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Yamareco

記録ID: 294420
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

南沼泊で初めてのトムラウシ山へ

2008年07月26日(土) 〜 2008年07月27日(日)
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GPS
27:03
距離
20.7km
登り
1,708m
下り
1,691m

コースタイム

<1日目(7月26日)>
トムラウシ短縮登山口(10:10)→温泉コース分岐(10:30)→コマドリ沢(12:00←昼食→12:20)→トムラウシ公園(13:50)→南沼キャンプ指定地(14:30←テント設営→15:15)→トムラウシ山(15:50←景色眺める→17:00)→南沼キャンプ指定地(17:20)

<2日目(7月27日)>
南沼キャンプ指定地(6:40)→トムラウシ山(7:05←景色眺める→7:20)→北沼分岐(7:45)→南沼キャンプ指定地(8:15)→トムラウシ公園(9:20)→コマドリ沢(10:45)→トムラウシ短縮登山口(13:30)
天候 1日目(7月26日):晴れ時々曇り(十勝岳連峰方面は雲が中々晴れず)
2日目(7月27日):快晴後薄曇り
過去天気図(気象庁) 2008年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
トムラウシ短縮登山口に車を置いて出発。
コース状況/
危険箇所等
コース前半、コマドリ沢まで泥んこ道が続きます。景色もなくただ歩くだけの退屈な山道です。

南沼キャンプ指定地の水は潤沢でしたが、朝には流れが止まっていましたので、夕食時に朝の分まで汲んでおくことをお勧めします。

感想

<1日目>
一泊で初めてのトムラウシ山に登ってきました。噂には聞いてましたが、いきなりのぬかるむコースでビックリしながらスタートします。しかしぬかるむ上、退屈ですね、このコースは。コマドリ沢までは感動も何もなく来ました。

コマドリ沢からは荷物の重さにへばりつつも、チシマノキンバイソウやトカチフウロを見ながら元気を出して登ります。巨岩帯では食事中のナキウサギさんにも会えました。こんなにチョロチョロと顔を出してるなんて驚きました。トムラウシ公園手前の巨岩帯では、また別なナキウサギさんに会えましたし、ピョロローっと足下を駆け抜けていくシーンもありました。

ただトムラウシ公園あたりで足も息も言うことを効かなくなりました。素晴らしい景色が続いているものの、「しんどい」、「まだ着かない」の2つしか思考が巡りません。実際はここから40分程で南沼のテント場に着きましたが、それ以上の時間を感じました。

もう今日はトムラウシは登らないと思っていたものの、テントを張ってやることがなくなると、行ってみようと気持ちが切り替わってスタートしましたが、空身なのに何て身体が重いんだろう。まぁ、でも、頑張って登ります。山頂からは十勝岳連峰の絶景がぁと思っていたら、こちら側は晴れているもののオプタテシケ山が時折雲の中から顔を出す程度。40分ほど粘りましたが駄目だったので一旦下山します。

夕食後は縦走路のほうに出てみようとテントを出るとトムラの山頂で仲良くなったおっちゃんに「なんだい、また登りにいくのかい?」と声を掛けられました。「いや、縦走路のほうで景色見てきます」と言って縦走路へ...十勝岳連峰を眺めていると、段々と雲が晴れてきて山容が確認できるようになってきました。十勝岳連峰の縦走ルートのことを考えていると、ふと、昨年、オプタテシケ山で会った函館のS野さんを思い出しました。「辛いだけで特に見所のない道で1回行けば十分」と言ってましたが、いつかこの道歩いてみたいなぁと思いつつ、結局、夜の7時半近くまで景色を眺めて一日目が終わりました。

<2日目>
朝4時起床で、再び縦走路で十勝岳連峰を眺めます。下界に雲がかかってますが、山は晴れていて幻想的な風景が見れました。朝日が当たって赤く染まったオプタテシケ山の美しさといったらなかったです。

朝食を済ませ、風も殆どなかったのでテントをロープに干した後、再びトムラウシ山に登りました。今日は薄モヤがあるものの、山頂から360°快晴です。東大雪などもよく見えます。あまりに天気がいいので北沼から降りてテント場に戻ることにしました。北沼の景色も素晴らしいです。

南沼キャンプ指定地でテントを片づけて、名残惜しいですが下山します。途中でチシマギキョウを見つけました。現物を見るのは初めての花です。昨日とうって変っていい天気ですが、コマドリ沢までは気分よく歩けましたが、その後の泥んこ道はどうにかならないもんかと思いつつ、苦痛を感じながら下山しました。

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