木ノ実矢塚 薊岳直登からまさかの迷走
三重県
奈良県
ikomaniyon
tuki4
体力度について
- GPS
- 08:19
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,156m
- 下り
- 1,159m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 8:22
| 天候 | 曇ときどき晴 一瞬ぱらっと |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
最奥部に7〜8台のみ、林道端の路駐を含めても計10台程度。 夏休み初日の3連休なので厳しいかと思ったが、意外に空いていて7:50着で5台目。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
P1334への直登は尾根上の倒木は片付けられ踏み跡も明瞭で、 2018年の正月に初めて登った時とは隔世の感。 それだけ多くの人に踏まれる道になったという証左かと。 薊岳から木ノ実矢塚への縦走路は不明瞭で、下降点はここしかないと思いながらも あまりにバリっぽい崖路で、踏み跡もあるかなしかの薄さで右往左往したけれど、 尾根に乗って(下って)しまえば木ノ実矢塚まで迷いようのない一本道。 薊岳から前山へはブナやカエデの森の気持ちいい縦走路。 明神平から大又林道終点の駐車場への下りは、よく歩かれている割に長く整備の手が入らず 荒れ放題の印象。危険個所は少ないものの、浮石だらけのエリアも多く足元には注意が必要。 |
| その他周辺情報 | 下山したときは汗まみれで、下流のやはた温泉への立ち寄り必至だったけど、 駐車場に車がずらり並びほぼ満車。ふだんここまで混まないのに？ 朝の登山口駐車場が空いてたのとこんなトコで帳尻があってしまった😁 車のエアコンで汗も引いていたのでまあいいかなとパスして、 その代わりというワケじゃないけど、帰路に道の駅宇陀路大宇陀の足湯に立ち寄り。 |
写真
拍手
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
笛
ココヘリ
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
|---|
感想
冬季にはお馴染みながらグリーンシーズンには久しぶりの薊岳へ。
遭難碑横のハシゴからの直登は、相変わらずの激登で脹脛に堪え息も切れるが、
曇天のため暑さもそこそこで、時折り樹間を抜ける涼風は下界の猛暑を思えば極上の快適さ。
P1334で稜線に乗るとブナやウチワカエデの緑が美しく、つい和んでしまう。
薊岳山頂は曇天ながら少し青空も覗いて、台高や大峰のパノラマをたっぷり楽しんで、
初めての木ノ実矢塚へ向かうが、諸先達のレコで検討をつけた縦走路の下降点がはっきりせず、
行ったり戻ったりしてたっぷりタイムロスの情けなさ。
なんとかたどり着いた木ノ実矢塚の山頂はブナの木立が美しく、
薊岳からの縦走路も苔に覆われた台高らしい広葉樹の森が気持ちいい。
遠目に見ながら長く行きそびれていた木ノ実矢塚にようやく立てて、ちょっぴり達成感。
薊岳に戻ると、大峰に雨柱がかかっているのが見え、急ぎ前山への縦走路を進んだが、
幸い大崩れすることもなく、森と展望の稜線歩きを保しめた。
明神平ではランドマークと言っていいあしび山荘のデッキに久しぶりに立ってみたのだけど、
大又林道への下りで男女40人もの高校生と遭遇。尋ねてみるとやはりあしび山荘泊りの回答。
天王寺高校の生徒たちのようで、あしび山荘に泊ってみたいikomaとしては羨ましい限り。
いつかは泊ってみたいあしび山荘。新しい目標ができた！(叶わなそう😁)
※ホントなら翌々日から白馬遠征のはずだったけど、
猿倉登山口へのアクセスの問題から山小屋の営業開始が延期されやむなく中止。
👉https://www.yamareco.com/modules/diary/31170-detail-363587
代わって計画したのが過去三度も撤退してこの山域で唯一未踏のままの鷲羽岳。
��2016.8.20. 温泉沢から水晶岳を越えてトライしようとしたがワリモ北分岐で雷雨
��2018.8.16. 雲ノ平から祖父岳を越えてトライしようとしたが岩苔乗越で雷雨
��2021.9.07. 烏帽子から野口五郎を越えてトライしようとしたが水晶小屋で雷雨
双六から三俣蓮華を越えてトライしようと計画したが、こちらも天候がイマイチの予報。
悪天の前に三連敗を重ねている鷲羽岳だけに、今度こそ登頂するしかないので、
雨がちの予報を押しての決行はできず、こちらも涙を呑んで見送り。
ということで、トレーニング兼ねて弥山八経ヶ岳とどちらにするか考えてこちらにした次第。
はいいのだけど、雨に祟られどおしで”断念”の二文字が躍った昨年が思い出されてやな予感😅
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
薊岳の最新記録
木ノ実矢塚の最新記録
前山の最新記録
薊岳〜木ノ実矢塚お疲れさまでした。
この山域は全く不案内で、木ノ実矢塚も初めて知りました。明神平などの冬のレコは良く見ますが、この時期に行く人は少ないのではないでしょうか。
レコを拝見すると中々難路のようです。山が深く、ルートも不明瞭で、ちょっと怖い印象です。
しかし、木ノ実矢塚やP1334あたりの自然林を見ると台高らしい良い雰囲気ですね。
いつもコメントをいただきありがとうございます。
木ノ実矢塚は人により評価はいろいろかなと思いますが、
薊岳は狭い岩稜の上から台高や大峰の大展望が楽しめる素晴らしい山だと思います。
また、そこに至る稜線はブナ林が美しく、グリーンシーズンも霧氷の季節もとても好きな山です。
とか言いながら、明神平やその先の桧塚奥峰だのヒキウス平だのも素晴らしいので、
そちらにも流れがちですが…。
少し遠いかもしれませんが、yoritonさんにもぜひお訪ねいただければと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する