空模様が今ひとつの日は、鈴鹿のマイナーな山歩き(東山、キトラ、旭山、岳)

2021年03月06日(土) [日帰り]

• GPS: 04:13
• 距離: 11.8km
• 登り: 879m
• 下り: 881m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:45
• 休憩: 0:28
• 合計: 4:13

7:07 道の駅「奥永源寺渓流の里」
8:21 8:22 東山（中峰）
8:25 8:33 東山（西峰）
8:40 8:46 キトラ
8:51 8:52 東山（西峰）
8:56 8:57 東山（中峰）
9:16 9:17 石仏
9:24 9:25 旭山
9:28 9:28 石仏
9:43 9:45 山ノ神峠
10:28 10:35 岳
11:13 11:13 岳登山口
11:20 道の駅「奥永源寺渓流の里」

天候

霧雨のちガスガス。風ぴゅーぴゅー。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道421号線で石榑トンネルを抜け、東近江市の道の駅「奥永源寺渓流の里」へ。ここを起点に周回しました。道の駅に登山者用駐車場もあります。

コース状況／危険箇所等

○全体
　道は明瞭で、ピンクテープがこまめにありますが、指導標識は皆無です。自分の現在位置を知るためにも、GPS、コンパス、地図はあった方がいいと思います。

○政所地区〜東山、キトラ
　一本調子の登り道です。勾配の緩急はほとんどなく、ただひたすら上を目指して歩くのみ。結果論ですが、今回の周回コースでは下りに通るべきでした。
　ピンクテープがこまめにあるし、仮になくても尾根芯に沿って歩けば問題無しです。
　上の尾根に乗っかると、倒木があったり、ユズリハなどの潅木類がもさもさしていて歩きにくい。さらに東山、キトラの付近は、自分がどこに向かっているのか分かりにくかったりします。

○キトラ〜旭山
　ユズリハなどがもさもさしているところがある以外は問題無しです。

○旭山〜岳
　中部電力の送電線管理なので道は良好です。迷いやすいところも何ヶ所かありますが、ピンクテープをロストしなければ大丈夫。

○岳〜黄和田地区
　今回一番（唯一？）の要注意ポイント。岳の肩から標高600メートルくらいまでは、結構な勾配で、さらに粘土質で滑るのなんのって。雨上がりなのでなおさらです。さすがに今回は下るのに難儀しました。もちろん登り坂でも厳しいですが、下りよりはマシでしょう。一度派手に滑りました。

写真

3/6 7:07

道の駅「奥永源寺渓流の里」。
霧雨が降る中、天気は好転すると信じて出発です。
どのみち、登ったところで期待するような眺望があるわけじゃないので、曇り空で上等です。

3/6 7:15

蓼畑地区には、茅葺き屋根の家だったり、どことなく郷愁を感じる住居が点在。

3/6 7:28

県道34号線をとぼとぼ歩き、政所地区を抜けた先の茶畑から山へ突入です。

3/6 7:56

樹林帯では雨風はしのげるけど、風にあおられて無数の水滴が落ちてくるので、かなりビタビタ。

3/6 8:14

高度が上がるにつれ、ガスも濃くなり視界不良。
ひとまず尾根に沿った一本道だし、こまめにピンクテープがあるので何の不安もないけど、開けたところだと不安でしょうがないだろうなぁ。

3/6 8:25

尾根に乗っかると、ユズリハなどがもさもさした道でした。
ピンクテープに導かれるまま進むと、東山の西峰。
ガスガスと関係なく、特に眺望はなさそう。
ピンクテープは先にも続いていたので行ってみたけど、特に何もなかたです。はい。

3/6 8:36

東山からキトラへ転進です。

3/6 8:40

念願のキトラに到着！
ガスガスだけど、晴天と時と見える景色は同じ。

3/6 8:40

鈴鹿界隈でよく見かける赤線と青線の入ったプレートです。
元々はどなたが設置されたのかな？

3/6 8:55

旭山へ向かう途中、何かあると思ったら、東山の中峰のプレートでした。ここも特筆すべきことはないので、写真を撮って早々に先へ進みます。

3/6 9:17

岳から旭山、ヒキノそしてノタノ坂へ続く尾根道に合流です。
よくネットで見かける石仏とご対面です。かつては人が往来していたということでしょうか。

3/6 9:18

旭山へ向かって快適な歩きやすい道が続きます。

3/6 9:22

旭山の山頂。三角点はもさもさの下。
山頂名を示すプレート類はありませんでした。
木々に囲まれているので、ガスガスと関係なく眺望はなし。
いさぎよくUターンです。

3/6 9:35

あとは岳へ向かって、ガスガスの中をえんやこら。

3/6 9:41

ある程度眺望が期待できる鉄塔敷もこの通りです。
ガスガスです。

3/6 9:46

山ノ神峠。お地蔵さんでもあるかと思ったけど、何もなかったです。

3/6 9:48

スギの人工林ですが、これはこれで雰囲気があってよろしいです。

3/6 10:30

やっとこさで岳に到着。ここも天候に関係なく眺望なしの場所でした。ある意味ガスガスの日に歩いて正解です。

3/6 10:38

岳の山頂からちょっと先へ進むと、沼地があったり感じのいい二次林が広がってました。晴れの日なら弁当広げても良さげな空間です。

3/6 10:39

ここから急降下の始まり。
ズルズル、ズリズリ滑りながら、木につかまりながらの降下です。
ほんとに、石灰岩質のところはよく滑ります。

3/6 11:09

京極黄蘗城跡の石碑。城跡うんぬんより、きれいな石積みが残っているのにびっくり。

3/6 11:12

農地だったのか、集落の跡なのかは不明ですが、きれいに石垣が残されてました。

3/6 11:13

黄和田地区の岳登山口。
無事に麓へ降りてこられてヤレヤレといったところ。

3/6 11:15

飛び出し坊やの「とび太くん」と岳。

3/6 11:20

無事に道の駅に到着。
今になって岳にかかっていたガスは取れてきたようです。よくあることですが、今ひとつ釈然としない・・・。

撮影機器：

D5600 ボディ ニコン

感想

kimiron

週間予報では、週末は雨模様の予報でしたが、くもりに変わったのでお山へGO。ただスカッとした晴れ間は望めそうにないので、こんな時こそ眺望がよくない山を選択。選んだ行き先は鈴鹿の岳、キトラです。
朝方の雨は歩いている途中には止みましたが、終始ガスガス。どのみち眺望がないからガスガスでも同じじゃん、とも思いますが、やっぱり晴れ、もしくはくもり空の方が気持ちよく歩けますね。
何はともあれ、念願のキトラと岳を踏破できたのには満足です。

山で出会った人：ゼロ人（今回はケモノにも会わず）