ライザスキー場から出発。
リフト2本乗り継いでゲレンデトップへ向かう。
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2/27 8:49
ライザスキー場から出発。
リフト2本乗り継いでゲレンデトップへ向かう。
リフト上からゲレンデを眺める。
ゲレンデ斜面には灰色のアイスバーンが見られ、滑走コンディションは悪そう。
今日の山スキーは不発かな。
・・・と、この時は思っていた。
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2/27 9:05
リフト上からゲレンデを眺める。
ゲレンデ斜面には灰色のアイスバーンが見られ、滑走コンディションは悪そう。
今日の山スキーは不発かな。
・・・と、この時は思っていた。
ゲレンデトップから登行開始。
1月に訪れた時は樹氷のように見えた木々の雪は、もうすっかり溶けて黒々としていた。
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2/27 9:16
ゲレンデトップから登行開始。
1月に訪れた時は樹氷のように見えた木々の雪は、もうすっかり溶けて黒々としていた。
雪の状態は、予想通りのガリガリアイスバーン。
傾斜は緩いのでスキーシールだけでも行けたが、登りにくい。
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2/27 9:34
雪の状態は、予想通りのガリガリアイスバーン。
傾斜は緩いのでスキーシールだけでも行けたが、登りにくい。
お田神避難小屋に到着。
天気が優れないせいか、登山者は誰も居らず。
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2/27 9:35
お田神避難小屋に到着。
天気が優れないせいか、登山者は誰も居らず。
お田神避難小屋を後にし、先へ進む。
次第に視界が悪くなってくる。
周囲の景色が暗くなってきた。
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2/27 9:46
お田神避難小屋を後にし、先へ進む。
次第に視界が悪くなってくる。
周囲の景色が暗くなってきた。
だが、時々陽射しが射し込むことも。
蔵王の天気予報では、午前中曇りだが午後から晴れ。
その予報は当たりそうだ。
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2/27 9:47
だが、時々陽射しが射し込むことも。
蔵王の天気予報では、午前中曇りだが午後から晴れ。
その予報は当たりそうだ。
お釜のリフト乗場に、見慣れない構造物が建っている。
以前来た時は無かったが、これは何ぞ?
展望台のようにも見えるが…
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2/27 9:58
お釜のリフト乗場に、見慣れない構造物が建っている。
以前来た時は無かったが、これは何ぞ?
展望台のようにも見えるが…
冬季閉鎖中のお釜行きリフト。
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2/27 10:05
冬季閉鎖中のお釜行きリフト。
視界が悪いので刈田岳へは登らず。
エコーラインを歩いて刈田峠登山口へ向かう。
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2/27 10:10
視界が悪いので刈田岳へは登らず。
エコーラインを歩いて刈田峠登山口へ向かう。
刈田峠登山口
ここから南下。
南蔵王縦走路を進み、屏風岳を目指す。
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2/27 10:29
刈田峠登山口
ここから南下。
南蔵王縦走路を進み、屏風岳を目指す。
刈田峠登山口から少し南下すると、大雪原が見えてくる。
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2/27 10:35
刈田峠登山口から少し南下すると、大雪原が見えてくる。
丁度、タイミングよく陽射しが入り、大雪原が明瞭に見えた。
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2/27 10:41
丁度、タイミングよく陽射しが入り、大雪原が明瞭に見えた。
刈田峠避難小屋に到着。
主稜線から外れた位置にあるので見つけにくい。
そろそろ天気が好転しそうなので、しばしこの小屋で停滞してみる。
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2/27 10:52
刈田峠避難小屋に到着。
主稜線から外れた位置にあるので見つけにくい。
そろそろ天気が好転しそうなので、しばしこの小屋で停滞してみる。
小屋の居心地が良かったので、50分も停滞してしまった。
外に出ると天気は好転しており、稜線上には青空が見えていた。
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2/27 11:31
小屋の居心地が良かったので、50分も停滞してしまった。
外に出ると天気は好転しており、稜線上には青空が見えていた。
天気が良くなってきたのでヤル気が出てきた。
足取り軽く、前山へ向かう。
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2/27 11:37
天気が良くなってきたのでヤル気が出てきた。
足取り軽く、前山へ向かう。
前山のピークには登らず、東面側を巻き。
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2/27 12:21
前山のピークには登らず、東面側を巻き。
杉ヶ峰も東面側を巻き。
私は登れるピークは可能な限り登る主義だが、稜線上は風が強い。
強風を避ける為、今回は巻きメインで縦走路を進んだ。
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2/27 12:38
杉ヶ峰も東面側を巻き。
私は登れるピークは可能な限り登る主義だが、稜線上は風が強い。
強風を避ける為、今回は巻きメインで縦走路を進んだ。
杉ヶ峰を過ぎると、前方には芝草平の雪原。
そして、その奥には屏風岳の樹氷原が見えてくる。
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2/27 12:42
杉ヶ峰を過ぎると、前方には芝草平の雪原。
そして、その奥には屏風岳の樹氷原が見えてくる。
杉ヶ峰を過ぎた先には雪庇が出来ている。
巻きルートを選ぶと、この雪庇直下を通過する事になる。
気温が高い日は崩れる可能性があるので、巻きは程々にしておいた方が良いだろう。
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2/27 12:52
杉ヶ峰を過ぎた先には雪庇が出来ている。
巻きルートを選ぶと、この雪庇直下を通過する事になる。
気温が高い日は崩れる可能性があるので、巻きは程々にしておいた方が良いだろう。
芝草平に到着。
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2/27 12:58
芝草平に到着。
芝草平を経て、いよいよ屏風岳の樹氷原へ。
長かった登行のハイライトだ。
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2/27 13:02
芝草平を経て、いよいよ屏風岳の樹氷原へ。
長かった登行のハイライトだ。
振り返り、歩いて来た縦走路を眺める。
だいぶ晴れてきたが、も少し雲が無くなると嬉しいなぁ。
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2/27 13:13
振り返り、歩いて来た縦走路を眺める。
だいぶ晴れてきたが、も少し雲が無くなると嬉しいなぁ。
屏風岳への登りは、どこもかしこもアイスバーン。
ギャップも多くスキーだと登りにくいので、ここでブーツアイゼンに換装。
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2/27 13:15
屏風岳への登りは、どこもかしこもアイスバーン。
ギャップも多くスキーだと登りにくいので、ここでブーツアイゼンに換装。
だいぶ溶けてきている蔵王の樹氷だが、屏風岳の樹氷は、まだ健在。
ちょっと小振りだけど、強風に晒され続けた強面は見応えがある。
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2/27 13:20
だいぶ溶けてきている蔵王の樹氷だが、屏風岳の樹氷は、まだ健在。
ちょっと小振りだけど、強風に晒され続けた強面は見応えがある。
屏風岳樹氷原を進む。
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2/27 13:21
屏風岳樹氷原を進む。
アイゼンでも踏み抜かない位に雪は硬い。
スキーは只の重い荷物になってしまった。
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2/27 13:22
アイゼンでも踏み抜かない位に雪は硬い。
スキーは只の重い荷物になってしまった。
南蔵王の盟主、屏風岳。
ようやく御対面。
4年ぶりだ。
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2/27 13:32
南蔵王の盟主、屏風岳。
ようやく御対面。
4年ぶりだ。
屏風岳東面
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2/27 13:39
屏風岳東面
屏風岳、登頂。
宮城に住んでいた頃は、毎冬必ず登っていたピークだが、山形に引っ越してからは御無沙汰となってしまった。
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2/27 13:41
屏風岳、登頂。
宮城に住んでいた頃は、毎冬必ず登っていたピークだが、山形に引っ越してからは御無沙汰となってしまった。
山頂の東側は、たぶん雪庇。
下を覗き込んでみたいけど、これ以上前へ出るのは止めた方が良さそうだ。
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2/27 13:41
山頂の東側は、たぶん雪庇。
下を覗き込んでみたいけど、これ以上前へ出るのは止めた方が良さそうだ。
水引入道と馬ノ神岳
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2/27 13:57
水引入道と馬ノ神岳
烏帽子岳
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2/27 13:58
烏帽子岳
秋山沢へと続く斜面。
滑走してみたくなるような斜面だが、下山方向は逆方向。
いつか、宮城方面から登った時にトライしてみよう。
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2/27 13:58
秋山沢へと続く斜面。
滑走してみたくなるような斜面だが、下山方向は逆方向。
いつか、宮城方面から登った時にトライしてみよう。
屏風岳を後にし、今回のメインである滑走、だが…
アイスバーンだらけなので、とりあえず保留。
雪質が良くなる場所まで歩行で下る。
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2/27 14:04
屏風岳を後にし、今回のメインである滑走、だが…
アイスバーンだらけなので、とりあえず保留。
雪質が良くなる場所まで歩行で下る。
屏風岳樹氷原の北側。
密に樹氷が並んでいるので、地形的にも滑走しにくい。
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2/27 14:04
屏風岳樹氷原の北側。
密に樹氷が並んでいるので、地形的にも滑走しにくい。
雪質が良くなる場所を求めて下っていたら、芝草平まで戻ってきてしまった…
こんな事なら、芝草平にスキーデポしておけば良かったかな。
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2/27 14:14
雪質が良くなる場所を求めて下っていたら、芝草平まで戻ってきてしまった…
こんな事なら、芝草平にスキーデポしておけば良かったかな。
芝草平の東面側はアイスが少なく雪質良さそう。
ここから滑走開始する事にした。
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2/27 14:26
芝草平の東面側はアイスが少なく雪質良さそう。
ここから滑走開始する事にした。
芝草平から東面を滑走し、澄川源頭へ向かって進む。
雪質は、奇跡のパウダースノー!
まさか、ここに来てパウダースノーに恵まれるとは予想外だった。
稜線上はガリガリだが、東面側の谷部には風で飛ばされた新雪が堆積している為、このような奇跡が起きたようだ。
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2/27 14:26
芝草平から東面を滑走し、澄川源頭へ向かって進む。
雪質は、奇跡のパウダースノー!
まさか、ここに来てパウダースノーに恵まれるとは予想外だった。
稜線上はガリガリだが、東面側の谷部には風で飛ばされた新雪が堆積している為、このような奇跡が起きたようだ。
沢型が見えてきた。
あれが澄川源頭。
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2/27 14:30
沢型が見えてきた。
あれが澄川源頭。
澄川源頭へ突入。
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2/27 14:31
澄川源頭へ突入。
地形は明瞭な沢型で、幅広のハーフパイプ状。
雪質が良いので、ショートターンが気持ちよく決まる。
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2/27 14:32
地形は明瞭な沢型で、幅広のハーフパイプ状。
雪質が良いので、ショートターンが気持ちよく決まる。
澄川は、源頭部であれば大滝は存在しないので安心して滑れる。
かつて、沢登りで何度か登った沢だが、スキーで滑走するのはこれが初。
沢登りで歩いた沢を、こうしてスキーで滑走するのは感慨深い。
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2/27 14:32
澄川は、源頭部であれば大滝は存在しないので安心して滑れる。
かつて、沢登りで何度か登った沢だが、スキーで滑走するのはこれが初。
沢登りで歩いた沢を、こうしてスキーで滑走するのは感慨深い。
大きな難所は無いが、一応、沢なので危険は潜んでいる。
2か所ほど、ボトムに穴が開いているので、滑走ルートの状況は良く見極めて進もう。
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2/27 14:38
大きな難所は無いが、一応、沢なので危険は潜んでいる。
2か所ほど、ボトムに穴が開いているので、滑走ルートの状況は良く見極めて進もう。
峠ノ沢出合から、少し進んだ所に別の出合がある。
ここで滑走終了とし、脱渓する。
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2/27 14:42
峠ノ沢出合から、少し進んだ所に別の出合がある。
ここで滑走終了とし、脱渓する。
脱渓ルートの沢。
取付きが急斜面で、周囲を取り巻く地形は危うく、心中は穏やかでは無い。
なかなかキツイ登りだが、長居は危険。
素早く登る。
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2/27 14:48
脱渓ルートの沢。
取付きが急斜面で、周囲を取り巻く地形は危うく、心中は穏やかでは無い。
なかなかキツイ登りだが、長居は危険。
素早く登る。
急な取り付きを登り切ると、沢の傾斜は緩み出す。
ここから先は心穏やかに進む。
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2/27 14:53
急な取り付きを登り切ると、沢の傾斜は緩み出す。
ここから先は心穏やかに進む。
沢を抜けて、縦走路へと戻る。
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2/27 15:23
沢を抜けて、縦走路へと戻る。
振り返り、屏風岳方面を眺める。
3
2/27 15:29
振り返り、屏風岳方面を眺める。
刈田岳
時間があれば、登ってから下山したいものだが、もう時間は遅い。
刈田岳は次回とし、ライザスキー場へ帰る。
3
2/27 15:37
刈田岳
時間があれば、登ってから下山したいものだが、もう時間は遅い。
刈田岳は次回とし、ライザスキー場へ帰る。
さらば、南蔵王の山々。
そういえば、曇っていて不忘山が見えなかったな。
それが少しだけ残念。
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2/27 15:47
さらば、南蔵王の山々。
そういえば、曇っていて不忘山が見えなかったな。
それが少しだけ残念。
最後は、ガリガリ斜面を滑ってライザスキー場へ帰る。
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2/27 16:07
最後は、ガリガリ斜面を滑ってライザスキー場へ帰る。
お田神避難小屋に陽射し射す。
名前の如く、神々しく見える。
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2/27 16:15
お田神避難小屋に陽射し射す。
名前の如く、神々しく見える。
樹氷原だった森を抜けてスキー場へ。
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2/27 16:21
樹氷原だった森を抜けてスキー場へ。
スキー場のゲレンデもガリガリのアイスバーン。
スキー大会が開催されていたようだが、この雪質でも選手達はベストを尽くせたのだろうか?
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2/27 16:25
スキー場のゲレンデもガリガリのアイスバーン。
スキー大会が開催されていたようだが、この雪質でも選手達はベストを尽くせたのだろうか?
センターハウスまで下山し、山行終了。
折角なのでピザ食べてから帰りたいけど、もうレストランは終了してた。
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2/27 16:29
センターハウスまで下山し、山行終了。
折角なのでピザ食べてから帰りたいけど、もうレストランは終了してた。
南蔵王の屏風岳、4年ぶりの登頂でしたか。
私は2年前のこの時期に南蔵王を縦走して以来訪れていませんが、前山から杉ヶ峰、幕営した芝草平、そして忘れもしない屏風岳周辺の樹氷原。懐かしく拝見させて頂きました😁
写真を見てたらあの時の記憶が甦ってきて嬉しい気持ちになりました。
今回滑走された澄川源頭。以前沢登りで歩いた場所を今度はスキーで滑るという、何か東北の山屋、沢屋の醍醐味を存分に味わっているようで羨ましいく思います。
秋山沢も大きな滝はないと聞きますので滑走対象でしょうか。
いずれ、あの屏風の壁からコガ沢や権現沢にドロップするアニキの記録を見るのを楽しみにしています😁
お疲れ様でした!
屏風岳、久しぶりに登りましたが、やっぱり良い峰ですね。
色々と思い出のある山なので、もっと山頂に滞在したかったのですが、寒すぎて早々と下山してしまいました
次回は、もう少し暖かくて快適な日に屏風岳に登り、思い出に浸りたいものです。
その際は、是非、秋山沢を滑走して下山してみたいです。
コガ沢や権現沢もいつか滑走してみたいですが、こちらは私の技術ではまだ厳しいかな?
こちらを滑走できるようになるのはまだ先になりそうですが、いつか、屏風の壁から滑走できるよう、精進して参ります
いつもルートを参考にさせていただき、お世話になっております。
今週末、鳥海山はロングドライブが報われない可能性大と思いまして、
その代わりにこのルート良さそうだなと感じたのですが、
今年の積雪状況や今週末の天候を鑑みたLuskeさんのご意見を参考にさせていただけませんか?
今週末も天気悪いですね〜><
私の方は、今週末もゲレンデ滑走になりそうです。
さて、この屏風岳ルートですが、今年に入ってから一度も蔵王に行ってないので積雪状況が良く判らず確かな事は言えませんが、登りに関しては悪くないルートかな、と思います。
屏風岳登頂までの区間で藪に悩まされるような箇所が無いので、例年に比べて小雪であってもストレスなく登れると思います。
ただ、滑走はグレーな部分があり、澄川源頭がどれだけ埋まっているかが心配ですね。
今シーズンに入ってから澄川を滑走したという記録も見てませんので、そこはなんとも言えません。
雪が多いシーズンでも所々で穴が開く沢なので、今年は少し厳しいんじゃないかと思っております。
天気も悪く、現時点での天気予報を見る限りでは、今週末の蔵王稜線はガスや強風となりそうなので、鳥海山と同じくロングドライブが報われない可能性大かと思われます
やはり風に邪魔されちゃいますかねー。その場合はゲレンデ回すしかないですねー。
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