明神平テン泊ミニ周回コース：薊岳〜桧塚〜国見山〜伊勢辻〜和佐羅滝

2013年05月07日(火) 〜 2013年05月08日(水)

• GPS: 29:37
• 距離: 21.3km
• 登り: 1,526m
• 下り: 1,524m

コースタイム

●1日目
【和佐羅滝登山口/10:38】→【笹野神社/09:50】→【大鏡池/11:55】→【大鏡山/12:30】→【木屋ノ尾頭/12:57】→【薊岳/13:53】→【明神平/15:16】→【テント場/17:08】幕営

●2日目
【明神平/05:50】→【明神岳/06:06】→【桧塚奥峰（三重県最高峰）/06:55】→【桧塚/07:10】→【明神岳/08:00】→【明神平/08:20】→（撤収/08:50）→【水無山/09:14】→【国見山/09:45】→【馬駆ヶ場辻/10:26】→【赤ゾレ山/10:38】→【伊勢辻山/11:17】→【伊勢辻（八峰越）/11:32】→【三度小屋辻/12:00】→【和佐羅滝/15:00】→【和佐羅滝登山口/15:38】

天候

1日目／晴れ-強風
2日目／晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道166号線〜東吉野役場方面（県道16号）〜丹生川神社方面（県道220号）〜やはた温泉〜大又（コミュニティ）バス停

コース状況／危険箇所等

大鏡山から薊岳手前で一カ所崩れていましたが小さく巻けます。

伊勢辻から和佐羅滝方面へ所々悪路でした。

写真

5/7 9:16

大又林道が工事中通行止め（6月28日まで）の為、笹野神社から薊岳に登り、明神平を目指すことにしました。

5/7 9:51

笹野神社からスタート

5/7 9:54

神社の石段を上がってスグ右の脇道が登山口。

5/7 10:35

林業が盛んな吉野らしく、よく手入れされ陽の差し込む作業用林道をグングン進み標高を上げます。

5/7 11:55

「大鏡池」の標識が現れましたが、辺りを見回しても池らしきモノが見当たりません。

5/7 12:09

古墳のように盛り上がった場所に進んでみると、突然、窪地が現れ路傍の祠ぐらいのサイズの真新しい祠がありました。
ココが『大鏡池』でこの小さな祠が「八大龍王」を祀る『大鏡神社』です。

5/7 12:30

『大鏡山』特に展望などもありませんが、今回の初ピークゲット！ということで満足です。

5/7 12:57

しばらくなだらかな道が続き『木屋ノ尾頭』に到着。

5/7 13:22

どんどん道が細くなって、道の両側が切れ落ちています。
こういうのを「ヤセ尾根」って言うんでしょうか？

5/7 13:55

この辺り、高度感も満点で高所恐怖症の僕はかなりビビりながら岩を掴みながら登って行きます。
そして『薊岳』山頂。
展望もあって、自分の思う山頂らしい山頂でとても気に入りました。

5/7 14:16

『薊岳』から先は打って変わって楽々ウキウキコースでした。
広くなだらかな下りでバイケイソウが咲き乱れています。

5/7 15:18

視界がグンっ！と広がり、目の前に高原が高原が現れました。


明神平に到着です。

5/7 16:13

テッパンのテント場ですか？

5/7 16:23

水場も水も飲みましたが2日経った現在、腹痛などありません。

5/7 18:32

シカと目が合いました。

5/7 18:34

日が暮れると流石に冷えます。

5/7 19:23

おやすみなさい。

5/8 5:53

テントをそのままに早朝の準備運動として三重県最高峰『桧塚奥峰』〜『桧塚』を目指して出発です。

5/8 6:06

途中の『明神岳』は全くピーク感がなく驚きました。

5/8 6:15

早朝の山歩きは気持ちいい〜と『桧塚』を目指しての下っていくと・・道が判りにくくなってきて道標もほとんどありません。
周りの景色や稜線も同じように見えてきて、ダンジョンに入った感覚・・
慎重に踏み跡を辿ったんですが、とても不安になりました。

5/8 6:55

やっと道標を発見して無事『桧塚奥峰』に到着。

展望も抜群だし標識も初めて見るタイプのヤツでなんだかカッコ良かったです。

5/8 7:03

早朝の強風はかなり寒かったです。

5/8 7:10

『桧塚』まで足を伸ばしピストンでテント場へ戻ります。

5/8 9:14

テントを撤収後、頑張って一登りして『水無山』へ
山頂は1414m。

5/8 9:38

ほぼ平坦な道

5/8 9:45

『国見山』山頂1418m

5/8 10:10

『馬駈場ヶ辻』辺りの景色が気に入って、違う方向に誘われそうになりました。

5/8 10:38

『赤ゾレ山』も順調に通過。

5/8 11:17

少しブッシュをかき分けて『伊勢辻山』まで楽々縦走でした。

5/8 11:32

『伊勢辻分岐』へ

5/8 12:01

『三度小屋辻』の分岐はウッカリすると「コウベェ矢塚」に誘われそうになるので、『和佐羅滝（大又）』方面への標識が念を押すかのように3つ連続で立てられいます。

5/8 12:01

直進したくなるポイントでした。

ありがとうございます。

5/8 13:04

沢を何度も渡り返しながらの長い長い下りが始まります。
綺麗な沢を眺めたり、滝になっている流れを見ながらの下りは飽きがきません。

ただ・・足はかなり痛くなってきていました。

5/8 13:30

道も次第に荒れ始め、完全に崩れ落ちてる所が一カ所あって、ココを巻く時はかなり勇気が要りました。

5/8 13:49

沢が完全に山道の下になり、時折、植林の間から立派な滝が姿を見せます。
名前のある滝かな？と地図で確認するけど、とくに名称はないようです。

5/8 14:19

『和佐羅滝』の分岐をスルーするか迷いましたが、ココまで来たんだし！と、赤テープを頼りに沢に向かって下ります。
おおっ『ワサラ！？』と思ったら

5/8 14:21

道が上流に向かって付いていて『和佐羅滝』の道標が・・

5/8 14:25

さっきの凄い滝はまだ「前座」だったんだ・・・（汗

短い木道を辿り、ロープ場をこなして登ると・・

絶句！！！

「地元・箕面の滝」よりデカいしワイルドや〜〜〜ん。
今まで見たことあるどの滝よりデカいです。多分。

5/8 15:15

『和佐羅滝』分岐に戻り、全然つづら折れてくれない激下りをやっと降りて、金網橋を渡ると

5/8 15:16

前日に見た景色が目に入り・・無事下山したことが確認できました。
は〜疲れた。けど楽しかった・・
高見山の道が開通したらいつか台高山脈を縦走してみたいです。

撮影機器：

COOLPIX S5100 NIKON

iPhone 4S Apple

NIKON D40X NIKON CORPORATION

感想

ufodouji

3回目のテント泊登山です。

前回の武奈ヶ岳テント泊での自信と反省が活きた充実した山行となりました。

ルートはすべて地図に載っている登山道だけですが、ガイド本や色んな方のブログを参考にしながら自分なりにコースを計画しました。

15キロのザックを背負っていたとは言え、地図のコースタイムを遥かにオーバーしてしまっています。
もう少しトレーニングしなければ。

テント場ではもう一人ソロキャンプの方がいらっしゃいました。
遠慮がちに離れた場所で幕営されましたが、登山歴は僕より大先輩で色々と参考になる話を伺うことができました。
ありがとうございまいた。

翌日は挨拶もなく出立してしまい、申し訳ございませんでした。
この場を借りて・・