鳥海山 (祓川口)

2013年05月10日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.4km
• 登り: 1,049m
• 下り: 1,044m

コースタイム

駐車場6:20−七ツ釜避難小屋7:45−氷の薬師−9:35七高山10:10−10:40駐車場

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

最上部のトイレのある駐車場まで入車可

コース状況／危険箇所等

祓川駐車場まで、矢島口、猿倉口とも完全に除雪されている
氷の薬師付近から上部には、竹竿の赤テープが無くなっているので、
ガスった時は要注意

写真

5/10 5:39

いつもの撮影ポイント
明け方は空が薄曇り

5/10 5:48

朝の陽光を浴びる雪の回廊(矢島口)

5/10 5:58

車道からの一枚

5/10 6:24

登山口の駐車場から
今日の一歩の始め

5/10 6:48

あちこちにダケカンバの芸術品が
なんとも疲れを癒してくれる

5/10 7:15

遠くに七ツ釜避難小屋を望む
ここは斜面がきついので、左に大きく迂回する

5/10 7:16

強い西風で樹木はみな東側に傾く

5/10 7:38

遠巻きに七ツ釜避難小屋
にかほ市街、水平線もはっきりと

5/10 7:56

広大な大雪路で気分満開の一休み

5/10 8:49

氷ノ薬師の上部にアイスバーンが少し
この辺りから上には、目印の赤テープ無し
スキーでの下りとか、ガスった時は要注意

5/10 9:15

月山が見えて来た七高山のきつい最後の登りを
ひたすらアルバイト

5/10 9:32

七高山頂上には、左から巻いて行く
ここの下方に、雪崩れの心配は無いが、細いクラックがたくさん入っている

5/10 9:37

鳥海山頂上の新山をバックに記念の一枚
今日の山全体が、新雪に覆われていた
再度登頂出来たことの満足感ひとしお

5/10 9:40

稲倉岳、にかほ市方面

5/10 9:43

南側外輪山、奥に月山、朝日連峰
新山の御本社はまだ雪の下
岩に密着する雪も、暑さで融けかけていて、うなだれている様相となっている

5/10 10:25

一気に滑り下って七ツ釜小屋を見上げる
新雪と古い雪がまだらの雪面は、滑りにくい

5/10 10:30

さらに下って
登って行く2〜3人の登山者が見える
この時間帯になると、気温が相当に上がっている

5/10 11:04

下って見れば、登り始めより青空の展開となった

5/10 11:29

猿倉口の道路から
雪の回廊の高さは八甲田山のそれに匹敵するほどのすごみがある

5/10 11:32

猿倉口の登山口
マイナーの方の利用がちらほらとか
すぐ向かいに広い駐車場がある
登ってみたいコースである

5/10 11:42

車道沿いから

5/10 12:02

車道沿いにある奥山牧場の一本ブナ
根元の幹がしっかりとふんばっている

5/10 12:11

奥山牧場から
ここは高原牧場で素晴らしい自然を堪能出来る

5/10 12:22

人里から

撮影機器：

COOLPIX P310 ニコン

感想

hope55

久しぶりの鳥海山スキー山行である。
この連休中は、北三県の天気が非常に悪く、自然派の皆さんは、やきもきしていたのではないかと察しが付く。天気予報を待ち、ようやく自分に可能な登山日和を見出してのお出かけとなった。
祓川駐車場までの道路は、矢島口、猿倉口ともきれいに除雪されており、雪の回廊を楽しみながら、通ることが出来る。
その年によっては、下の駐車場までしか除雪がないこともあるが、今年は上のトイレのある駐車場まで入れる。5台の車があって、それぞれに装備の準備をしていた。
駐車場の高い雪の壁を出ると、そこにはだだっぴろい自然のゲレンデが広がっていた。朝早いので鳥海山は少しまだ目覚めていないようで、薄曇りの中にあった。
風も弱く絶好の登山日和で、ただ心配なのは、自分の体力である。
祓川神社の辺りで二人の方を追い越してから、ずっと先頭となり一人雪原の点となりながら、七高山ピークを踏むことになった。
七高山の東斜面は、幸いにアイスバーンとはなっておらず、古い型のシールでも
どうにか効いていた。
ピークに辿り着いた感慨はひとしおのものがあった。
眺めも良い。月山、朝日連峰、栗駒山、海上には飛島と---。
ただ我古里の名峰、岩手山が見えなかったのは残念。
ピークだけは強風があり、新山との谷間を覗くことは危険を感じて止める。
後に登頂して来た方と情報交換を行う、この方は猿倉口からでボードを背負っていた。祓川コースよりも猿倉コースの方が滑りやすく、滑る人も少なく毎回こちらだという。機会があったら滑ってみたいコースである。
美しい景色を楽しんで、シールを外しビンデングを締め直し滑走を始める。
古い雪は良く滑り、新雪はブレーキがかかる。このタイミングを予知して滑らないと、前に突っ込むか、後ろに引かれる。
一気にすいすいと快適に滑れる状況にはない。この新雪が融けるまではこの滑りにくさを我慢せざるを得ないだろう。それでも気温が上がり登っている人を尻目に滑降するのは気分良かった。
滑り終えて駐車場で逢った方も同じ感想だった。日帰り出来る地域にあれば、何度か滑りたい山である。
駐車場は満杯になっていた。これから出発する中高年団体さんがラジオ体操をしていた。

コメント

SIM1980

ご無沙汰してます
鳥海山行かれたんですね！この天気羨ましいです！自分もGWに２日連ちゃんで行ったんですが天気に恵まれず絶景を見ることができませんでした。


猿倉の方はいい斜面結構ありますよ！記録書いてるのでお時間のある時に除いてみて下さい！

hope55

助言ありがとう
パソコン不慣れで、SIM1980さんの5/4鳥海山の山行記録にコメントを書いてしまいましたので、そちらをご覧ください。　すまん

SIM1980

コメント有難う御座います
しかし猿倉の方はスノーモービルの跡が沢山あって下の方は跡が付いてないとこを上手く狙って滑る感じでした(^_^;)それでも祓川が風強い時はこっちだと七ツ釜手前くらいまでなら風を遮るものもあって何本か登り返して滑って面白そうなとこが結構あったので予備ルートとして入れとくのもいいかもしれません！また、車が２台あれば祓川から登って猿倉に下りるってのも滑走距離が長くなって面白いと思います！


5日の件は登ってる途中に２回くらい会って話したりもしてて、「大丈夫ですか？」って声掛けた時に「無理かも？」と返ってきて表情からも辛そうだったので同行者とあの人そろそろ限界かもねって話してた矢先の出来事でした。我々が気遣う前にそのパーティーの人間がちゃんと様子を見ながら行くべきですよね。


この件に関しては色々と感じるものもありましたし、自分自身も勉強になることがあったので今後の山行に活かして行きたいと思います！

hope55さんとまた山でお会いできる日を楽しみにしてます！