赤城猿川氷瀑群(仮称)
- GPS
- 09:55
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 589m
- 下り
- 555m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・黒檜山駐車場から小黒檜山へ向かう破線路は、峠の南側は道型がしっかり残っているが、北側は判然としない。 ・黒檜山の西面の谷に氷瀑があるかもしれないと思っていたが、谷に水が皆無のため諦めた。 ・三段の滝に向かうのに使えそうな、工事用道路終点から下へ降りる破線路は判然としない。 ・猿川左方ルンゼ三段の滝は、下段(IV)・中段(IV+)の氷結は良かったが、上段だけ日当たりが良いのか、良くなかった。一応右側は登れそうな状態だった。 ・三段の滝から右へトラバースしていくと、落差20m程度の氷瀑がいくつもある。三段の滝も含め、「赤城猿川氷瀑群」と仮称しておく。今回は三段の滝の上段から数えて4番目の氷瀑を登った(IV-)。「母猿」と命名。 ・今回は登っていないが、2番目を「兄猿」、3番目を「弟猿」と仮称しておく。これらは登れそうな状態であり、上部に垂直な部分もある。母猿のさらに右にも氷瀑がいくつかあるが、今回は繋がっていなかった。厳冬期であれば登れるかもしれない。 ・鳥居峠から1時間弱でアプローチでき、いくつも氷瀑があって互いの行き来も容易なので、ゲレンデとして利用価値があると思う。 |
その他周辺情報 | linkuro記録 https://yamap.com/activities/10101362 |
写真
感想
昨日の探索で、赤城山には水のない谷が多いことが分かっていたため、大して期待していなかったが、一応元の計画どおり、黒檜山西面の谷を見に行く。峠を越えると積雪が増え、道は不明瞭になるが、適当にトラバース。目的の谷は、やはり2つとも水かなく、早々に、水があることが確実な三段の滝への転進を決定。
鳥居峠には赤城山頂駅があり、何十年も前に廃止されたケーブルカーの面影が残っている。その脇を通って妙に立派な治山工事用道路(?)を終点まで行き、地理院地図記載の破線路を探すが見つからない。急な尾根を適当に下って、途中でトラバースして、崩壊により細い尾根を通り、斜面を下って猿川へ。途中、三段の滝以外にもいくつか氷瀑が見え、興味をそそる。
猿川を少し下ると、いよいよ三段の滝。よく凍っていて嬉しい。下段はlinkuroリードで右から登る。上部の氷がやや薄いが傾斜は全体に緩く、問題はない。中段はtamoshimaリードでこれも右から。花びら状の氷でアックスが決めづらく、下からの見た目よりも難しかった。
上段は中央部に氷がなく、右は辛うじて繋がっているようだったが、あまり快適には登れなさそうだったので、右へトラバースしてアプローチ中に見えた氷を探してみる。すると、立て続けに3つの氷瀑がみつかり、そのなかでも最も登りやすそうな「母猿」を選択。S井リード。素直な氷で登りやすかった。
最後に、結氷の甘い5m程度の小滝をフリーソロし、登攀終了。120m程度詰め上がって工事用道路に出て、終了。
記録の少ない氷瀑と新たな氷瀑を組み合わせて登ることができ、充実した山行となった。他の氷瀑を登りにまた来年再訪しようかと思う。
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