ラッセル地獄 常念岳(北ア)

2021年02月23日(火) [日帰り]

• GPS: 13:09
• 距離: 20.2km
• 登り: 1,828m
• 下り: 1,820m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:47
• 休憩: 1:20
• 合計: 13:07

4:49 須砂渡ゲート
5:34 5:42 高瀬川線No.63
5:56 5:56 鉄塔
6:40 6:58 1328m地点
8:30 8:50 1955m地点
10:43 10:43 2178m地点
12:54 13:07 2500m付近
14:15 14:23 2178m地点
15:09 15:13 1955m地点
16:12 16:13 1328m地点
17:14 17:22 高瀬川線No.63
17:56 須砂渡ゲート

天候

霧→晴れ（強風）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ほりでーゆ〜 四季の里　林道ゲート前駐車場

コース状況／危険箇所等

林道ゲート〜橋：凍結あり
橋〜登山口(高瀬川線No.63看板)：凍結無し
登山口〜鉄塔：積雪あり
鉄塔〜1328m地点：鉄塔からすぐ笹薮あり道が不明瞭。
1328m地点〜1955m地点：急登、積雪
1955m地点〜2178m地点：積雪が多く腰まで踏み抜く箇所が多い
2178m地点〜前常念：同上＆トレースが地吹雪で消えやすい

その他周辺情報

ほりでーゆ〜 四季の里（日帰り温泉ほか）

写真

2/23 3:38

靴擦れ対策、先日の同山敗退の反省です

2/23 5:10

暖かいと思いきや林道はスパイク必須

2/23 5:42

サングラスが掛かっていますよ

2/23 5:55

冬木立と仲良く鉄塔

2/23 7:13

標高1450m付近、トレース良し。これなら…

2/23 7:57

標高1700m付近、ノートレースの予感

2/23 8:04

あるにはあるが…

2/23 9:18

ワカンを装着するも、効果は正直微妙なんですが

2/23 9:28

眺望期待薄だったが、霧が控えめで幸運だった

2/23 9:34

腰まで踏み抜きとか結構多くて

2/23 9:44

標高2000m超えた付近、幕営の痕跡

2/23 11:06

森林限界突破

2/23 11:06

前常念が遠すぎる。歩けど歩けど沈む沈む。

2/23 11:22

美しい…けど只管に辛い

2/23 11:39

脚上げの標高差だけならもう到着してる、きっと

2/23 11:55

せめて、前常念までは到達したいが

2/23 12:34

あの美しい曲線だけは歩こう

2/23 12:50

地吹雪が本気を出してきた

2/23 12:58

もはやここまで。前常念到達予定を2時間も超えた。

2/23 12:58

大体、あの常念乗越くらいの標高かな

2/23 13:02

頑張って付けて来た足跡が虚しい

2/23 13:09

この曲線美

2/23 13:13

冬山を見慣れてない私には全てが新鮮

2/23 13:24

良い休憩Pと思きや、このあと真正面から地吹雪

2/23 13:39

影自撮り

2/23 13:44

私のトレース、もう消えとるよ

2/23 14:01

何かもう、自分のトレースが頼もしく思えてくる

2/23 15:55

下りも踏み抜き多発、嫌になる

2/23 16:25

常念に見とれていたら、鉄塔への分岐を間違えた…

2/23 16:54

猛烈な笹薮を踏み荒らす羽目に

2/23 17:03

こんな場所から降りることになりました

2/23 17:14

まだサングラス残っています

2/23 17:50

遠い遠い冬の常念岳

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

インナーシャツ3枚重ね着（ウール/ポリ/ジップ付きポリ） ダウンベスト 冬用ハードシェルジャケット ウールタイツ ポリ厚手タイツ ソフトシェルパンツ 厚手靴下 フリース手袋 アウター手袋 中綿入り手袋 バラクラバ 帽子 アルパインブーツ ワンタッチアイゼン チェーンスパイク ピッケル ストック ザック 昼ご飯 行動食 テルモス(湯) ナルゲン(水) ヘッドランプ 予備電池 GPS 絆創膏 常備薬 保険証 スマホ スマートウォッチ ハンカチ 熊除けスプレー 携帯トイレ アルコールジェル お金 家カギ 車カギ ゴミ袋 ゴーグル ワカン

感想

Torisugari

冬山デビューした今シーズン、
厳冬期の北アはどうしてもやっておきたく
常念岳にお手合わせ願うことに。

前回(2/12)、急登の洗礼受け、
踵の靴擦れへの対応を身に付けた。

そして今回は、ほぼノートレースで
ラッセル地獄の洗礼を受けることになった。
標高1955m以降、CT比1.5〜2.0相当掛かっていた。

因みに、13時間歩いて一人とすれ違ったのみ、
しかもその貴重な一人には挨拶をスルーされ、
始終孤独を味わった山行だった。

下りの林道で、
鹿の鳴き声を子供のはしゃぎ声と誤認するほどに
孤独感に苛まれてしまっていた。

つまるところ、ラッセル地獄は一人には色々辛い。
今後の課題は冬山の同朋か、常人離れの体力精神力。
ハードルは高い。