが降り始め。
登山ナビでの天気予報、時刻も正確に雪となりました。
天気予報ってホントにすごいんだね〜〜と、変な事に感動し、寒かったからとっとと部屋に撤収。
豆炭おこたで宴会の続き。
同室の女の子達に、今日の出来事を聞いたり、マッコリを飲んだりしている間に晩ご飯の時間になりました。
定員200人の小屋に250人が泊まるとの事。
スタッフの人たちも大変だよね。
それでも、割合スムーズにてきぱきと私たちを捌いてくれました。
ありがたい事だと思います。
私なんか、たったこれだけの間に、持ってきた蛇腹コップを紛失(汗)
朝出発時にみんなに探してもらうという体たらくで(あせあせ)
同室になったみなさんどうもすみません。ありがとうございました。
念願の満天の星空も見られたし、その日にやるべきミッションはすべて終了!ステキな1日でした。
さて、翌日。
そもそもどういうルートで下りるかを決めていなかった私たち。
前日の登りが、なんだかんだ言ってそこまで辛くなかったので、ちょっと遠回りをして帰りませんかというプラン提出をさせてもらいました。
こころよく「イケルと思う!行こうよ!」とのお言葉をいただき、三条ダルミから三条の湯に向かうのではなく、飛龍山に向かうコースで帰る事に。
地図上、そんなにアップダウンがあるようでもないし、そもそも2017mまで登ってるんだもん。
あとは下りがメインだよね〜と甘く見ておりました。
天候は午前中は快晴!前日は隠れていた富士山もくっきりと見る事ができ、ホントパーフェクト言う事なし!なスタートです。
三条ダルミからしばらくの間は、ここトレランでもできるんじゃん?という程の緩やかな道。
但し、道幅が完全にシングルトラックなので、ちょっと無理かも、しかも、笹薮があるけど結構切り立った崖だよ〜
なんて話していたら、突然目の前のMさんが視界から消失!
ええええええ??!
っと下を見ると、両手片足を登山道に引っ掛けたMさんが!!
急いで引っ張り上げます。
「落ちた方の足は完全に宙に浮いていた」と聞いて血の気がひきました。
良かった。大事に至らなくて、本当に良かった。
この道は、私も勉強不足だったのですが、かなり細い道で、整備はされていますが所々崩落地点に橋がかかっていたりして、お気楽ホイホイな道ではなかったようです。
少なくとも高尾山、丹沢、前日の鴨沢から雲取山への道のような、広い歩きやすい道ではありませんでした。
地図の登山道、同じ赤い線でも、全然タイプが違うものがあるって実感。
次回から気をつけなくてはね。
その後三ツ山を越え(ここの登りはキツかった!)北天のタル、飛龍山まではずっと同じような道が続きます。
でも、眺望は良かったし、注意深く歩けば飽きない道で、すごく楽しかったなぁ。
不謹慎かもしれないけど、アスレチックみたいな感じで。
雪が残っていた時にはどうしようかと思ったけれど、少しだけだったのでなんとか通れたし。
っていうか、こういうの喉元過ぎればなんとかって言うんだよね(笑)
飛龍山をちょっと行ったところに禿岩というポイントがあって、そこから350°の景色を堪能できます。
アルプスの山々がとってもきれいだった。
頂上だけ雪をかぶっているので、ちょっと雲と間違えちゃいますよねw
そこで写真を撮ると、まるで空に浮いているようなステキな写真になりました。
そして、そこでお昼ご飯とコーヒー♪
この日の為に買ったガスとバーナーとコッヘルで初山料理です♪♪
驚く程ガスの火力が強くて、しかもすぐ沸騰して、なんだ、今までやってなかったのがもったいないくらいだったなぁと(笑)
アルファ米にも挑戦しました。
とりあえずカレーにしちゃえば何でも美味しいというのがうちの家訓ですので
もちろん迷わずドライカレーを選択w
意外な程おいしかった〜
そこから先の急坂は下っていくのに本当に一苦労。特に前飛龍の先!
お尻でずりずり下がりたいくらいでした。
でも下りが大得意のMさんはすたこらさっさと下りていきます。
シカか?シカなのか??(笑)
ところで前飛龍から熊倉山まではなかなか到着せず、ちょっとドキドキでした。
丘くらいの盛り上がりがあったけど、まさかあそこが熊倉山だったのでは?
とか、コースタイムより大分時間がかかると、不安になりますよね。
多分急坂を下るのに、予定より大分時間がかかっちゃったのでしょうが・・・
サヲラ峠までくればあとはもう一息!
と思いきや、今度は地面の見える崖で再びシングルトラック。しかもザレ場。
ちょっと崖崩れがあったのか、コースが途切れたところは
そのまま直滑降で下りるのが正しいコースなのかと勘違いする場面もありました。
幸い近くにおじさまがいて、確認する事ができたので、直滑降では下りずにすんだのですけどね。
人があまり通らないルートは危険なんだなぁ。
さすがに、そんな細かいところまでは地図でも表現できないだろうし。
ま、とにかく無事に丹波まで到着。
この日は昼過ぎから天気が崩れる、という予報でしたが
なんと私たちがのめこいの湯に入る瞬間から雨が降り始め
ビールを飲んでまったりしている時には大降り。
傘持ってないけどどうしようか〜なんて言っている間に
出発時刻にはケロリと晴れ上がっていました。
天候がいいのは、普段行いのいいMさんのおかげ(笑)
ホント助かっちゃったね♪
ところで、今回山荘で雲取山から甲武信まで縦走をするという女の子と知り合いになりました。
小さな身体で15kgの荷物を背負っての旅だそうです。
すごーく羨ましかったなぁ。私も、そういう旅がしてみたい。
ということで、次の目標はテント泊です。がんばろー♪
押入経験がないので、ずいぶん先を越された感じです
次はテント泊とは
山は危険がいっぱいですのでお互い気を付けましょう
これからは先輩と呼んで、崇めてもらってもかまいませんよ
今いるところから、歩いてどこまでも行けるって、とてもウキウキするんですよね〜
山小屋でもいいのですが、ないところもありますしね。
もともと自分は縄文時代に生まれたかったくらいなので
テントがあるだけ御の字です
思わぬところに危険が潜んでいて、山は怖いと思いました。
気を引き締めてお互いよい山旅をしましょう
長〜い文章から、それでもまだ書ききれないくらいの感動が伝わってきました
3Mチームの楽しい珍道中、良いですね〜!
色々な、はじめての体験とか、感想も思い当たることが沢山あって、懐かしいような気持ちななりましたよ
激混みの山小屋は涸沢で体験したことありますが、やはりウンザリ・・
で、テント泊に比重多くなり
今後も、益々たくさんの山で様々な経験や感想が楽しみです!
ガシガシ、スキルアップですね
感動もひとしおで、で、ついつい長文に(笑)
溢れ出る気持ち、わかっていただけてとても嬉しいです
今回の山荘は、はじめからすごい混雑だとわかっていたので
どれだけそれがすごいのか
むしろそれを楽しみに行ったようなものです
でも、女子14人部屋だったから良かったけれど
これが男女混合チームだったら、またちょっと感想は違ったかもしれないな〜
テントを張った事がないので、テント泊、かなり不安なんですよね〜
とりあえず、家のベランダで練習して、どっかの公園で一晩過ごし、それからデビューかなって思ってます
南武線と山荘でご一緒した!
一緒に泊まった友人が、この投稿みつけてくれました。
すごかったですねぇ。雲取山荘。
因みに私達は日原に下りましたが…落ち葉半端なかったです(~_~;)
しかし、山荘のご飯は美味しく、朝焼けも綺麗でしたね(⌒▽⌒)
vamviさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
私もみなさんを探していたのですが、見つけられず
見つけてもらえてよかった♪
お友達に感謝です〜
さて、どっちだろう
雲取山荘の一夜は、すごくいい体験でした。
すごいすごいと聞いてはいたが、ホントにすごかったですよね〜
アレを体験すれば、多分大抵のことは乗り越えられるような気がします
食事や景色は思った以上に良くて感激でした
日原。美しいブナ林があると山と高原地図に書かれていますね。
さぞかし落ち葉が沢山あったことでしょう(笑)
お互いケガなく無事に登山を終えられて何よりでした
またいつかどこかでお会いできたらいいですね〜
また南武線で一緒になったりして
わ〜!
こちらも嬉しい(≧∇≦)
わたしたち、面倒臭がりやなので、ヤマレコは、アップできないんです〜。コースタイムとかね…
我々は、主に普段、奥多摩にいってます。
またお会いしたいわ‼
雲取山で惚れ直しました。
今まで、本当に奥多摩には縁がなくて
雨で中止とか、突然前日に抜けられない予定が入るとか
それで、なかなか行けなかったんですけど
新緑や水の美しさにノックダウンです
多分今後の出没率は上がると思う。
もし良かったら、いつかご一緒したいです〜♪
私はめんどくさがり<物忘れが甚だしいなもんで
防忘録みたいなものとして活用しています。
そのうち行った山も忘れてしまいそう
また遊びにきてもらえると嬉しいです
いきましょ〜
是非ご一緒に!
楽しみにしています
よろしくです〜
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