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Yamareco

記録ID: 29725
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

天女山から 権現岳 編笠山

2001年09月21日(金) 〜 2001年09月22日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
22.0km
登り
1,724m
下り
2,000m

コースタイム

前日 甲斐小泉駅まで移動
1日目 甲斐大泉駅−天女山−権現岳−青年小屋
2日目 −編笠山−観音平−12:00前?小淵沢駅
天候 晴れていた
アクセス
コース状況/
危険箇所等
登り応え、展望もよかったのですが、登った日を忘れています。
甲斐大泉駅から登山道まで、観音平から小淵沢駅までは長いです。
三ツ頭山に登るまではきつかったです。
多少ばてたのか、権現岳から青年小屋までの下りもきつかった記憶があります。
乙女の水は、とてもおいしかった!
写真はいまだ見つかっていません。

偶然見つかったメモ
大泉〜天女山 400Mの登り。傾斜がきつい
天女山〜前三ツ頭 前半はだらだら。後半は急登。かなりきつい。
前三ツ頭〜権現 ゆっくり登れば問題ないが、疲れが出るときつい。
権現〜青年小屋 鎖もある意外にきつい道。雨のときは要注意。
青年小屋〜観音平 途中、こけとしらびそが非常に美しい。
観音平〜小淵沢 正念場。だが、目の前に甲斐駒、鋸を見上げながら
       歩くのも悪くはない。気が多く、意外に照らされない。
 

感想

記録を取るって大事ですね。つくづく思います。
いい山行だったことは覚えているのですが、あやふやな点が多いです。
事情によりしばらく山の登れていなかったので、黒戸尾根のための
トレーニングという目的で行ったと思います。

          以下あやふやな記憶文
たしか小淵沢駅で寝た。そして朝起きた後、甲斐駒ケ岳を眺めながら
もってきたカップラーメンを食べた。
始発の電車で甲斐大泉下車。
金がないので歩く。
薄く霧が出ている高原の道を歩く。
駅を下りてからずっとアスファルトの道を登り続ける。
途中天女山の信号をすぎ、そこから山に入っていった記憶もあるが
どうもはっきりしない。
展望はあまりよかった記憶はないが、途中まで道の傾斜は緩やかだった。
だが前三ツ頭の下まで来るとかなりの急登だった気がする。
ガイドには、ここから展望が開けるとあるがあまり記憶がない。
ガスでもでていたのだろうか?
それなりに疲れていた記憶もあるが、権現岳についた。
北にはキレットをはさんで赤岳、阿弥陀岳など見えていたと思う。
南アルプスも見えていただろうか。
しかし展望以上に覚えているのは、下のほうからオカリナの音色が
聞こえたことだ。下に小屋があることは知っていたので、おそらく
小屋にいる方が吹いているのだと思ったが、青二才ながらいい音色だと
思った。
ここから青年小屋まで降りたが、疲れもありそれなりにこたえた。
青年小屋の広場にテントを張り、乙女の水を飲みに行ったが冷たくて
本当においしかった。
「遠い飲み屋」ののれんはこのときあったと思う。

翌朝、どうも天気を覚えていないが早朝編笠山には軽装で行ったと思う。
南アルプスの山々もみえていたはずだ。
北には塔のようにたつ南八ヶ岳の山々が見えたと思う。
ここから観音平に下り、時に登山道のようなところを、ときには牧場の横
をとおって小海線の小さな踏切を渡り高速道路の下をくぐると
小淵沢駅は近かった。


以下2012年11月にみつかったノートより

小淵沢でねるべく、夜12時半に駅到着後に、プラットフォームにある待合室
でねる。
どうやら駅改札口外の待合室で寝る人が少なくないようだ。

朝、快晴。甲斐駒の朝焼けを見る。やっぱり甲斐駒はいい。
例によって、駅から西に5分ほどいった畑を見下ろす道からみた。
始発で甲斐大泉へ行く。
6:30出発。アスファルトのしっかりした道を天女山までひたすら登っていく。
意外に勾配がきつく日が当たるのできつい。
天女山入り口には小さな標識と踏み跡らしきものが見えるのでそこにいくと、
整備された登山道に合流。
しばらく林間の登山道をいくと天女山山頂に着く。
南アと頭三つ岳がよく見える。
道は裸地を行くことが多く、日にかなり照らされる。
夏ならたまらないだろう。
途中石のごろごろしたところで、父から電話を受ける。
しばらくは緩やかに距離をかせぐ。
そしてしばらくいくと、森の中の急登が始まる。
小屋の人が立てたのか、目安の伝言板?のようなものがところどころあって
心がなごまされる。
私は、「お話出て来い」というラジオ番組をききながら歩く。
きつい。前三つ頭につくと展望が開けるが、見えるものは天女山とそんないかわらない。
木が少なく、あいかわらず照らされる。
三つ頭の山頂に着くと、北へ展望が開ける。
赤岳がまるで塔のようにたち、登る権現もユニークにそびえあがっている。
一度下った後、権現の登りに入る。
鎖が二本ほどあったが1本は?2本目は少し長いがたいしたことはない。
2本目のあと少し歩くと頂上直下につく。
頂上へは傾斜のややきつい岩を登っていけばつくが、頂上から北は
すっぱりきれおちており、キレットのすさまじさがわかる。
頂上からはオカリナの音が聞こえる。
なごやかな空気が流れている場所である。
青年小屋に行く。権現小屋で手ぬぐいを頭に巻いた男性とボッカの人が
別れをおしんでいるようで、
男性はオカリナをふき、ボッカの人のいくあとを、じっと見送っていた。
ボッカの人にすぐ追いつくかと思ったが案外速く、
岩交じりの道を楽々下っていく。
慣れているのだろう。
ぎぼしをまいたが、鎖が巻き道についてあり、結構緊張させられた。
青年小屋につく。
小屋で手続きをして帳簿をみると、同じ年で下関からきている学生がいた。
彼とは話さなかったが、富士山をじっと見続けていたところを見ると、
やはり九州の人という感じがする。
乙女の水をくみにいく。期待はしていた。
5分ほど歩くと水が豊富に出ていてすぐわかる。
しかも道は平らで、くみに行くのはおっくうではない。
いい水で、すごくつめたい。
夕方は青年小屋の奥さんが小屋から逃げ出した甲斐犬の雌の老犬を
追いかけていた。
「犬好きです」というと、対応が変わった気がする。
犬は意外にすぐつかまってしまった。
3連休でいそがしくて散歩にいってやれず、ストレスがたまっていたようだ。
今日は3連休の最終日、人は少ない。
夜は、話は聞いていたが、小屋の発電機がうるさかったが、
きづいたらねてた。
おきると星が美しく、ながれぼしもみれた。
おきてみるとやはりさむいが、覚悟していたほどではない。
めいをくい、テントを出て編笠山に暗いうちに登っていく。
写真をとるためである。
ごろごろした大きな石があるところを迷いながら歩き、ついに頂上につく。
頂上からのながめはすばらしく、北は赤岳、権現、硫黄、西のほうは
北アルプス(白馬〜のりくら、御岳まで)南アはいうまでもなく、
金峰方面もすばらしい。
道標を利用して三脚として2フィルム分とるが、
途中で勝手に巻き戻されてしまう。
AFだとバッテリーが寒さにやられてしまうようだ。MFカメラがほしくなった。

写真を撮り終えテントにもどったのが7時すぎころだったか?
かなり頂上で時間を使った。
テントをたたみ巻き道を下る。
巻き道は原生林の中を通過するのだが、こけがとても美しかった。
道はどんどん下っていく。
ほとんど展望はない。(一箇所、途中に展望の開けるところがある)
太陽に照らされるかと思ったが、観音平まではその心配はなかった。
下っていくと、途中十字路にぶつかる。
山の十字路というのはめずらしい。
地図を確認し、南の道をとると駐車場につく。
小屋のほうへはいかない。
ここから少しわかりづらく、ひかりごけを見学する道をたどると、
小淵沢への道となる。
林の中をしばらくいくと、突然あたりがひらけ、両側に唐松がはえ、
その中の草むらにひらかれた道を、南アルプスをみながら下っていく。
途中、美しい色をした蝶(はじめてみた、美しい色)をみて、気分をよくする。
しかし、駅までの道は長く、八ヶ岳の広大さをしらされる。
途中棒道を通過し、エアリアマップの道に従い下る。
この道は南アを見ながら素朴な村道をたどるいいルートだ。
松林の中を通過したり、途中でジューススタンドもあり、休憩所もありと、
変化もある。しかし、いかんせん長い。
ふみきりを2度わたり(小海線はループを巻いている)高速道路の下をくぐり、
地下道をもぐってあがれば、そこは昨日甲斐駒をながめた場所の近くだった。
(11:50頃着)小淵沢の駅から編笠、権現が見えるが、やはり遥か遠い。
10キロは歩いたのではないか?
駅にザックをおき、3分ほどのところにあるコンビニに、ビールを買いに
走った。まだ、余裕はあったのである。
いいやまだった。小淵沢発12:06の電車に乗った。



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編笠山〜ギボシ〜権現岳〜三ッ頭〜前三ツ頭〜天女山
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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