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Yamareco

記録ID: 2959864
全員に公開
山滑走
蔵王・面白山・船形山

蔵王 ライザスキー場〜屏風岳〜澄川源頭

2021年02月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:45
距離
20.8km
登り
1,072m
下り
1,073m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:14
休憩
1:25
合計
7:39
距離 20.8km 登り 1,073m 下り 1,074m
9:31
9:39
13
9:52
9:58
28
10:26
18
10:44
11:31
39
12:10
12:13
41
12:54
41
13:35
13:40
30
屏風岳
14:10
14:21
19
14:40
14:45
76
澄川源頭・峠ノ沢出合付近
16:01
11
16:12
11
16:31
蔵王ライザワールド・リフト乗り場
天候 午前中は曇り時々小雪
午後になると晴れてきたが、遠望は開けず。
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ライザワールドスキー場の駐車場を利用。
駐車料金は無料。
この日はスキー大会が開催されており、8時30分時点で駐車場はほぼ埋まっていた。
コース状況/
危険箇所等
●ライザスキー場〜刈田峠登山口
リフト2本乗り継いで、ゲレンデトップから登行開始。
リフト1回:350円×2回=700円
刈田岳までは目印のポールが立っておりルートは判りやすいが、不明瞭な平坦な地形が続くので道迷いに注意。

●刈田峠登山口〜屏風岳(南蔵王縦走路)
基本は夏の登山道のライン通りに進めばOKだが、今回は風が強かったので、ややルートを東面側に取り、風下側を進んだ。
屏風岳までの区間に聳えるピーク(前山、杉ヶ峰)は全て巻き。
足回りがスキーであれば効率の良いルートであり、西からの季節風も避けられるが、雪が深いので歩行の場合は、あまり効率は良くないと思う。
尚、このルート取りだと杉ヶ峰の先で雪庇の直下を通過する事になるので、気温が高い等、崩れる要因が多い日は避けた方が無難。

●澄川源頭・・・滑走
本来であれば屏風岳樹氷原から滑走開始するのが良いが、今回は雪質が悪かったので芝草平まで歩行で降りて、そこから滑走開始した。
視界が良ければ高台から澄川源頭の沢型が見えるので、進行方向の特定は容易。
沢内に悪場は無く、雪質が良ければ快適な滑走が期待できるが、一応沢なので危険は潜んでいる。
穴への落下や雪崩に注意。
今回は峠ノ沢出合から少し進んだ先の出合までの滑走とし、支沢から脱渓した。
出合から先も沢は続くが、この先は澄川本流となり、三滝(25m、5m、15mの三段から成る大滝)が控える。
滑走はそこで行き詰ると思われるので、この辺で滑走終了とし、脱渓した方が良い。
ライザスキー場から出発。
リフト2本乗り継いでゲレンデトップへ向かう。
2021年02月27日 08:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/27 8:49
ライザスキー場から出発。
リフト2本乗り継いでゲレンデトップへ向かう。
リフト上からゲレンデを眺める。
ゲレンデ斜面には灰色のアイスバーンが見られ、滑走コンディションは悪そう。
今日の山スキーは不発かな。
・・・と、この時は思っていた。
2021年02月27日 09:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/27 9:05
リフト上からゲレンデを眺める。
ゲレンデ斜面には灰色のアイスバーンが見られ、滑走コンディションは悪そう。
今日の山スキーは不発かな。
・・・と、この時は思っていた。
ゲレンデトップから登行開始。
1月に訪れた時は樹氷のように見えた木々の雪は、もうすっかり溶けて黒々としていた。
2021年02月27日 09:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/27 9:16
ゲレンデトップから登行開始。
1月に訪れた時は樹氷のように見えた木々の雪は、もうすっかり溶けて黒々としていた。
雪の状態は、予想通りのガリガリアイスバーン。
傾斜は緩いのでスキーシールだけでも行けたが、登りにくい。
2021年02月27日 09:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/27 9:34
雪の状態は、予想通りのガリガリアイスバーン。
傾斜は緩いのでスキーシールだけでも行けたが、登りにくい。
お田神避難小屋に到着。
天気が優れないせいか、登山者は誰も居らず。
2021年02月27日 09:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/27 9:35
お田神避難小屋に到着。
天気が優れないせいか、登山者は誰も居らず。
お田神避難小屋を後にし、先へ進む。
次第に視界が悪くなってくる。
周囲の景色が暗くなってきた。
2021年02月27日 09:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/27 9:46
お田神避難小屋を後にし、先へ進む。
次第に視界が悪くなってくる。
周囲の景色が暗くなってきた。
だが、時々陽射しが射し込むことも。
蔵王の天気予報では、午前中曇りだが午後から晴れ。
その予報は当たりそうだ。
2021年02月27日 09:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
2/27 9:47
だが、時々陽射しが射し込むことも。
蔵王の天気予報では、午前中曇りだが午後から晴れ。
その予報は当たりそうだ。
お釜のリフト乗場に、見慣れない構造物が建っている。
以前来た時は無かったが、これは何ぞ?
展望台のようにも見えるが…
2021年02月27日 09:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/27 9:58
お釜のリフト乗場に、見慣れない構造物が建っている。
以前来た時は無かったが、これは何ぞ?
展望台のようにも見えるが…
冬季閉鎖中のお釜行きリフト。
2021年02月27日 10:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/27 10:05
冬季閉鎖中のお釜行きリフト。
視界が悪いので刈田岳へは登らず。
エコーラインを歩いて刈田峠登山口へ向かう。
2021年02月27日 10:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/27 10:10
視界が悪いので刈田岳へは登らず。
エコーラインを歩いて刈田峠登山口へ向かう。
刈田峠登山口
ここから南下。
南蔵王縦走路を進み、屏風岳を目指す。
2021年02月27日 10:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/27 10:29
刈田峠登山口
ここから南下。
南蔵王縦走路を進み、屏風岳を目指す。
刈田峠登山口から少し南下すると、大雪原が見えてくる。
2021年02月27日 10:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/27 10:35
刈田峠登山口から少し南下すると、大雪原が見えてくる。
丁度、タイミングよく陽射しが入り、大雪原が明瞭に見えた。
2021年02月27日 10:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/27 10:41
丁度、タイミングよく陽射しが入り、大雪原が明瞭に見えた。
刈田峠避難小屋に到着。
主稜線から外れた位置にあるので見つけにくい。
そろそろ天気が好転しそうなので、しばしこの小屋で停滞してみる。
2021年02月27日 10:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/27 10:52
刈田峠避難小屋に到着。
主稜線から外れた位置にあるので見つけにくい。
そろそろ天気が好転しそうなので、しばしこの小屋で停滞してみる。
小屋の居心地が良かったので、50分も停滞してしまった。
外に出ると天気は好転しており、稜線上には青空が見えていた。
2021年02月27日 11:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/27 11:31
小屋の居心地が良かったので、50分も停滞してしまった。
外に出ると天気は好転しており、稜線上には青空が見えていた。
天気が良くなってきたのでヤル気が出てきた。
足取り軽く、前山へ向かう。
2021年02月27日 11:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
2/27 11:37
天気が良くなってきたのでヤル気が出てきた。
足取り軽く、前山へ向かう。
前山のピークには登らず、東面側を巻き。
2021年02月27日 12:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/27 12:21
前山のピークには登らず、東面側を巻き。
杉ヶ峰も東面側を巻き。
私は登れるピークは可能な限り登る主義だが、稜線上は風が強い。
強風を避ける為、今回は巻きメインで縦走路を進んだ。
2021年02月27日 12:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
2/27 12:38
杉ヶ峰も東面側を巻き。
私は登れるピークは可能な限り登る主義だが、稜線上は風が強い。
強風を避ける為、今回は巻きメインで縦走路を進んだ。
杉ヶ峰を過ぎると、前方には芝草平の雪原。
そして、その奥には屏風岳の樹氷原が見えてくる。
2021年02月27日 12:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/27 12:42
杉ヶ峰を過ぎると、前方には芝草平の雪原。
そして、その奥には屏風岳の樹氷原が見えてくる。
杉ヶ峰を過ぎた先には雪庇が出来ている。
巻きルートを選ぶと、この雪庇直下を通過する事になる。
気温が高い日は崩れる可能性があるので、巻きは程々にしておいた方が良いだろう。
2021年02月27日 12:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/27 12:52
杉ヶ峰を過ぎた先には雪庇が出来ている。
巻きルートを選ぶと、この雪庇直下を通過する事になる。
気温が高い日は崩れる可能性があるので、巻きは程々にしておいた方が良いだろう。
芝草平に到着。
2021年02月27日 12:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/27 12:58
芝草平に到着。
芝草平を経て、いよいよ屏風岳の樹氷原へ。
長かった登行のハイライトだ。
2021年02月27日 13:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
2/27 13:02
芝草平を経て、いよいよ屏風岳の樹氷原へ。
長かった登行のハイライトだ。
振り返り、歩いて来た縦走路を眺める。
だいぶ晴れてきたが、も少し雲が無くなると嬉しいなぁ。
2021年02月27日 13:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
2/27 13:13
振り返り、歩いて来た縦走路を眺める。
だいぶ晴れてきたが、も少し雲が無くなると嬉しいなぁ。
屏風岳への登りは、どこもかしこもアイスバーン。
ギャップも多くスキーだと登りにくいので、ここでブーツアイゼンに換装。
2021年02月27日 13:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/27 13:15
屏風岳への登りは、どこもかしこもアイスバーン。
ギャップも多くスキーだと登りにくいので、ここでブーツアイゼンに換装。
だいぶ溶けてきている蔵王の樹氷だが、屏風岳の樹氷は、まだ健在。
ちょっと小振りだけど、強風に晒され続けた強面は見応えがある。
2021年02月27日 13:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
2/27 13:20
だいぶ溶けてきている蔵王の樹氷だが、屏風岳の樹氷は、まだ健在。
ちょっと小振りだけど、強風に晒され続けた強面は見応えがある。
屏風岳樹氷原を進む。
2021年02月27日 13:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/27 13:21
屏風岳樹氷原を進む。
アイゼンでも踏み抜かない位に雪は硬い。
スキーは只の重い荷物になってしまった。
2021年02月27日 13:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10
2/27 13:22
アイゼンでも踏み抜かない位に雪は硬い。
スキーは只の重い荷物になってしまった。
南蔵王の盟主、屏風岳。
ようやく御対面。
4年ぶりだ。
2021年02月27日 13:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/27 13:32
南蔵王の盟主、屏風岳。
ようやく御対面。
4年ぶりだ。
屏風岳東面
2021年02月27日 13:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/27 13:39
屏風岳東面
屏風岳、登頂。
宮城に住んでいた頃は、毎冬必ず登っていたピークだが、山形に引っ越してからは御無沙汰となってしまった。
2021年02月27日 13:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/27 13:41
屏風岳、登頂。
宮城に住んでいた頃は、毎冬必ず登っていたピークだが、山形に引っ越してからは御無沙汰となってしまった。
山頂の東側は、たぶん雪庇。
下を覗き込んでみたいけど、これ以上前へ出るのは止めた方が良さそうだ。
2021年02月27日 13:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/27 13:41
山頂の東側は、たぶん雪庇。
下を覗き込んでみたいけど、これ以上前へ出るのは止めた方が良さそうだ。
水引入道と馬ノ神岳
2021年02月27日 13:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/27 13:57
水引入道と馬ノ神岳
烏帽子岳
2021年02月27日 13:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/27 13:58
烏帽子岳
秋山沢へと続く斜面。
滑走してみたくなるような斜面だが、下山方向は逆方向。
いつか、宮城方面から登った時にトライしてみよう。
2021年02月27日 13:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/27 13:58
秋山沢へと続く斜面。
滑走してみたくなるような斜面だが、下山方向は逆方向。
いつか、宮城方面から登った時にトライしてみよう。
屏風岳を後にし、今回のメインである滑走、だが…
アイスバーンだらけなので、とりあえず保留。
雪質が良くなる場所まで歩行で下る。
2021年02月27日 14:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
2/27 14:04
屏風岳を後にし、今回のメインである滑走、だが…
アイスバーンだらけなので、とりあえず保留。
雪質が良くなる場所まで歩行で下る。
屏風岳樹氷原の北側。
密に樹氷が並んでいるので、地形的にも滑走しにくい。
2021年02月27日 14:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/27 14:04
屏風岳樹氷原の北側。
密に樹氷が並んでいるので、地形的にも滑走しにくい。
雪質が良くなる場所を求めて下っていたら、芝草平まで戻ってきてしまった…
こんな事なら、芝草平にスキーデポしておけば良かったかな。
2021年02月27日 14:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/27 14:14
雪質が良くなる場所を求めて下っていたら、芝草平まで戻ってきてしまった…
こんな事なら、芝草平にスキーデポしておけば良かったかな。
芝草平の東面側はアイスが少なく雪質良さそう。
ここから滑走開始する事にした。
2021年02月27日 14:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/27 14:26
芝草平の東面側はアイスが少なく雪質良さそう。
ここから滑走開始する事にした。
芝草平から東面を滑走し、澄川源頭へ向かって進む。
雪質は、奇跡のパウダースノー!
まさか、ここに来てパウダースノーに恵まれるとは予想外だった。
稜線上はガリガリだが、東面側の谷部には風で飛ばされた新雪が堆積している為、このような奇跡が起きたようだ。
2021年02月27日 14:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6
2/27 14:26
芝草平から東面を滑走し、澄川源頭へ向かって進む。
雪質は、奇跡のパウダースノー!
まさか、ここに来てパウダースノーに恵まれるとは予想外だった。
稜線上はガリガリだが、東面側の谷部には風で飛ばされた新雪が堆積している為、このような奇跡が起きたようだ。
沢型が見えてきた。
あれが澄川源頭。
2021年02月27日 14:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/27 14:30
沢型が見えてきた。
あれが澄川源頭。
澄川源頭へ突入。
2021年02月27日 14:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/27 14:31
澄川源頭へ突入。
地形は明瞭な沢型で、幅広のハーフパイプ状。
雪質が良いので、ショートターンが気持ちよく決まる。
2021年02月27日 14:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/27 14:32
地形は明瞭な沢型で、幅広のハーフパイプ状。
雪質が良いので、ショートターンが気持ちよく決まる。
澄川は、源頭部であれば大滝は存在しないので安心して滑れる。
かつて、沢登りで何度か登った沢だが、スキーで滑走するのはこれが初。
沢登りで歩いた沢を、こうしてスキーで滑走するのは感慨深い。
2021年02月27日 14:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/27 14:32
澄川は、源頭部であれば大滝は存在しないので安心して滑れる。
かつて、沢登りで何度か登った沢だが、スキーで滑走するのはこれが初。
沢登りで歩いた沢を、こうしてスキーで滑走するのは感慨深い。
大きな難所は無いが、一応、沢なので危険は潜んでいる。
2か所ほど、ボトムに穴が開いているので、滑走ルートの状況は良く見極めて進もう。
2021年02月27日 14:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/27 14:38
大きな難所は無いが、一応、沢なので危険は潜んでいる。
2か所ほど、ボトムに穴が開いているので、滑走ルートの状況は良く見極めて進もう。
峠ノ沢出合から、少し進んだ所に別の出合がある。
ここで滑走終了とし、脱渓する。
2021年02月27日 14:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/27 14:42
峠ノ沢出合から、少し進んだ所に別の出合がある。
ここで滑走終了とし、脱渓する。
脱渓ルートの沢。
取付きが急斜面で、周囲を取り巻く地形は危うく、心中は穏やかでは無い。
なかなかキツイ登りだが、長居は危険。
素早く登る。
2021年02月27日 14:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/27 14:48
脱渓ルートの沢。
取付きが急斜面で、周囲を取り巻く地形は危うく、心中は穏やかでは無い。
なかなかキツイ登りだが、長居は危険。
素早く登る。
急な取り付きを登り切ると、沢の傾斜は緩み出す。
ここから先は心穏やかに進む。
2021年02月27日 14:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/27 14:53
急な取り付きを登り切ると、沢の傾斜は緩み出す。
ここから先は心穏やかに進む。
沢を抜けて、縦走路へと戻る。
2021年02月27日 15:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
2/27 15:23
沢を抜けて、縦走路へと戻る。
振り返り、屏風岳方面を眺める。
2021年02月27日 15:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/27 15:29
振り返り、屏風岳方面を眺める。
刈田岳
時間があれば、登ってから下山したいものだが、もう時間は遅い。
刈田岳は次回とし、ライザスキー場へ帰る。
2021年02月27日 15:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/27 15:37
刈田岳
時間があれば、登ってから下山したいものだが、もう時間は遅い。
刈田岳は次回とし、ライザスキー場へ帰る。
さらば、南蔵王の山々。
そういえば、曇っていて不忘山が見えなかったな。
それが少しだけ残念。
2021年02月27日 15:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/27 15:47
さらば、南蔵王の山々。
そういえば、曇っていて不忘山が見えなかったな。
それが少しだけ残念。
最後は、ガリガリ斜面を滑ってライザスキー場へ帰る。
2021年02月27日 16:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/27 16:07
最後は、ガリガリ斜面を滑ってライザスキー場へ帰る。
お田神避難小屋に陽射し射す。
名前の如く、神々しく見える。
2021年02月27日 16:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/27 16:15
お田神避難小屋に陽射し射す。
名前の如く、神々しく見える。
樹氷原だった森を抜けてスキー場へ。
2021年02月27日 16:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/27 16:21
樹氷原だった森を抜けてスキー場へ。
スキー場のゲレンデもガリガリのアイスバーン。
スキー大会が開催されていたようだが、この雪質でも選手達はベストを尽くせたのだろうか?
2021年02月27日 16:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/27 16:25
スキー場のゲレンデもガリガリのアイスバーン。
スキー大会が開催されていたようだが、この雪質でも選手達はベストを尽くせたのだろうか?
センターハウスまで下山し、山行終了。
折角なのでピザ食べてから帰りたいけど、もうレストランは終了してた。
2021年02月27日 16:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/27 16:29
センターハウスまで下山し、山行終了。
折角なのでピザ食べてから帰りたいけど、もうレストランは終了してた。
撮影機器:

感想

とても寒い一日だった。
屏風岳山頂に着いた時、時刻は13時を過ぎており、日中でも最も気温が高い時間の
はずだけど、気温は−15度を記録していた。
4年ぶりとなる冬季の屏風岳登頂であったが、この寒さでは長居する気は起きず。
滞在時間5分程度で切り上げ、懐かしさに浸る間もなく下山する。

この日の蔵王は、何処もかしこもガリガリのアイスバーン。
今季経験した中でも最悪、と言える位の凍り具合であった。
だが、滑走ルートとした澄川源頭の雪質は良かった。
多分、昨日から今日にかけて弱い降雪があったのだろう。
その新雪は強風に飛ばされ、稜線上には残っていなかったが、風下側に位置する澄川源頭の沢型内には豊富に蓄積されていた。
今季はもう叶わない、と思っていたパウダースノーの滑走。
その感触を感じられて、至極、満ち足りた滑走であった。

屏風岳と同じく、この澄川源頭も懐かしい場所である。
もっとも、この沢を訪れたのは山スキーでは無く、沢登りでの事。
スキーで訪れるのは今回が初であったが、かつて水流の中を遡行した沢で、今はシュプールを描いて滑走している。
どうにもうまく表現できないが、自分が何処か遠い場所に来たような・・・
そんな、不思議な感覚を抱いた。

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コメント

お疲れ様でした。
南蔵王の屏風岳、4年ぶりの登頂でしたか。
私は2年前のこの時期に南蔵王を縦走して以来訪れていませんが、前山から杉ヶ峰、幕営した芝草平、そして忘れもしない屏風岳周辺の樹氷原。懐かしく拝見させて頂きました😁
写真を見てたらあの時の記憶が甦ってきて嬉しい気持ちになりました。

今回滑走された澄川源頭。以前沢登りで歩いた場所を今度はスキーで滑るという、何か東北の山屋、沢屋の醍醐味を存分に味わっているようで羨ましいく思います。
秋山沢も大きな滝はないと聞きますので滑走対象でしょうか。
いずれ、あの屏風の壁からコガ沢や権現沢にドロップするアニキの記録を見るのを楽しみにしています😁
お疲れ様でした!
2021/3/2 14:17
mooreeさん、こんばんは
屏風岳、久しぶりに登りましたが、やっぱり良い峰ですね。
色々と思い出のある山なので、もっと山頂に滞在したかったのですが、寒すぎて早々と下山してしまいました
次回は、もう少し暖かくて快適な日に屏風岳に登り、思い出に浸りたいものです。
その際は、是非、秋山沢を滑走して下山してみたいです。
コガ沢や権現沢もいつか滑走してみたいですが、こちらは私の技術ではまだ厳しいかな?
こちらを滑走できるようになるのはまだ先になりそうですが、いつか、屏風の壁から滑走できるよう、精進して参ります
2021/3/2 22:08
Luskeさん、こんにちは。
いつもルートを参考にさせていただき、お世話になっております。
今週末、鳥海山はロングドライブが報われない可能性大と思いまして、
その代わりにこのルート良さそうだなと感じたのですが、
今年の積雪状況や今週末の天候を鑑みたLuskeさんのご意見を参考にさせていただけませんか?
2024/3/6 13:49
山スキーヤー(赤→青)さん、こんばんは
今週末も天気悪いですね〜><
私の方は、今週末もゲレンデ滑走になりそうです。

さて、この屏風岳ルートですが、今年に入ってから一度も蔵王に行ってないので積雪状況が良く判らず確かな事は言えませんが、登りに関しては悪くないルートかな、と思います。
屏風岳登頂までの区間で藪に悩まされるような箇所が無いので、例年に比べて小雪であってもストレスなく登れると思います。
ただ、滑走はグレーな部分があり、澄川源頭がどれだけ埋まっているかが心配ですね。
今シーズンに入ってから澄川を滑走したという記録も見てませんので、そこはなんとも言えません。
雪が多いシーズンでも所々で穴が開く沢なので、今年は少し厳しいんじゃないかと思っております。
天気も悪く、現時点での天気予報を見る限りでは、今週末の蔵王稜線はガスや強風となりそうなので、鳥海山と同じくロングドライブが報われない可能性大かと思われますsweat02
2024/3/6 18:35
Luskeさん、アドバイスありがとうございました。澄川源頭は写真から雰囲気の良さが滲み出ていますので、ぜひ滑ってみたいですが、状態が良くなさそうであれば来たルートを戻れば良いかなとも思っています。
やはり風に邪魔されちゃいますかねー。その場合はゲレンデ回すしかないですねー。
2024/3/6 21:04
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