憧れの常念岳へ

2013年05月13日(月) [日帰り]

• GPS: 09:34
• 距離: 16.1km
• 登り: 1,757m
• 下り: 1,793m

コースタイム

6:00駐車場
6:15登山口
7:20王滝ベンチ
8:10笠原
8:40胸突八丁
9:05水場
9:55常念小屋
11:45山頂12:10
13:00常念小屋
14:40王滝ベンチ
15:25登山口
15:40駐車場

9時間30分　歩行距離16km　高低差1636m
GPS電池切れのため表示がおかしくなっています。

天候

快晴、稜線で風が強い

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

特に危険箇所はありませんでした。1800mを越えた辺りから雪が出始めます。
笠原から常念乗越までは完全に雪道。雪渓部分はアイゼン、ストックは必要。デブリはありませんでした。
常念乗越から山頂手前の分岐まではほとんど雪は残っていませんでした。分岐から山頂までは再び雪道になります。

写真

これから登る常念岳、テンションがあがります。隣りには横通岳も見えます。

道を間違え三股の登山口に向かってしまい、1時間のロス。5時出発の予定が6時になってしまいました。一ノ沢駐車場には3台ほど停まっていました。平日なので少ないですね。

駐車場から登山口に向かう林道でサルの群れと遭遇。林道にはサルの糞がたくさん落ちていました。

15分ほどで登山口に到着。

キレイで雰囲気のあるトイレです。沢から引いている水道があります。

山ノ神に登山の無事を祈願。

沢沿いの気持ちのよい登山道です。ゆっくりと高度を上げていきます。

常念岳が姿をあらわしました。

1800m付近から雪が出始めます。ツルツルの凍結箇所はなく、歩きやすいです。

王滝ベンチ

5/13 8:19

雪渓を登っていきます。照り返しもあり非常に暑いです。半袖Tシャツ1枚でもいいくらいでした。

5/13 9:12

BCスキーのペアは山頂に直登していきました。

5/13 9:12

常念乗越へ向かいます。

5/13 10:06

常念乗越に到着。稜線に出るとかなり風が強い。10数メートルはありました。汗を拭い急いでアウターを着込みます。ここの絶景だけでも充分満足できます。

5/13 10:07

常念小屋と槍ヶ岳。

5/13 13:13

常念小屋のベンチで少し休ませていただきました。

5/13 10:07

横通岳。

5/13 10:07

これから向かう常念岳。

5/13 10:32

岩石帯を登っていきます。

もう少し。

前常念との分岐です。山頂までの距離は短いのですがここから先は再び雪道になります。

5/13 11:58

山頂付近にいたイワヒバリ

5/13 12:03

山頂独り占め。山頂にいた15分ほどは奇跡的にほぼ無風。北アルプスの峰々の姿を満喫しました。

5/13 11:58

5/13 12:05

槍ヶ岳

5/13 12:06

前穂高岳、奥穂高岳、北穂高岳

5/13 12:05

大天井岳

5/13 12:05

薬師岳方面、まだまだ雪が多いですね。

5/13 11:58

白馬岳方面

5/13 11:57

蝶ヶ岳に向かう稜線。

5/13 12:06

乗鞍岳、御嶽山

5/13 11:59

前常念岳

5/13 12:15

山頂を後にしようとしたところライチョウが近寄ってきました。

5/13 12:15

こちらの様子を伺っています。ほんの2m先です。

5/13 12:15

ポーズを決めてくれました！

5/13 12:15

さらに近づいてきて

5/13 12:15

5/13 12:15

5/13 12:15

5/13 12:15

走る姿もまたかわいい。

5/13 12:15

ライチョウの大サービスでした。

5/13 13:17

常念乗越からの下り。けっこうな高度感。

5/13 13:46

BCスキーの方が颯爽と下っていきました。最高に気持いいんだろうなぁ。「自己満足の世界だよ〜」と笑っていましたがすごいです。湿った雪で滑りにくかったと仰っていました。

5/13 13:54

ダケカンバの見事な林。

5/13 15:22

芽吹きのエネルギーに満ちあふれています。

5/13 15:41

のんびりと駐車場に向かいます。新緑の緑と青い空が眩しい。

5/13 16:20

つい数時間前はあそこにいたんだなぁ。まさに別世界でした。これだから山はやめられません。

撮影機器：

iPhone 5 Apple

NIKON D3200 NIKON CORPORATION

感想

petercat

もう二十年以上前になりますが、松本での学生時代、授業をさぼるとよくアルプス公園にいっていました。アルプス公園から一番美しく見えていたのが常念岳でした。登山を始めて以来、登ってみたい山に思いを巡らせるとき、いつも思い浮かぶのは常念岳の美しい姿でした。
今回、好天にも恵まれついに憧れの常念岳に登ることができました。帰り道にはなんだかあらゆるものに感謝したくなるような、そんな気持ちになっていました。