ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 296949
全員に公開
ハイキング
関東

津久井城山・生き物ウォッチング記録

2013年05月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
04:31
距離
6.6km
登り
236m
下り
246m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9:12北根小屋バス停−9:17小網諏訪神社−ハイキング道散策ー9:55パークセンターー10:00生き物ウォッチング出発−12:10展望台付近で解散ー昼食休憩(主催グループの方々と)12:50--13:28北根小屋バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
橋本駅から三ヶ木行きバスで北根小屋バス停下車。帰路も同じバス停に出た。
小網諏訪神社から城山に入るー神社の左手に石段の入口がある。
2013年05月12日 15:11撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 15:11
小網諏訪神社から城山に入るー神社の左手に石段の入口がある。
境内に上がり、津久井湖(三ヶ木)方面を見下ろす。
2013年05月12日 09:18撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 9:18
境内に上がり、津久井湖(三ヶ木)方面を見下ろす。
神社からの道は直接分岐に出る。
2013年05月12日 15:12撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 15:12
神社からの道は直接分岐に出る。
トイレのある分岐は直接城山に出る道とパークセンター、花の苑地方面への交差点
2013年05月12日 09:20撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 9:20
トイレのある分岐は直接城山に出る道とパークセンター、花の苑地方面への交差点
タカオヒゴタイはキク科のトウヒレン属の植物で、高尾の登山道付近ではほとんど見られなくなっているのだそうだ。
2013年05月12日 15:12撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 15:12
タカオヒゴタイはキク科のトウヒレン属の植物で、高尾の登山道付近ではほとんど見られなくなっているのだそうだ。
マムシグサの実(XZ1で撮影ー以下断りがなければXZ1で撮影)
2013年05月12日 15:12撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 15:12
マムシグサの実(XZ1で撮影ー以下断りがなければXZ1で撮影)
カキドウシ
2013年05月12日 09:26撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 9:26
カキドウシ
ヘビイチゴ
2013年05月12日 09:30撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 9:30
ヘビイチゴ
2013年05月12日 09:31撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 9:31
タツナミソウの仲間かな?
2013年05月12日 15:12撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 15:12
タツナミソウの仲間かな?
築井城跡は城山の別名
2013年05月12日 15:12撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 15:12
築井城跡は城山の別名
キランソウ
2013年05月12日 09:33撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 9:33
キランソウ
マルバウツギ(アジサイ科)
2013年05月12日 09:36撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 9:36
マルバウツギ(アジサイ科)
ツツジ(園芸種)
2013年05月12日 09:37撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 9:37
ツツジ(園芸種)
ノゲシ?
2013年05月12日 09:37撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 9:37
ノゲシ?
アザミ
2013年05月12日 09:38撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 9:38
アザミ
ニガナでしょうか?
2013年05月12日 09:38撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 9:38
ニガナでしょうか?
ハハコグサ
2013年05月12日 09:39撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 9:39
ハハコグサ
シロツメクサ
2013年05月12日 15:14撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 15:14
シロツメクサ
カタバミとニワゼキショウ
2013年05月12日 15:14撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 15:14
カタバミとニワゼキショウ
ニワゼキショウはアヤメ科の花らしい
2013年05月12日 09:51撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 9:51
ニワゼキショウはアヤメ科の花らしい
ベニカミキリ(死骸)
2013年05月12日 10:09撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 10:09
ベニカミキリ(死骸)
正面上の穴の開いた竹の中にシジュウカラの巣がある。大量に出てきた虫を親鳥がせっせと雛に与えている。(オリンパスペン+望遠レンズ=PT)
2013年05月12日 10:10撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 10:10
正面上の穴の開いた竹の中にシジュウカラの巣がある。大量に出てきた虫を親鳥がせっせと雛に与えている。(オリンパスペン+望遠レンズ=PT)
同じ竹に穴を開けて卵で冬越しをするベニカミキリー幼虫は竹を食べて育つ(PT)。
2013年05月12日 10:11撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 10:11
同じ竹に穴を開けて卵で冬越しをするベニカミキリー幼虫は竹を食べて育つ(PT)。
ベニカミキリ(PT)
2013年05月12日 10:12撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 10:12
ベニカミキリ(PT)
2013年05月12日 10:13撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 10:13
ニワゼキショウの赤花(オオニワゼキショウとの交雑種との説もある)
2013年05月12日 10:15撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 10:15
ニワゼキショウの赤花(オオニワゼキショウとの交雑種との説もある)
ニワゼキショウは北米原産で雑草として入り、帰化したらしいーー
2013年05月12日 10:17撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 10:17
ニワゼキショウは北米原産で雑草として入り、帰化したらしいーー
ユウゲショウ
2013年05月12日 10:17撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 10:17
ユウゲショウ
カラスビシャク(サトイモ科)ーテンナンショウ属のウラシマソウなどに似るが、ハンゲ属とされているーー。
2013年05月12日 16:45撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 16:45
カラスビシャク(サトイモ科)ーテンナンショウ属のウラシマソウなどに似るが、ハンゲ属とされているーー。
2013年05月12日 10:23撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 10:23
ミズキの花が雪のように散っている
2013年05月12日 10:25撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 10:25
ミズキの花が雪のように散っている
ミズキの花は種ができると一斉に散り始める
2013年05月12日 10:26撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 10:26
ミズキの花は種ができると一斉に散り始める
ウワミズザクラの実ーーできているものとそうでないものがある
2013年05月12日 10:29撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 10:29
ウワミズザクラの実ーーできているものとそうでないものがある
エノキの虫こぶ
2013年05月12日 10:30撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 10:30
エノキの虫こぶ
オオムラサキの幼虫がエノキの枯葉の下で越冬し、春になると出てきて葉を食べて成虫になる。
2013年05月12日 10:34撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 10:34
オオムラサキの幼虫がエノキの枯葉の下で越冬し、春になると出てきて葉を食べて成虫になる。
保護されているエノキの枯葉の周囲
2013年05月12日 10:35撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 10:35
保護されているエノキの枯葉の周囲
虫の卵ーーメモし忘れたー
2013年05月12日 10:36撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 10:36
虫の卵ーーメモし忘れたー
アワワキムシの仲間(白い泡が幼虫の棲家)=テングアワフキらしい。
2013年05月12日 10:37撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 10:37
アワワキムシの仲間(白い泡が幼虫の棲家)=テングアワフキらしい。
中から幼虫が出てきた
2013年05月12日 10:39撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 10:39
中から幼虫が出てきた
雛に餌をやるシジュウカラの親鳥(お尻だけが見えている=PT)
2013年05月12日 10:42撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 10:42
雛に餌をやるシジュウカラの親鳥(お尻だけが見えている=PT)
ミズキは種ができ、花びらが散って、粉雪のように降り積もっている(PT)。
2013年05月12日 10:45撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 10:45
ミズキは種ができ、花びらが散って、粉雪のように降り積もっている(PT)。
ホウノキの花(中央)と白い苞(PT)
2013年05月12日 10:47撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 10:47
ホウノキの花(中央)と白い苞(PT)
ツツジにとまっているシデムシー森の分解者ー
2013年05月12日 10:47撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/12 10:47
ツツジにとまっているシデムシー森の分解者ー
カミキリモドキ
2013年05月12日 10:49撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 10:49
カミキリモドキ
カメムシの交尾
2013年05月12日 10:52撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 10:52
カメムシの交尾
コゴメウツギーーウツギという名前は様々な種類の樹木につけられているようだ。これはバラ科のシモツケソウ亜目、コゴメウツギ属ー従来ウツギ属はユキノシタ科(新エングラー分類体系)とされていたが、遺伝子レベルの研究が進み、アジサイ科とされるようになるーー??ーーただし「ウツギ」という名は他にも様々な似た花にも付けられているのでわかりにくい。
2013年05月12日 10:53撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 10:53
コゴメウツギーーウツギという名前は様々な種類の樹木につけられているようだ。これはバラ科のシモツケソウ亜目、コゴメウツギ属ー従来ウツギ属はユキノシタ科(新エングラー分類体系)とされていたが、遺伝子レベルの研究が進み、アジサイ科とされるようになるーー??ーーただし「ウツギ」という名は他にも様々な似た花にも付けられているのでわかりにくい。
ハンショウヅルー日本の自生種でクレマチスの仲間だ。
2013年05月12日 16:48撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
5/12 16:48
ハンショウヅルー日本の自生種でクレマチスの仲間だ。
エノキの実かな?(PT)
2013年05月12日 10:57撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 10:57
エノキの実かな?(PT)
テングチョウの幼虫
2013年05月12日 10:58撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 10:58
テングチョウの幼虫
ナナフシの幼態
2013年05月12日 10:59撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 10:59
ナナフシの幼態
何かの虫こぶ??
2013年05月12日 11:02撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:02
何かの虫こぶ??
2013年05月12日 16:49撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 16:49
ナズナの種
2013年05月12日 16:49撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 16:49
ナズナの種
種が小さな大根のような根から養分を吸い取り、やがて根がほとんど見えなくなるらしい。
2013年05月12日 16:49撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 16:49
種が小さな大根のような根から養分を吸い取り、やがて根がほとんど見えなくなるらしい。
ノゲシ
2013年05月12日 11:10撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:10
ノゲシ
ツタウルシ(PT)
2013年05月12日 11:10撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:10
ツタウルシ(PT)
ヤマボウシの苞(まだ花は開花前=PT)
2013年05月12日 11:13撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:13
ヤマボウシの苞(まだ花は開花前=PT)
苞が白く色が変わり、開花直前(開花の準備ができ、虫に見せびらかせる=PT)
2013年05月12日 11:13撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:13
苞が白く色が変わり、開花直前(開花の準備ができ、虫に見せびらかせる=PT)
ミスジチョウ?(PT)
2013年05月12日 11:15撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 11:15
ミスジチョウ?(PT)
ウマノアシガタ(キンポウゲ科=PT)
2013年05月12日 11:15撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:15
ウマノアシガタ(キンポウゲ科=PT)
イタヤハマキチョッキリの揺籃(PT)ーーこの樹木はアメリカハナノキ(イタヤカエデに似る)
2013年05月12日 11:18撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:18
イタヤハマキチョッキリの揺籃(PT)ーーこの樹木はアメリカハナノキ(イタヤカエデに似る)
イタヤハマキチョッキリの成虫は豪華な色だ
2013年05月12日 11:19撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:19
イタヤハマキチョッキリの成虫は豪華な色だ
ヤマコデマリ??ーコデマリ(バラ科)の仲間だったかな?あるいはヤブテマリ(スイカズラ科)だったかも知れない???(PT)
2013年05月12日 11:22撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:22
ヤマコデマリ??ーコデマリ(バラ科)の仲間だったかな?あるいはヤブテマリ(スイカズラ科)だったかも知れない???(PT)
アブラムシなどあちこちで見られる(PT)
2013年05月12日 11:24撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:24
アブラムシなどあちこちで見られる(PT)
アリグモ(アリに似た蜘蛛でアリを食べるらしいーアリは蟻酸などで嫌われ者なので、身を守る手段でもある)
2013年05月12日 11:24撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:24
アリグモ(アリに似た蜘蛛でアリを食べるらしいーアリは蟻酸などで嫌われ者なので、身を守る手段でもある)
ミズキの花に様々な虫が来ているーー(PT)
2013年05月12日 11:26撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/12 11:26
ミズキの花に様々な虫が来ているーー(PT)
(PT)
2013年05月12日 11:32撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:32
(PT)
エナガの群れーー雛が孵り、エナガの群れが見られた(PT)
2013年05月12日 11:33撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:33
エナガの群れーー雛が孵り、エナガの群れが見られた(PT)
同(PT)
2013年05月12日 11:33撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:33
同(PT)
シジュウカラの親鳥の餌鳥の記録ーーこの会の皆さんは粘り強い観察力の持ち主が多いですねーー
2013年05月12日 16:50撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 16:50
シジュウカラの親鳥の餌鳥の記録ーーこの会の皆さんは粘り強い観察力の持ち主が多いですねーー
朽ちたネムノキに集まる様々な虫
2013年05月12日 11:38撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 11:38
朽ちたネムノキに集まる様々な虫
蟻浴の説明ーー会員の一人がシジュウカラの羽につく蟻を観察、撮影に成功ーー鳥は蟻を羽にくっつけて寄生虫をとってもらったり、蟻酸で消毒、また羽が艶々するらしいーー知らなかったーー驚きの世界ーー!!
2013年05月12日 11:41撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 11:41
蟻浴の説明ーー会員の一人がシジュウカラの羽につく蟻を観察、撮影に成功ーー鳥は蟻を羽にくっつけて寄生虫をとってもらったり、蟻酸で消毒、また羽が艶々するらしいーー知らなかったーー驚きの世界ーー!!
枯れたネムノキは高さ3mのところで切られたが、下の部分を残して虫や鳥などの生き物に役立っているー観察ポイントー
2013年05月12日 16:51撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 16:51
枯れたネムノキは高さ3mのところで切られたが、下の部分を残して虫や鳥などの生き物に役立っているー観察ポイントー
オオジシバリの蜜を吸うキチョウ(PT)
2013年05月12日 12:03撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 12:03
オオジシバリの蜜を吸うキチョウ(PT)
展望台から蛭ヶ岳(PT)
2013年05月12日 12:44撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 12:44
展望台から蛭ヶ岳(PT)
小倉山方面(PT)
2013年05月12日 12:44撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 12:44
小倉山方面(PT)
南山(PT)
2013年05月12日 12:45撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 12:45
南山(PT)
2013年05月12日 12:46撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 12:46
蛭ヶ岳遠望(PT)
2013年05月12日 16:38撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 16:38
蛭ヶ岳遠望(PT)
展望台付近で解散し、昼食の後小網方面に向かう
2013年05月12日 12:50撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 12:50
展望台付近で解散し、昼食の後小網方面に向かう
観察中の保護植物
2013年05月12日 16:51撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 16:51
観察中の保護植物
カキドウシ再び
2013年05月12日 16:51撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 16:51
カキドウシ再び
管理用モノレール
2013年05月12日 16:51撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 16:51
管理用モノレール
下山口付近
2013年05月12日 16:52撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 16:52
下山口付近
2013年05月12日 13:16撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/12 13:16
小網諏訪神社からの道との交差点に出る
2013年05月12日 16:52撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 16:52
小網諏訪神社からの道との交差点に出る
津久井湖方面を見ながらバス停に
2013年05月12日 13:24撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 13:24
津久井湖方面を見ながらバス停に
バス停に戻った
2013年05月12日 16:52撮影 by  XZ-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/12 16:52
バス停に戻った

感想

雨上がりの好天、先週の畑作りの準備作業で腰が少し痛いので、軽めの歩きと思い津久井城山の生き物ウォッチングに出かけてみた。

 昨年、高尾山や山のふるさと村、森の科学館など、いくつかのビジターセンターのガイドウォークに参加してみたが、ボランティアのグループで様々な調査をしているこの城山の観察会が面白かった。先月は通常の自然観察会で、晩春の花と実の観察だったが、今回はボランティア・グループ主催の「生き物ウォッチング」、初めての参加。

 今日は北根小屋バス停で下車、小網諏訪神社から城山公園に入る。舗装道路を登りきるとトイレのある「不動平」と呼ばれる四辻でトイレもある。9時半、時間がないので城山山頂にはむかわず、パークセンターを目指して歩く。タカオヒゴタイ、カキドウシ、マルバウツギなどの花名板が次々と現れる。そのほかにもニガナ、キランソウ、ノゲシなども咲いていた。途中、「築井城跡(津久井城山の別名)」の石碑があった。ツツジやノゲシ、アザミなどを見ながら下るとパークセンターが見えてきたので、軽く補給して9時前にセンターに出る。すでに関係者が大勢集まり、上のほうから今日歩く場所の生き物たちをチェックしながら歩いてくる人々もいた。今日は気温が上がりそうなので、始まる前に日焼け止めを塗る。

 センター前で挨拶をし、参加者名簿に書き込む。顔合わせをしてスタート。センターのすぐ前のクラフト館前の東屋ほ竹の梁の中に鳥が行き来している。巣立ち直前のシジュウカラの雛と親鳥らしい。様々な鳥がこの公園内で営巣し、今、雛を育ててやがて巣立ちするーーそうした晩夏から初夏の生き物の姿を見るのが今日の目的。

 シジュウカラの巣は孟宗竹の梁や柱が腐らないように穴を開けておいたものの中にシジュウカラが入ったもの、他にも小さな穴がたくさん開いていて、ベニカミキリが中に卵を産むという。卵から孵った噛み切りは竹を食べ、成虫になり、巣立っていく。交尾をして卵を竹の中に生み、それを繰り返していくのだ。

 今日は雨上がりで滑りやすいので、歩きやすい道を進んでいく。道端にはニワゼキショウ、ユウゲショウ(この二つは帰化植物)、カタバミなどが咲いている。気温が上がり、道が乾いてきたので、少し山道に入る。すると「カラスビシャク」が。サトイモ科の花で姿はウラシマソウをほっそりさせた感じだが、属は少し違うようだ。

 少し進むと粉雪が舞うようにミズキの花が散っている。この時期、種ができると一斉に花を散らすようだ。ウワミズザクラなど様々な植物、樹木の花が実になっている。

 エノキの葉の付け根にも実が付いている。オオムラサキの幼虫がたくさん出ていたのだが、昨日の雨で今は姿を見せていないのは残念。オオムラサキは秋にエノキの枯葉の下に卵を産む。春になり、気温が上がると孵化して上に上がり、えのきの葉を食べて育ち、成虫になって、また秋に卵を産む。

 様々な虫が生まれ出て様々な葉を食べ、虫こぶをつくる。アブラムシ、オトシブミ、ハキリムシ、ハモグリバエなどなどーー。またアワワキムシの白い泡もあり、中を見ると、緑色の幼虫が出てきた。ツツジの葉の上になぜかシデムシがおり、また誰かがカミキリモドキを捕まえた。蓑虫やテングチョウの幼虫、ナナフシの幼態など、次から次に様々な虫が姿を現す。遊歩道の木橋の欄干に蟻が歩いていると思うと、アリグモという蟻に姿を似せた蜘蛛だった。蟻は蟻酸を出す嫌われ者で、姿を似せれば襲われにくく、また蟻に化けて蟻の巣に入って蟻を食べるらしい。蟻は昆虫で体が三つに分かれるが、蜘蛛は二つだ。あっという間に11時を過ぎる。

 ナズナの前できれいなテントウムシのような「ナガメ」というカメムシが茎に止まって汁を吸っている。ナズナには種ができていて、枯れる寸前に見える。根を掘って、ナズナは根から栄養や水分を吸収して実に送っているという。その水分をカメムシが吸っている。はじめは微小な大根のようなナズナの根も最後はほとんど姿がなくなるまで栄養を実に送りつくすそうだ。植物や昆虫らの生存のための戦略、闘いは凄い。

 様々な鳥の鳴き声がする。ヤブサメ、ガビチョウ、シジュウカラ、ウグイスなどなど。ヤマボウシやホウノキの花などを見ながら進むと、イタヤハマキチョッキリの揺籃があった。木はイタヤカエデに似るが、同種の北米産アメリカハナノキという。このゾウムシの一種は図鑑を見るとずいぶん綺麗な虫だ。

 ヤブテマリ、コウゾリナなどの花を見ながら最後に展望台付近にある枯れたネムノキの付近でとまる。様々な鳥が鳴いている。子育ての時期だ。シジュウカラなどの子育てを観察している会員らから、巣作りや餌とりなどに関して自身で描いた絵を見せながら解説。まず巣作りでは最初に家探しを行い、家が定まると今度は家作りの材料を集める。巣の中には獣毛や羽のほか、コケがたくさん使われているようだ。そのコケは例えば、目の前にあるエノキにたくさんついている。また沢方面にも様々なコケがあるが、コモチトウゲコケ、ヒロバツヤゴケなど、丈の長いコケが多く使われるそうだ。木に生えるコケが良く使われるのはとるのがより安全だという理由だろう。コケには殺菌効果、保温性の向上などの効果があるようだ。上のほうの高い木に茂みにはエナガの群れ、うるさいくらいの声だ。

 巣作りにはコケ集め3日間、卵を産むまで8日間、抱卵8日間(ここは少しメモが不正確)−−16日たってから親鳥が餌運びをはじめる。餌の3分の2が幼虫、4分の一が蜘蛛類で蜘蛛類は栄養上重要らしいーー肉食なのでたんぱく質補給かなーー

 最後に蟻浴の説明ーー野鳥が蟻を羽の中に飼うことは知られているそうだが、会員の観察で、シジュウカラも蟻を取って羽の中に入れていることが観察、撮影に成功。これは蟻に羽の取り付いたダニその他の寄生虫を食べてもらうこと、蟻酸の差中、殺菌効果、また羽がテカテカして輝くのだそうだ。これはほとんどとりだけが利益を得る一方的な関係らしい。このあたりが今日のハイライトで面白かった。ここでまとめの話をし始めると、アサギマダラが飛んできた。台湾など南方から数千キロ越えてわたってくる。すごい蝶だ。ここで餌を食べ、暑い真夏は高原に避暑に行き、秋に戻ってきてキジョランに卵を産み、越冬して春には孵ってキジョランの葉を食べて成虫になるーー。ウイキの解説によると、日本で生まれたアサギマダラは成長して秋に台湾など南方に渡り、そこで子孫を作ってその子孫が翌年、日本に渡ってくるという。同じ固体が行ったりきたりする鳥の渡りとは異なる渡りだが、同じ系統の子孫が同様の行動を続けるわけだ。アサギマダラは蝶の仲間では世界第二位の長距離移動の記録を持つという(10月10日に和歌山県でマーキングされ、放たれたアサギマダラの個体が83後の12月31日、香港で捕獲された(2500kmの移動)のが記録らしい。

 ここで今日の「生き物ウォッチング」は終わり。茂みの中の花に来ている蝶や展望台から見える蛭ヶ岳などを撮影し、近くのテーブルでおにぎり弁当(100円のローソン弁当)を食べる。会のメンバーもそこで昼食を食べながら反省会。感想などいろいろ聞かれる。参加者のほとんどは会メンバーと近所の住民。多くは顔なじみで遠くからの参加者は少ないようだ。ホームページで観て知ったというと驚かれたが、直接パークセンターに来て話を聞くかHPで観るかしか、こうした活動を知ることはないだろう。なかなか面白い活動なので、記録をHPに載せればもっと人が集まるだろうと思われる。生物を調べる人々の世界は「生き物屋」「○○屋」というマニアックな人々の世界だ。以前、「グッチョ先生」シリーズを書いている「拾い屋」の盛口満氏(「漂着物の博物誌」は名随筆集にも入っている)の本を何冊か、図書館で借りて読んだが、その中に「生き物屋図鑑」という自身生物の遺体等の拾い屋である生き物屋である盛口氏が出会った多数の「生き物屋」の生態を観察した面白い本だ。そんな面白い「生き物屋」の集まりであるこの会の人々はなかなか面白そう(失礼!)。生き物に関心のある方は一度参加してみることをお勧めする。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1253人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら