電気自動車で行く上高地
長野県
yamamusume
- GPS
- 07:15
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 29m
- 下り
- 24m
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標高グラフを拡大コースタイム
9：00 バスターミナル着
10:20 左岸を経て、明神池
12:15 右岸を経て、河童橋へ戻る
14:40 田代池
15:10 大正池ホテル（バスターミナルへ戻る）
16:15 ゴミステーション
16:35 バスターミナル発
16:52 沢渡着
| 天候 | 快晴→曇→霧雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
（ここで充電もできます） 沢渡中→沢渡足湯公園前に改称 （その前は、ずっと「沢渡」だった） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
帝国ホテルからバスターミナルへ通じる遊歩道は、一部通行できず（木道崩壊）、車道を歩く部分があり。 大正池から田代池へ向かう途中、柵が壊れているところあり（焼岳湿原と呼んでるところ）。 明神へ向かう左岸、雪の上を歩く場所あり。雪解けのぬかるみで長靴が欲しいところあり。 大正池へ向かう森林コースは通行止め。大正池から大正池ホテルまでのルートはたびたび雪の上を歩いたり、ぬかるみを歩くことが。 長靴（それも安全靴だよ）で来て良かった。 この日の成果 可燃ごみ900g ・・・重かった 不燃ごみ150g ・・・瓶、缶、ペットボトル各1を含む 見た鳥（●は写真あり） ●ウグイス、●コサメビタキ、●マガモ、オシドリ、●ミソサザイ、●ルリビタキ、●カワガラス、●ゴジュウカラ、●エガラ、コガラ、ヒガラ、コゲラ、●アオジ、カケス 聞いた鳥 コマドリ 生き物（■は写真あり） ■猿、■カエルの卵、■オタマジャクシ、■コヒオドシ 植物（★は写真あり） ★ミズバショウ、★フキノトウ、★ヤナギの花、ハシリドコロの芽 |
写真
火がついたまま捨てられたタバコ小さな女の子が「何してるの？」と聞いたので、「ゴミを拾う前に証拠写真を撮ってるの、火がついたままタバコを捨てた人がいるんだよ」と答えると、傍らのお母さんの方が、「まあ！」と驚いていた。いるんです、本当に。
拍手小さな女の子が「何してるの？」と聞いたので、「ゴミを拾う前に証拠写真を撮ってるの、火がついたままタバコを捨てた人がいるんだよ」と答えると、傍らのお母さんの方が、「まあ！」と驚いていた。いるんです、本当に。
落したんでしょうね。以前、未開封のタバコも拾ったことがある。
同じ種類の複数のゴミは、落し物ではなく、わざと捨てたもの。
靴底は案外多。こんなふうに丸々というのも・・・気の毒に。この他にも靴底のかけらを幾つも拾う。
本日の成果＠ゴミステーション可燃ごみ 900g（重かった！）
不燃ごみ 150g（缶、瓶、ペットボトル、他）缶は明神鳥居のそばで拾いました。罰あたりめ〜
可燃ごみ 900g（重かった！）
不燃ごみ 150g（缶、瓶、ペットボトル、他）缶は明神鳥居のそばで拾いました。罰あたりめ〜
■コヒオドシ＠明神館西ビジターセンターの蝶博士M田さんに写真を見せて名前を確認。自慢しようと口を開くと、「さっき、クジャクチョウを撮りました」 花はまだなのに、もう蝶が飛んでるのか・・・
ビジターセンターの蝶博士M田さんに写真を見せて名前を確認。自慢しようと口を開くと、「さっき、クジャクチョウを撮りました」 花はまだなのに、もう蝶が飛んでるのか・・・
■コヒオドシ＠明神館西ミズバショウについて尋ねるご夫婦に返事をしてるうちに消えてしまった・・・まず、この蝶を見てもらうんだった。
ミズバショウについて尋ねるご夫婦に返事をしてるうちに消えてしまった・・・まず、この蝶を見てもらうんだった。
10数頭の群れに2頭ほどの子猿がいた。通りがかるお客さんは大喜び。
■猿＠河童橋右岸「猿追い」ベストを着ている者として、しばらく監視。遊歩道からは流れを挟んでいたため、監視するだけ、追わない。でも、中の1頭は、こちらを認めて5m程逃げた。
「猿追い」ベストを着ている者として、しばらく監視。遊歩道からは流れを挟んでいたため、監視するだけ、追わない。でも、中の1頭は、こちらを認めて5m程逃げた。
このGWは寒すぎて蛙合戦も聞こえなかったが、水たまりにオタマジャクシがいた。
今回、唯一見た花（うんにゃ、フキノトウもあった）。
神域でなければ、駆除対象。
いたるところにあった1つ。
ああ、これも花だった。
この日は声だけでなく、何回か姿を見ることができた！
●コサメビタキ＠明神橋左岸腹側の白と、くりくりした目が印象的。
むろん、写真を撮った時には名前は分からず。ビジターセンターの鳥博士M田さんに見てもらって判明。
腹側の白と、くりくりした目が印象的。
むろん、写真を撮った時には名前は分からず。ビジターセンターの鳥博士M田さんに見てもらって判明。
潜水中のところをねらったのだが、浮上直後。
二之池ではオシドリのオスも確認。
片足立ち
カワガラスと言えばじっとしてないものなのに、何故か撮ってくれとばかりにじっとしてた。
清水川ではメスだけが群れていた。バスターミナルの南ではオスばかりが群れていた。
●頭を下に幹を降りるゴジュウカラ＠田代橋のトイレ双眼鏡で見ている男の子に、何がいるのと聞くと、ゴジュウカラ。その後、梓川コースにも。
双眼鏡で見ている男の子に、何がいるのと聞くと、ゴジュウカラ。その後、梓川コースにも。
エガラはなかなか撮らせてくれない鳥なので、嬉しい。
アオジが撮れた！しかも、こんな高いところにいるのを！！
この冬、火事にあったと市民タイムスで読んではいたが、更地になってしまっていた（涙）。
「沢渡足湯公園前」パスの小屋も、タクシーの小屋も消え、ただの道沿いのバス停になってしまった。
「沢渡」→「沢渡中」→「沢渡足湯公園前」とだんだん長くなっていく名前。
パスの小屋も、タクシーの小屋も消え、ただの道沿いのバス停になってしまった。
「沢渡」→「沢渡中」→「沢渡足湯公園前」とだんだん長くなっていく名前。
沢渡ナショナル・パーク・ゲート元々は観光バス規制時の観光バスの駐車場。この広いゲートが、ハイシーズンともなれば、人で埋まるのだろうか・・・観光バスの駐車場は他にも確保済みとのことです。
元々は観光バス規制時の観光バスの駐車場。この広いゲートが、ハイシーズンともなれば、人で埋まるのだろうか・・・観光バスの駐車場は他にも確保済みとのことです。
頂に4・5人の人影を見る。
見えるね〜と話していると人が集まり、4人家族のお客さんに、双眼鏡を渡して見てもらう。
この岸壁には「大」の字が見えるのだが、この季節はいつも分からん。
この木に会いたくて、ここまでゴミ拾いにでかけます。
このパイプは生簀に接続されている。ということは、養殖された岩魚を車道からこのパイプを通して、送るのだろう。
これより、右岸を通って、河童橋へ戻る。
時折、舞い上がる土埃で目を開けていられないことも。こんな強風は珍しい。この風が、午後の雲を運んできた。
山に登る方は、登山届を必ず出していきましょう。
小石がさらさらと落ちていくのを目撃。
崩壊は今も進んでいる。
今シーズンより、旧村営駐車場にお目見え。
感想
2012年度より、上高地パークボランティア（PV）の制度が変わった。
活動は
1）年7日以上
2）うち、重点活動3日以上
3）申し込みは実施3日前までに
年7日以上、と言うのは、もう20年前からほとんど変わらないのだけれど、実施3日前までとなると、天気をぎりぎりまでにらんで、ゴミ拾いに出かける、ということができなくなった。どんな悪天候でも、泣く泣く出かける。。。
それよりも、問題なのが重点活動で、軽作業のものを選んで申し込んだつもりでも、疲労困憊。疲れが残って仕事に影響が出る・・・
やっぱり、フルタイムで仕事しながら（家事もしながら）、月に1度、ボランティアに出かけると言うのは、無理なんだろうか。
さて、この日は今回はシーズン初めての上高地。
電気自動車に買い換えてから初めての活動。
寒さと上り坂に弱い電気自動車が、無事、沢渡までたどり着けるかどうか・・・確認しなくてはならなかったのだ！
（しかも、この朝の松本の最低気温は2.1度）
というわけで、団体行動の重点活動を稼ぐのはあきらめ、巡視（ゴミ拾い）に。
電気自動車の取り扱い説明書には、バッテリーを長持ちさせるために、エコ充電を、とある。つまり、フル充電するならバッテリーの長持ちはあきらめろよ、と言うこと。
しかし、途中で動けなくなっては元も子も無いので、初めて禁断のフル充電に挑む。
結果、使用した走行距離は65キロ。実際の走行距離は36.5キロ。エコ充電でも良かったじゃん。
ただ、どういうわけか、新島々駅までの7キロほどで、30キロを消費していた・・・この時点で、沢渡まで総計120キロを覚悟したが（この調子だとエコ充電では足りない）、新島々駅以降はそれほど消費しなかった。
おかげで、沢渡で充電することもなく、自宅に戻るときには、沢渡より、走行距離が増えていた。ビバ、下り坂！
県外から来る電気自動車だったら、例えば、松本IC東側のエネオスで充電し、沢渡を目指せば、往復に十分足りるだろう。
ただ、沢渡へ通ってもう20年。カーブも頭に入っているので、ほとんどブレーキを使わずに走ることができる。知らないでブレーキを多用するドライバーは、もう少し電力を使うかも？
GWとなれば、春遅い上高地には花も咲き、カエルは鳴き。けれど、今年は寒すぎて花もカエルもふるわず。午後には雲行きも怪しくなった。
それでも、久々の巡視は楽しかった。
ゴミを拾いながら、道案内、山案内、鳥案内、蝶案内、魚案内、猿案内、猿追い解説、等々。
次は6月。梅雨の季節で、人の少ない上高地は、ひたすら花にあふれていることだろう。
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